松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

たまにはまじめな話でもしようか

2010-11-07 11:33:11 | なんでもない日々
小学生のころ、松浦にとってアメリカは社会のシステムからその「自由こそ正義」という思想まで、すべてがあこがれでした。
そしてハリウッドの映画は人生の教科書でもありました。
当然、軍事政権や独裁政治なんてものは打倒すべきだし、そんなものにだまされている国民は哀れだと思ったものです。

しかし今日の日本を観察していると、政治体制の過渡期においては軍事政権のようなものもの必要なのかな、と考えざるをえません。
その代表的な事例が、先日の海上保安庁のビデオ流出です。

海上保安庁には、激励や犯人捜しをするなといった電話やメールが送られてきているそうですが、その気持ちがよくわかるのです。
体を張って国土を守り、犯人を捕まえた。
本来ならば、表彰されていいくらいです。しかしながら、政治家どもは何の条件もつけずに「検察の判断」として犯人を釈放。
これじゃあ、現場の職員がビデオの流失をもくろんでも当然だと思うのです。

それに対して、鳩山は「クーデター」という単語を使ったそうです。
クーデター? 結構じゃないですか。
何もしない。何もできない。お金と時間だけを浪費している今の政治家どもに比べたら、その馬鹿のおもりをさせられている官僚と現場で体を張って働いている職員に任せた方が、まだ気持ちがいいというものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする