松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

最初で最後の多摩テック

2009-09-10 18:55:55 | なんでもない日々
関東甲信越でない方はごめんなさい。
とってもローカルなネタなのですが、東京の多摩丘陵にある遊園地に『多摩テック』なるものがあります。

特徴は、なんといってもモータースポーツを連想させる乗り物が満載なところ!
男の子の心をわしづかみなコンセプトなのですよ。

そんな魅惑の遊園地との出会いは、小学校の遠足。
残念ながら、多摩テックではなく、隣の多摩動物公園。
でね、多摩動物公園を歩いていると、音が聞こえてくるんですよ。
「あー、なんで遠足が多摩テックじゃないんだろう」
って、嫌々展示されている動物に失礼なことを考えながら園内を散策しましたよ。

それから早20年。
今度は経済的な理由ではなく、社会的な立場の問題で行けなくなってしまった多摩テック。
しかし、今月いっぱいで閉園だそうです。
そんなニュースを聞いてしまったら、行くしかないじゃないですか。

で。
行ってきました。多摩テック、……に併設されているクアガーデンに。
いい湯だったな。
夕焼けがきれいだったな。
ちらっと見えた、多摩テックのゴーカートコースがよかったな。

そんな夏の想い出。
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久々のコバルト文庫

2009-09-09 19:29:39 | 一般書籍で思うこと
円卓の乙女とただひとりの騎士―霧の街のミルカ (コバルト文庫)
青木 祐子
集英社

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なんともなしに買って読みました。
読み終わって気づいたのですが、シリーズ二作目だったのですね。
ま、あとがきを読むまで気づかなかったくらいですから。読み切り作品として、優れているのはもちろん、もしかしたら一作目を読んでいる読者にしかわからない楽しみ方もあったのかも。

さて、内容ですが。
うん、これは正真正銘の少女小説だ。
アクションなし、バトルなし、殺人なし。
強いてあげるならば、足のつく浅い池でボートから人を突き飛ばすくらいでしょうか。

少女三人(主人公のミルカをいれて四人)の腹の探り合いだけで物語りは進行します。それで長編が一本できてしまうのだから、少年向けとはまるで違いますね。
しかしながら、本書を読んでいてどことなく『文学少女シリーズ』の要素を意識しているのでは? と思える構成が目につきました。

たまたまなのか、それともこのシリーズ全体を通しての特徴なのかは、一作目を読んでいないので、なんともいえませんが。
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効率の悪い人生

2009-09-08 17:30:00 | なんでもない日々
回り道ばかりしています。
いったい、どれだけの無駄な時間を消費したでしょう。
あんまり振り返ると、帰ってこられなくなりそうで怖いです。

まず、おとなしく大手に投稿を繰り返していれば、自著が書店に並ぶことはなかったでしょうが、まあ自分の意識の中では「これは趣味だな」と割り切れたかもしれません。
運良く出版にこぎ着けたものだから、「もしかしたら」と魔が差すんですね。

それ言い出したら、そもそも作家なんて志さなければ……。
などなど、とにかく松浦の人生、無駄な時間が多すぎです。

最近、よくいわれること。
「順調にいっていれば、今頃は孫の顔がみられただろうに」

ま、気質の人生を送っていたとして、果たして結婚できるのか? という疑問は置いておいて、とにかくそんな風な目で見られているのだな、と痛感。

でもさ。
小学校一年生の将来の夢が、『汚職官僚』なんて時代だよ。
松浦みたいなのが、少しはいてもいいんじゃないだろうか。
無理に同意は求めませんが。
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足にきた

2009-09-07 17:55:55 | なんでもない日々
頭にきた! なら、ねねちゃんのお母さんのように、ぬいぐるみに八つ当たりする。とか、いろいろ選択肢があるのですが。
重労働の果てに、足にきた! だと、もう太ももぱんぱん。
どうにもならんです。

ところで、四柱リフトってご存じですか。
まあ、知っている人は言わずもがな。知らない人は、なんじゃそりゃ?
ですよね。

まあ簡単に言えば、マンションなんかにある立体駐車のためのカーリフト。のようなものです。
ようなもの、と書いたのは、一台分の駐車スペースに二台止めるのが目的ではないから。
そう、車をそのまま持ち上げて、下回りの作業をしようという便利なものなのです。オートバックスとかでも、車が肩くらいの高さにあげられているのをみたことがあるでしょう。

で、ふつうオートバックスなんかだと「危険」という理由でピットには客は入れないのですが、本日お邪魔したのはその名も「レンタルピット」です。
そう、オートバックスと対極にあるもの。クルーがいなくて、道具がある。
自分のことは、自分でやりな。

実に漢な店じゃないか。

で、挑戦してみたらたった二時間の作業でへとへと。ぼろぼろ。汗だく。
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やりたいことを整理すると

2009-09-06 14:15:16 | なんでもない日々
なんだか、本は積んであるし。
HDDには録画した番組がいっぱいだし。
書きたいプロットもあるし。
で、こんがらがっています。

そろそろ、書き出してみて整理しないと。というわけで、いまどんな状態かお知らせをかねて書いていきますね。

1)金曜ロードショーでやっていた20世紀少年の第二章をみる。
2)コバルトの、『円卓の~』を読み終わる。
3)『狼と香辛料』を読む。
4)ブルーバックス『場とはなにか』を読む。

