お寺ふぁん

写真撮ってきたから見て~♪ 程度の記事書いてま~す!

和歌山街道 高見山 酷道368号

2011-07-24 | 日記

 晴れた日曜です。

 家になんかいられません。できるだけ有料道路を使わず、快走できるとこ・・・

 

 国道166号は、和歌山街道に沿う歴史的重みの重い道路とのこと。行ってみます。

 阪神高速14号~南阪奈~・・と乗り継ぎます。

 

 鷲家(わしか)という所に天誅組の終焉の地があるということですが、いつのまにか過ぎてしまいました。特に何もなかったように思えるのですが・・・

 ほぼ、今日の目的といっていい、高見山が見えてきます。

 げ~・・・やはり車降りないとだめですね・・・油絵のようになってしまいましたが、山容はわかりますね。美しいです。 

 

 この山の肩を通って三重に抜けていたそうです。

 現在は霧氷の見える山として有名ですね。 そして、峠の下に2キロを超えるトンネルが開鑿され、抜けるとジェットコースターのようなループでグングン高度を下げます。

 この景色を平面的に撮ろうと広くなったところでは車を停めて振り返りながら走ったんですが・・・・ うまいとこありませんね・・

 

 地図で走行予定経路を見るとき、山のてっぺん付近にお寺があるようだとウェブで調べてみます。こういうお寺というのは墓守だけじゃない場合が多いんですね。

 ということで天開山泰運山に寄ります。

 

 

 谷川のせせらぎを登り詰めたところにありました。

 途に仏様が祀られていて、ほんと聖地といった感じですね。

 

 ”バスクリン”の水でなく、すきとおった水の中だと鯉が美しいですね。

 

 

 この鐘が特徴のあるものです。八角ですね。表にも裏にもびっしり経文などが彫ってあります。

 

 

 鐘堂のすぐ奥、結構な量の地下水の滴りがあり、池になっています。

 めだかが泳いでいます。それとたくさんの尾びれさん達・・・

 この方が保護者、いや、製作担当者の方でしょう・・・

 

 

 

 

 水は飲めるんでしょうね。きれいな水です。 岩盤は堅そうな岩です。花崗岩質?

 

 この向かって左側が沢です。

 

 かなり傾斜が急です。 少し動くだけでいきなり腹が減ってしまいました。

 山を降りて蓮ダム湖入り口付近の「天の庵(あまのいおり)」という店に入ります。

 

 

 店の中も外も”鑑定団”のような感じです。

 

 沢の水を出してくれるようです。

 

 「庄屋御膳」(1500円)です。 さかなは和歌山から仕入れるとのことです。

 さすが”和歌山街道” ?  建物もほんとに”庄屋様”だったようです。

 

 店を出て、ダムの堤体を見てみたいと思って寄ってみましたが・・・・立派な山ですね。

 香肌のマッターホルン?

 

 いったいなにがあったのでしょうか?

 兵どもが夢のあと・・・立派な兜首が多数討たれています。

 

 大きな展望施設です。

 

 勢い良く放水中です。

 しかし、こまかい粒子で濁っています。これがダムの問題の一つですね。

 

 国道422号はつながっていない国道です。 険しい山が越せません。

 国道166号から分岐している側の行き止まりがつつじの公園(キャンプ場)になっています。

 水がきれいです。 荒滝不動といって不動明王を祀っている祠がありました。

 おしまい、おしまい・・・というところですが・・・

 

 368号経由で帰ります。

 この道をまっすぐ進むとさくら百選の「三多気の桜」になります。 大阪方面から来たときいい道だったし・・・と進みましたが、なんとなんと・・途中から森の中を進む急勾配、急カーブ、ヘッドライトをオートにしておくと点灯してしまうような暗い道です。

 舗装はしてありますが、落葉や落石、傷みでアスファルトの感触のない所が多いです。洗い越しではないと思うのですが、路面に川状に水が流れている所もあります。

 

 しかし、さすが国道、交通量は結構あるんです。谷は深いけどガードレールもなし。離合できない場所がほとんど・・・とほほ

 

 今日は、途中から大雨でした。 この区間じゃなくてよかった・・・

 

 西名阪事故渋滞ということで、大和高田の街中を初めて走りました。なんて道なんだ・・・

 帰ってこれてよかった・・・