今年で2回目、一日で富士山を3回登るネタ命イベント、富士ライン祭りの記録。
第一回の記事は
こちら
無事完走。4本目降雨コールド。
今年は
あざみライン→スカイライン→スバルライン→あざみライン(馬返しにて降雨コールド)、でした
一本目:富士あざみライン
天気予報によると、午後から雨。完走するためには、朝のうちに一本のぼるのがいいんじゃねか?ということで頭の螺子が緩んだ3名は朝1時に御殿場到着。駐車場で仮眠をとる。朝3時、エアロヘルメットをかぶったもの一名、ママチャリをギコギコ漕ぐもの一名、計2名の猿叫で目を覚ました。いったい何者なんだこの仕掛け人は・・・・
幹事さん、おらも参加していいでつか?^^
朝3時、漆黒の闇の中登りはじめる。
何かでそうな雰囲気・・・
緊張感をぶちこわす非常に残念なママドン号がパレードラップで後続3人を千切るwww
ママドン号はいつの間にか姿を消し、周囲を闇が支配する。今日は赤外線ゴーグルをつけて夜間演習をする自衛隊はいない模様。まったく先が見えない闇のなか、勾配だけが増えていく。道がどこまで続いているのか、全くわからない。
富士ご来光を目指す登山客の照らす光か?目指す富士の山道に明かりの列が見える。空は晴れ。満天の星空の元、天の川も見える。
なんてロマンチックなヒルクライムなんだろう。
しっかり目を凝らせば流れ星の一つや二つ見えそうだ。
しかし、
突然、暗闇の中の熊笹の茂みが
ガサガサガサッ!
と動き出し、
ドモドモドモドモーッ!!!
目をらんらんと光らせた珍獣が、追いかけてきました。
まったく、肝だめしですか、これは。
馬返しを越え、闇のなか突然壁が現れます。何もみえないので視覚より脚の乳酸で勾配が伝わる感じ。大量の汗をかきながら、アスファルトを見ながら歩くようなスピードで蛇行していると…
ん!?
「うどん」?
食べられなかった恨みを残して消え入りし者たちの、デスノートか。
この後、富士あざみラインに浮かぶ数々のメッセージがあきらかになります。
脚元に気を取られて前に進みません。
これは序盤にみられるチープトリックメッセージです。上から目線です。
一番勾配がきつく、心がポキリと折れそうなところにある、個人的メッセージ
今日参加メンバーの名前が書かれています。超人的力が出ます。
結構いいタイム(一時間15分くらい)で山頂に到着。期せずして雲海の上でご来光を拝めました。現実離れした幻想的な世界。
美しい朝焼け・・
が、台無しWWW
夜の暗い藍色が、したからしたから明るく滲んでいきます。
闇あざみ、一押しです。なんといっても勾配が暗くて分からないのがいい。車もライトですぐわかるので、ハイスピード蛇行ができ、脚にたまりません。またゆる系イベントで行きましょうwww
恒例の最高速挑戦ですが、やはり新バイク、エロイ号はダウンヒルの剛性が高く、安心感がある。他のバイクだとフォークがびびり出し、ヨレ始める速度域でも、岩のような安心感。安心して突っ込んでいったら…!!!
本日の最高速、自己最高記録が出ました!
(((( ;゜Д゜))))
二本目:富士スカイライン
ここで川崎を朝出発した、☆の氏、K上氏、ナオトマン、ほんまぁ氏が合流。
初秋の空天高く、日本一の山日本晴にそびえ立つ
剣が峰に立つ富士山レーダ跡
今週富士山レーダを建築した男達の物語を読んでいましたので、見えてラッキーです。ブル道は、どこだ?
