こんにちは、秋田・地ビール 湖畔の杜レストランORAEのミミです
私たちが何故、今回岩手県山田町にお伺いしたか・・・・。
ドラム缶にガス・・・。これで何を作ろうとしているのか・・・。
焼き芋か!?
着火。ガス台2台・・・。そんなに火力が必要なのか!!
何に火を入れるというのか?!
おっと、何ややら水のようなものが投入されて
おります!
ここに鎮座ますのは・・・・得体の知れない箱。
上には穴のようなものが。
タオルの集団???
温泉タオルではありませんか!!
温泉に入る?いえ、この箱には入れませんね。
この2個の穴がポイント。
優れもののフットバスです!!
なんと底には足裏を刺激するものまでついています。
そうです、1人に1個の足湯です。
という事で先ほど、このドラム缶に投入したのは
田沢湖の温泉「駒ケ岳温泉」の湯(鶴の湯温泉
さん経営)であります。
皆さんにあったまって頂きたくて、今回は田沢湖の
温泉を運んで参りました!
当地にもない田沢湖温泉足湯です^_^
以前のブログで感激のうちにご紹介させて頂いた
この1枚。
この箱の中身は以下のものでございました。
このフットバスは趣旨にご賛同頂きました
「東急ハンズ」さんの中島社長様からご提供頂いた
ものです。感謝の気持ち一杯に「東急ハンズ」さん
のマークをつけさせて頂きました。
「東急ハンズ」の中島社長様、皆々様ご迅速な
ご対応、誠にありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
活動シンボル「力を合わせて」
色々な力が集結して、今回のサービスが叶いました。
手書きの看板 温泉マークでお迎えです
提供会場は「ちびっこ公園」
現地入りして支援活動の窓口として滞在している
仙北市役所の方たちが、足湯をご利用頂けると
この防災車でおふれを出して下さいました。
持ち込んだ椅子も設置し、準備万端です
次々におこし頂きました。
「んあ~!気持ちいい」
のお言葉が私たちの心にしみます。
こんな様子です。
足を入れたら蓋つきですので、暖気が逃げません。
ドラム缶で温めた温泉のさし湯サービスをして、
ゆっくりされた方でお一人30分位のご利用となりました。
一人に一つだからできます。
「どうぞ最後は足を洗ってください。お気遣いなく
ご自分のお湯としてお使い下さい」
という声かけに、「遠慮なく、そうさせて頂きます」と。
埃だらけの瓦礫の山を歩いていらっしゃる方もおられるでしょう。
足も洗いたいはずです。
会場となったちびっこ公園に、春の香り よもぎの
若芽が・・・。
公園の桜の蕾もこんなに膨らんでいました。
この日はポカポカ陽気。
こんな春の空のもとで足湯を提供させて頂きました。
これは熱々のタオルです。
熱々のタオルをビニール袋に入れて、痛いところに
あてて下さいとおすすめ致しました。
足湯との兼用で効果も高まります。
皆様からはこんなに温まると思わなかったとのお声が・・・。
固くて寒い床に寝ていらっしゃるのですから、身体の
節々も痛いはずです。
ご利用頂いた方のお言葉です。
「懐は冷たいけど、体と心は温まりました」
そうお声をかけて頂き、私たちに思わず笑いが。
体がぬくだまる(秋田弁で温まるの意)って、
心の凝りまでほぐしてくれるのですよね。
ウイットなお礼の言葉を頂戴して、温まる事で被災された方の心に芽生えた余裕に触れ、私たちの心に嬉しさがこみ上げて参りました。
活動を支えて下さった全ての方に、改めて心からお礼を申し上げます。