田沢湖 湖畔の杜通信

湖畔の杜レストランORAE《番猫『ミミ』のわがまま雑記考》

被災地へ・・・Vol.17

2011年04月18日 | 東日本大震災 被災地へ。

こんにちは、秋田・地ビール 湖畔の杜レストランORAEのミミです

足湯を提供させて頂いた帰りの山田町と釜石の様子です。

津波の様子をYouチューブなどで見ると、地形によるものなのでしょうか、津波の浸食の仕方が全く異なることがわかります。

ジワジワと寄ってくるようにきたかと思うと、まるで下からグングンと上昇してくるように押し寄せるものと、本当に高波のように激しくもの凄いスピードで建物をなぎ倒していくような津波と二つあるように思います。

釜石は後者の方で、かなりの方が避難できない状況ではなかったかと思われます。

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焼けた建物のところに沢山の車が・・・。

所有者の意志を確認しないと勝手に処分できない

ようです。大変な作業です。

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建物の原型が残っている事が不思議なくらいです

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なんと電柱が瓦屋根に折れて突き刺さっています

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鉄製の扉が虚しく閉められたままです。

この防波堤が役に立たないと思われた方が

いらしたでしょうか。閉めても閉めなくても変わりない

程の津波に街は飲み込まれてしまったのです。

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無残に傾く防波堤

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今の山田の海はこんなに穏やかで美しいのに・・・。

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松を津波がなぎ倒していった中、1本だけ逞しく

根を張る松をみつけました。

塩害による処置をして、津波にも負けなかった

根性松として残して頂ければ皆さんの力になる

のではないかと思います。

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こちらは群生で残っていましたが、よく観ると

かなりの松が折れているのがわかります。

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防波堤の上にぶら下がる様々なもの。

防波堤をあざ笑うかのように津波はここを

乗り越えていったのです。

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防波堤の上に家が乗っています

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釜石の様子。本当に無残です。

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店舗は壊滅的でまだ手付かずの様子です

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こんなに簡単に折れ曲がってしまうものなのですね

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上の道路は救われたのですね。

阪神淡路大震災の時は高速道路が崩れていましたが、

直下型の地震被害と津波被害の違いがわかります。

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まだまだ手付かずです

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ようやく生活道が確保されたという状態でしょうか

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釜石の街を見て大変な状況に涙が出ました。

被害がなかった訳ではないと思われる

「新日鉄釜石」は、それでも逞しく、そして力強かった。

釜石の象徴とも言える建物を目にして、

「釜石は間違いなく復興する」

そんな意志を感じました。

コメント (2)
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