スカイラインは、料金所から登り始めれば、標高差800~900m足らず。
斜度にバリエーションがあるので、リズムをつかみやすい。走りやすい。
残り3㎞から雲海の上天上ヒルクライムになり、すぐさま山神様降臨!涎を垂らしてのぼりました。
☆のさんも上機嫌♪
あざみではなるべく筋肉を酷使せず、スカイラインも絶景にペースをあげたかったが、『今日は4本』が頭にあるのでLSDペースで登る。おかげで2本登ってもそうダメージは残っていない。膝もOK。
スカイラインでは、☆のさんと終始二人で登った。去年カズノさんが遅い私を嫌みなく私のペースで一緒に登ってくれ、非常に楽に登れたので、同じイメージで。
調子にのってペースを上げると、☆のさんの心拍計が
「ピッピ」
と音を出すので、それが聞こえたらペースを緩める。そうすると、阿吽の呼吸で
団子になって登れる。これはナイスな発見でした。
二本目ゲット!はい、次!
ところで、今週末の富士山は、芋で芋を洗うものすごい人出でした。
御殿場口、富士宮口、河口湖口、いずれも人、人、人。
五合目の駐車場が溢れ返り、一度Uターンして下り、下り側の車線に縦列駐車してから登山客は登っていくようで、ちょっと可哀そう。
こちらは歩いている登山客に挨拶をしながら気を紛らわして登れるので、助かるんですが。
特に酷かったのは、スカイライン。3合目の七曲り駐車場まで駐車の列ができていました。
三本目:富士すばるライン
去年はLSDで登ったスバルですが、今年はこいつが一番きつかった!
3本目に向かう道中。ニョホホ氏が
「もう4本目は走りません。燃え尽きる覚悟で、タイムアタックしる!」
と言っています。わたしは・・・う~ん。4本目登りたいな~どうしよう。
料金所でサイコンをリセットし、するすると走り出す。
体が勝手にアタック。下ハン持って逃げる、逃げる、逃げる。
タイムアタックするつもりはなかったのですが、全自動追い込み装置がオンになっていたようです。振り返ると、ほんまぁさんとニョホホさんが追走中。
一合目の駐車場まで先行。その後、ほんまぁさんに追いつかれます。後方に、宿敵!?ニョホホ氏の黒いジャージが見えるので、ここはクライマーほんまぁ氏につきいちで曳航してもらいます。タグボート作戦始動。
1kmほど曳航してもらいましたが、耐えきれず切策。これでかなり差を付けただろ、と振り向くと、全然離れていません。
結局2合目付近で
ドモドモドモーッ!
と抜かれました。今日はかなり気合が入っているニョホホ氏。追走を許さない勢いでした。お尻ふりふり姿が小さくなっていきます。チキショー
24km以上も高負荷をかけ続ける体力はありません。少しサイクリングペースに落とします。後方の視界には誰もいなかったはずなのに、3合目付近で白いメットと白いジャージが見えました。ナオトマンです。
ここまで来て3人に抜かれてたまるか~!
「ブライドコーナー加速作戦」始動します。
2か所ほどコーナの出口で鬼のように加速します。そして、「五合目まであと10㎞」の看板のあたりで、さらにペースアップ。
ポキリ
確かに、聞こえました。ナオトマンの気持ちが折れる音が。
もう、この作戦はつかえません。ナオトマンの復讐が怖いです。
アベ16.5㎞は、1時間27分相当だそうです。よーし!
しかし、思いがけず脚を使ってしまった。4本目、行けるか?
四本目:幻の富士あざみライン
あざみラインですが、結局朝7時組の4人は下から登り、私は馬返しまで車で登ってそこから冷やかすことにしました。
サポートカー、かなりいい気分です。クラクション鳴らしまくり、やじ飛ばしまくり。しかし、雲行きがあやしい。
超ロングストレートは、みなさん本当につらそうでした。やはり、3本目あざみはつらいわ…
前方の雲があやしくなってきました。しかも、下山する車が雨でぬれています。
一足先に馬返しまで車を走らせると、
豪雨
こりゃだめだ。中止にします。
というわけで3時半、
糸冬 了!
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lニニニニコ .i |
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|___| しー-J uu_)~
今度闇クライムか、自走あざみでリベンジしましょう!
この後は仙石原温泉~足柄幹線林道で車酔~高速2時間我慢比べをして終了
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翌日朝練にて回復走を試みましたが、燃料ゲージゼロでした。
六郷スプリントも何もできず。更に乳酸をためて〆ました。
あ~この乳酸感たまらんわ~
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明日の天気予報は雨ですね。