お寺ふぁん

写真撮ってきたから見て~♪ 程度の記事書いてま~す!

三田花山院 大舟寺のかや 十割そば山獲

2011-07-16 | 日記

 明日17日は祇園祭り山鉾巡行です。

 カレンダーの都合で勤め人はなかなか行けないので出かけてみたいと思います。

 宵山も行ってみたいですが、おっさんが一人でいくのもね~・・・

 ということで本日近場に出向いてみます。そばでも食べに行ってみましょう。

 

 まずは花山院。フルネームだと東光山花山院菩提寺です。

 ここまでの参道は、結構広いです。直線的にぐんぐん高度を上げます。

 

 かなり日差しが強いです。

 

 こじんまりした堂宇が並びます。なにか女性的ですね。

 

 玉垣の中が院の墓所だそうです。

 院は剛毅と言おうか、洒脱と言おうか・・・皇位の即位式のときに女官を高御座に引き込んで何事か皇位・・もとい行為をなされたとか・・・何事かって・・そのまんま、そういうことですね。<(*´ー`)

 しかし、人間味のある方で、慕ってくる女官も多かったとか・・・

 

 眺望はききます。遠景は六甲山塊。有馬富士が目前です。

 

 水面は千丈寺湖。 その先に家島群島、小豆島の浮く瀬戸内播磨灘まで見えていると思うのですが、はっきり海とまで判別できませんでした。 また、おそらく淡路大橋の橋塔だなと思える”ポッチ”が見えます。

 

 ”かなかな・・・”といった感じのせみとは違う泣き声。 主はこの方でした。脚と触角が非常に長いです。脚の長さのために移動速度も速いです。 あっという間に木の高いところに登っていきました。

 

 

 もみじがこの季節うれしい緑陰を提供しています。

 彩色が残っています。 往時は秀麗だったことでしょう。

 ここへも・・ 別の個体です。 飛翔力もあるようです。 ”邯鄲”とかいうんじゃないでしょうか?

 

 入山料は取られませんが、参道の維持費500円(乗用車)が必要です。

 結構次々と車が上がってきます。 寺務所で払おうと思うのですが、参拝客と話し込んでいてなかなか開きません。

 僧職の人ではないと思うのですが、話好きの人のようです。

 私もどこから来たのかと聞かれました。 私からは琴弾坂というのが見あたらなかったようだが? と問うと、中腹くらいのところ、帰路の方がわかりやすいと教えてもらいました。

 寺域は女人禁制、院を慕ってきた女官たちが院に最も近づけるこの場所から琴を弾いて想いを伝えていたとか・・・ しかし、女人の装束でここまで来ることは結構大変だったと思います。道も今ほど広くなかっただろうし・・・

 境内からも見えた有馬富士です。 ふーん、確かに富士ですね。

 

 昼食のそばやを探します。

 

 

 ミニ動物園というか・・・にわとり君たちの迎えてくれるそばやです。

 

 チャリダーのお客が帰るところでした。

 むぎとろとのセットを頼みました。

 そばとむぎめしとやまいも、本来的にはまずしい食べ物なんでしょうね。うみゃいです。

 しおで食べるそばというのも甘くておいしいですね。冷えた日本酒でもあれば、中毒だな・・・

 とろ~とした蕎麦湯で締めです。

 

 そばや(山獲)の前から特徴のある山稜が見えています。ひょっとして羽束山では?

 店の人に聞くと、ご主人が羽束山(はづかざん)だと教えてくれました。 ”ざん”なのか・・”やま”かと思ってたな~

 那須与一にゆかりがあるとか・・・ご主人も話好きのようです。標高もご存知でした。

 それにしても、この辺の山は高さの割にはかっこいい山が多いですね・・・

 

 

 帰路にかやの大木のあるという大舟寺に寄ります。

 いかにも禅寺といった雰囲気です。 黄檗宗だそうです。

 

 なかなか大きな木です。 枝を張り、境内に樹陰を落としています。

 雰囲気を持ったお寺です。

 かやの樹陰のお”陰”でしょう。 あじさいが灼けずに色を保っています。

 

 あたりに甘い香りが漂っています。 実をつける時期のようです。

 なにぜみでしょうか? 新しいです。羽化は今朝あたりだったかもしれませんね。

 日差し強し。 駐車場からかやぶき屋根が見えていました。

 さー 帰ってビールかな~(^^;)