田沢湖 湖畔の杜通信

湖畔の杜レストランORAE《番猫『ミミ』のわがまま雑記考》

被災地へ・・・・Vol.16

2011年04月17日 | 東日本大震災 被災地へ。

こんにちは、秋田・地ビール 湖畔の杜レストランORAEのミミです

私たちが何故、今回岩手県山田町にお伺いしたか・・・・。

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ドラム缶にガス・・・。これで何を作ろうとしているのか・・・。

焼き芋か!?

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着火。ガス台2台・・・。そんなに火力が必要なのか!!

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何に火を入れるというのか?!

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おっと、何ややら水のようなものが投入されて

おります!

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ここに鎮座ますのは・・・・得体の知れない箱。

上には穴のようなものが。

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タオルの集団???

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温泉タオルではありませんか!!

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温泉に入る?いえ、この箱には入れませんね。

この2個の穴がポイント。

優れもののフットバスです!!

なんと底には足裏を刺激するものまでついています。

そうです、1人に1個の足湯です。

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という事で先ほど、このドラム缶に投入したのは

田沢湖の温泉「駒ケ岳温泉」の湯(鶴の湯温泉

さん経営)であります。

皆さんにあったまって頂きたくて、今回は田沢湖の

温泉を運んで参りました!

当地にもない田沢湖温泉足湯です^_^

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以前のブログで感激のうちにご紹介させて頂いた

この1枚。

この箱の中身は以下のものでございました。

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このフットバスは趣旨にご賛同頂きました

「東急ハンズ」さんの中島社長様からご提供頂いた

ものです。感謝の気持ち一杯に「東急ハンズ」さん

のマークをつけさせて頂きました。

「東急ハンズ」の中島社長様、皆々様ご迅速な

ご対応、誠にありがとうございます。

心から感謝申し上げます。

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活動シンボル「力を合わせて」

色々な力が集結して、今回のサービスが叶いました。

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手書きの看板  温泉マークでお迎えです

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提供会場は「ちびっこ公園」

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現地入りして支援活動の窓口として滞在している

仙北市役所の方たちが、足湯をご利用頂けると

この防災車でおふれを出して下さいました。

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持ち込んだ椅子も設置し、準備万端です

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次々におこし頂きました。

「んあ~!気持ちいい」

のお言葉が私たちの心にしみます。

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こんな様子です。

足を入れたら蓋つきですので、暖気が逃げません。

ドラム缶で温めた温泉のさし湯サービスをして、

ゆっくりされた方でお一人30分位のご利用となりました。

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一人に一つだからできます。

「どうぞ最後は足を洗ってください。お気遣いなく

ご自分のお湯としてお使い下さい」

という声かけに、「遠慮なく、そうさせて頂きます」と。

埃だらけの瓦礫の山を歩いていらっしゃる方もおられるでしょう。

足も洗いたいはずです。

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会場となったちびっこ公園に、春の香り よもぎの

若芽が・・・。

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公園の桜の蕾もこんなに膨らんでいました。

この日はポカポカ陽気。

こんな春の空のもとで足湯を提供させて頂きました。

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これは熱々のタオルです。

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熱々のタオルをビニール袋に入れて、痛いところに

あてて下さいとおすすめ致しました。

足湯との兼用で効果も高まります。

皆様からはこんなに温まると思わなかったとのお声が・・・。

固くて寒い床に寝ていらっしゃるのですから、身体の

節々も痛いはずです。

ご利用頂いた方のお言葉です。

「懐は冷たいけど、体と心は温まりました」

そうお声をかけて頂き、私たちに思わず笑いが。

体がぬくだまる(秋田弁で温まるの意)って、

心の凝りまでほぐしてくれるのですよね。

ウイットなお礼の言葉を頂戴して、温まる事で被災された方の心に芽生えた余裕に触れ、私たちの心に嬉しさがこみ上げて参りました。

活動を支えて下さった全ての方に、改めて心からお礼を申し上げます。

コメント (2)
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