こんにちは、秋田・地ビール 湖畔の杜レストランORAEのミミです
今回は何の支援で岩手県山田町に伺ったのかは次回のブログでご報告を致しますが、山田の今の状態をおわかり頂きたく写真をアップいたします。
本当に街が黒いというのが恐ろしかったです。
激しく揺れ、そしてあらゆるものが驚異的な力で粉々に壊れ、そして焼けた。
これが岩手県山田町です。
このあたりには火災はなかったようですが、山の
中腹に程近いところまで津波が押し寄せた事が
わかります。
道路脇の則面まで流された車
本来は見えていなかった海が見渡せます
魂も何もかも抜け殻になってしまったかのような
建物に、まるで更に生気を吸い取るようにからみつく
浮き。海ぶどうのようです。
この橋を超えて津波がきたのです。
燃えた建物
一面、街が黒いのです。
山田町には思い出のものを探し求める
事さえ叶わなかったエリアがある事に、深い悲しみ
をおぼえます。
何ものも制御不可能な津波の力を知る1枚です
右はし上部に見えているのが電柱です。
この防波堤の高さがおわかりになるでしょう。
津波はこの防波堤をなんなく乗り越えてきたのです。
もぎ取られてしまったような家
山田町の駅と思われます。
街の象徴は真っ黒です。
ここはどこの国だろう・・・そんな思いにとらわれます
鉄骨だけになった建物が、まるで着せ替えて
もらうのを待っているかのようです