今日は恥をさらすよ

ここで、この話題をこのタイミングで取り上げることがどうなのか？
自分でも悩んだのですが、今日は一日雪に閉じ込められているのと、昨晩徹夜だったので脳がヘンな状態なのでしょう。

まずはじめに。
昨年のことですが、父がついに結婚相談所に泣きついた模様。
しかしながら、そういうものは公務員とか金融マンに許される娯楽であって、フリーのライターなんぞはお呼びではないのです。
だいぶお金を失ったのでしょうけど、当然なにも得るものはありません。
長い説得と、粘り強い交渉の末ようやく縁が切れる段取りとなりました。

テレビのコマーシャルが禁止されている関係でしょうか。
ネットを見ていると、結婚相談所がらみの広告は多いです。
以前は半分関心があり、半分は鼻で笑うような気持ちでみていましたが、今は複雑です。

今まで気にならなかった無縁の自分が、ひどくダメな人間に思えて仕方ありません。
実際、ダメなんですけど。自分で認定しているのと、世間から認定されるのはダメージが違います。
サンクコストとか、コンコルド効果とか。人間は得ることより、失うことを恐れるようです。
年老いて死ねば安らかな眠りが得られるのに、生きていることが失われるのを恐れるのです。
同様に、ひとりでいることで得られる自由より、人並みの人生は送れなかったという後悔は大きいのです。

自分で認定するのではなくて、世間からの認定になれるまではしばらくつらい時間が続きそうです。