松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

ゆらぐ絶望感

2010-11-21 09:06:03 | アニメ・コミックで思うこと
さよなら絶望先生(23) (少年マガジンコミックス)
久米田 康治
講談社


さよなら絶望先生、二十三集です。
今回はあまり絶望感は漂ってきませんでした。
久米田康治先生、精神状態が安定しているのかな。

こう言ってしまうと、身も蓋もないのですが「ふつうにおもしろい漫画」でした。
「勝手に改造」末期のはじけちゃった感もなかったですし。きれいまとまっている回が目立ちます。
暴走の末の破綻が持ち味だった頃が懐かしいのは、松浦だけでしょうか。

いや。
たぶん、これが本来の姿なのですね。
人が追い詰められて、苦しみ抜いて描いた漫画をさらさらっと読むなんてできませんから。
コメント
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