ここまでで、机の『上』に乗っかっているものは少し片付くはず。
以下、未開封のもの。

5)ブルーバックス『カオスからみた時間の矢』他3冊を読む。
6)『大正野球娘』をみる。
7)GA文庫の、受賞作を分解する。
8)『プログラムする宇宙』を読む。

ふぅ。
なんだか頭痛くなってきた。
今日が6日だから、連休までは約二週間。
連休中は新しいことに挑戦したいから、それまでにぱぱぱっと……。
片付くかなぁ。
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あれでよかったのかな

2009-09-05 14:41:50 | なんでもない日々
八月末に、原稿を送った。

実は、その一週間前に一度送っているのだが、どうにも落ち着きが悪くて三日間原稿から離れて、ようやく納得いくところまで書いて送り直したのだ。

受領メール以来、音沙汰がないところをみると、どうも編集作業に入っているようだが。あれでよかったのかな、と思うことがある。
じゃあ、もっと改良の余地があったのか? と問われれば、今の自分には無理。としか答えようがない。

でも心に残るのは、終わったという爽快感ではなく、大丈夫かなぁ、という不安感。
夏ばてということもあるのだろうけど、自分でも頭がさえていないのがわかる。
なんとなく、リミッタがかかって能力が限定されている感じとでもいいますか。

このけだるさは、誰もが感じていることなのだろうか。
五月病ならぬ、九月病だと思うしかないのかな。
肩の荷下ろし症候群という言葉もあるようだし。

元気があれば――――。
うん、確かに。元気がないと、なんにもできないね。
元気だけじゃだめなんだろうけど。必要条件というのかな。
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コメディだったのか……

2009-09-04 18:08:00 | アニメ・コミックで思うこと
ACONY 2 (アフタヌーンKC)
冬目 景
講談社

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早いぞ発売。
冬目景さんなのに。
その辺は、巻末でも触れていましたが。とにかく、一巻が発売されてから、二巻が出るまで早かったなぁ。

そして、帯で意外な事実が。
『GOTHIC BLACK APARTMENT COMEDY』なんだそうです。
そうです。コメディだったんですね。

実際、一巻の時とはちょっと雰囲気が変わっていて、コメディ色が強いかな。
でも、ストーリーを推し進める物語のバックボーンもしっかり用意されているようだし、なんだか安心して読めます。

そっかー。
コメディ、ねぇ。
そっちに振ってくるとは思わなかったよ。
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モバイルで失礼

2009-09-03 18:34:25 | なんでもない日々
久しぶりに出ずっぱりの一日です。
でした。じゃなくて、です。
まだこれから一件用事があるんです。
まぁ、執筆がらみなので楽しみといえば、その通りなのですが。

それにしても体力落ちたなぁ(泣)
今日なんか過ごしやすい気温だったのに、かなりへばっております。
精神的な支えって大切ですね。
なにも無いのは無敵。というのは、ウソですな。
太宰先生も書いているじゃないですか。『身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ』というのは、ウソですよと。

根気よくこのブログに付き合ってくださっているあなたなら、承知のことと思いますが、現在松浦は迷走中です。
しかし、今月末までにはけりをつけるつもりです。
どうぞ、生暖かく見守ってください。


-----------------
sent from W-ZERO3
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執筆前に、

2009-09-02 17:55:55 | なんでもない日々
決めておかなければならない事項について、まとめようかと思います。

まず、投稿先(仮)。
これは、レーベルによって客層も編集部の想定している読者も違うと思われるから。
(仮)なのは、書いているうちにレーベルカラーに合わないものに変わっていくかもしれないので。

次に、編集者に訴えるコンセプト。
言わずもがな。最初の読者にして、最強の読者を納得させないとその先はナッシング。
たとえ、ここであげるコンセプトとは別に、自分なりの売りがあったとしても、編集者がほしがっている(であろう)コンセプトを掲げないと、出版してやろうという気にはならない。


そうしてみると、なんだか新人賞ってのは鮎釣りに似てますね。
えさをつけて針を垂らせばいい、ってものじゃなくて。
えさ(原稿)は、もうそれこそ山のようにまいてあるのだから。だから、あとは上手に岩陰を狙って引っかける。

一流の作家様は、それこそ投網で一網打尽ですから。いいよなー。
と横目に見つつ、地道に針を垂らすしかないんだろうな。
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暑かったり、寒かったり

2009-09-01 16:16:16 | なんでもない日々
昨日と今日の最高気温差、11度だそうです。
ちなみに時節でいうと、昨日が10月下旬なみ。今日は真夏日。
車のエアコンも、温度設定のダイアルをカチャカチャと。
体調管理も一苦労ですね。

さて。
やたらとイベントの集中していた八月下旬を乗り切りました。状態はあんなに悪かったのに。
九月は謎の連休もあるし、悲しいかな、スケジュールはとってもゆったり。
せっかくですから、見直したいと思っていた執筆スタイルを改めようと思います。

具体的には、プロット以前の段階までさかのぼって、『通る企画』を合い言葉に数本企画書を書こうと思います。
企画書といっても、そんなたいそうなものじゃなくて。Goサインが出そうなアイディアをひねり出すべく、コンセプト、テーマ、大まかな筋だけで。

思えば、ここ最近インプットを怠っていたな、と反省せざるを得ません。

なにが受けているのか?
なぜ受けているのか?
なにを求められているのか?

順番が前後しましたが、小手先の技術が身についた今だからこそ、その辺を見つめ直したいと思っています。
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