松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

なぜ今、マンガ原作なのか

2011-09-13 16:45:23 | なんでもない日々
強化月間だ、電撃作戦だ、といってるわりにはマンガ原作しか書いてないじゃないか!
といわれそうですが、これにはちゃんと理由があるのです。
今日は、そんな話。

そもそものきっかけは、テキスト原稿でなおかつ持ち込みを受け付けているのはコミック原作だけだったからです。
まさに、「求められているところに行きなさい」です。

編集者って忙しいですよ。
その忙しい人たちが、ぱっと見では能力がわからないテキストベースの原稿を読むってことは滅多にないことです。もちろん、文芸の世界では持ち込みなんてものはとっくの昔になくなりました。
でも、文芸に輪をかけて忙しいであろうマンガの編集者が読んでくれるっていうのだから、人の入れ替わりは激しいんでしょうね。

今がマンガの時代だなんていう気はありません。
正直言って、映画、テレビ、ゲームと、次々に散っていって、流行しているメディアなんてないのかもしれません。
じゃあ、なぜマンガなのか。
いきなり本丸に突貫できるからです。
小説もそうですが、メディアミックスの中核になり得る媒体です。
そして当然修行は必要ですが、実力主義の世界です。
ね、魅力的でしょ?
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (ホムラ)
2011-09-13 21:51:33
まぁ、たしかに、漫画は、まだまだ衰退するとは思われないメディアかな。
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ホムラさんへ (松浦徹郎)
2011-09-14 05:59:25
休刊になるものもありますが、そもそも週刊、月刊あわせてあれだけの数のコミック誌が世に送り出されているというのはすごいことです。
返信する

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