Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

北の夏休み August 2

2009年08月07日 | 超級山岳
豊富~宗谷岬~猿払~エサヌカ線~音威子府~名寄~塩狩峠~美瑛~白金温泉


サロベツ原野に立つ一軒家、「あしたの城
ここはいい宿だで~


あしたの力石

で、肝心の世界で一番気持ちいい道路、オロロロロロンラインですが・・・

う~ん


晴れるとこうなんですけどね


朝早い宗谷岬。写真スポットを二人じめ♪


宗谷岬の記念碑の裏、岩の先。ここがホントの日本の最北端。
この日、オラは確かに日本最北の男になった!!!


エサヌカ線。このまま車が離陸するかと思ったよ。


猿払では崎陽軒のシウマイにつかうホタテをとっています。
簡単にお取り寄せできます。うちでは網焼きにしたりカレーにしたり、かなり堪能しました。minaminaさん、いかがですか。


浜頓別から車は内陸へ進みます。旧天北線に沿いながら、音威子府へ。


ここはお蕎麦が名物です。黒い!


小説の舞台を訪ねる旅②『塩狩峠』三浦 綾子 著


ここで何が起こったのか。碑文の説明をご覧ください。
小説では主人公はいいなずけとの結納に赴く途中でこの事故にあい、身を呈して乗客の命を救ったんですよね。


とても静かな現場でした。


小説「塩狩峠」の序言です。非常に重い。


映画「塩狩峠」より


当時の新聞より。「誤って足をすべらし・・・」と事故説をとっていますね。

静粛な気分になった夫妻。途中の道の駅でコーンコロッケをハフハフ食べながら富良野・美瑛へ急ぎます。


美瑛にて
哲学の木

2日目の宿泊は白銀温泉でした。YOMEがおいしいものが食べられなかったっと未だに恨み言連ねています。

あがりは晴れ!浜名湖~秋葉街道 & 野尻湖~草津

2009年07月20日 | 超級山岳
3連休の記録


一日目:200km


二日目:110km


たくさん走りました。


目的地その① 南アルプス縦走,憧れの秋葉街道


目的地その② 雲海の九十九折集落。日本のチロル、下栗の郷


目的地その③ 野尻湖で自然と共生するホテル、エル・ボスコ ナラの森の中でお昼寝 Zzzz...


目的その④ 家族会 タイマーの時間設定を誤る義弟


目的地その⑤ 渋峠


目的その⑥ 財布の恩人さまへの一年越しの感謝

~~~旅の記録~~~

既にご存知の通り,三連休を使って川崎~直江津 C2Cを計画していました。しかし当日の予報は一日中雨。天気予報をみると東海地方の予報はまだましなので,計画をばっさり変更。秋葉街道にいくことにしました。


一行は珍幹線にのり浜松へ。夜11時。


遠州名物ウナギ犬のお出迎え♪


走り出す。豪雨♪今回のツーリングに自転車人としての覚醒をかけたFuka氏を容赦なく雨が濡らす。

天気予報では午前1時に雨はあがるとのこと。が,大はずれ。結局朝9時くらいまで降っていたな。

威勢だけはよく弁天島で太平洋の水を汲み,ムダに30km追加してから豪雨の国道一号線を爆走。ここで林道太郎氏いきなりスッテンコロリ落車!波乱の予感が・・・

豪雨,深夜,トラック爆走,考えられる限りの悪コンディションでツーリングはスタートした。天竜川を越え河川敷にエスケープ。

・・・真っ暗。何もみえね。

秋葉街道のスタート地点,天竜二股まではやたらモチベーションが下がる旅であった。『はよ雨やまんかね~』『夜あけろ~』


湖のほとりに,なにやら怪しく光る青い看板が。

このあと,月面探査してきました。


ケツから謎の白い物質を分泌する林道太郎氏。


中に分岐がある謎のトンネルを右に折れると・・・


秋葉ダム。夜が明けた。


心拍があがる地名だなー

この後水窪(みさくぼ)の町で小休止し,最初の山越えにそなえます。しかし,眠いし,寒いし,びしょぬれだし,おなかもすいてきました。

それにしても,初めての道はなにもかも新鮮。地名も読めないし。カーブを曲がるたびに発見があり,歓声があがる。それがたとえ雨中行軍でも。


このログハウスの隣の商店が、浜松以来初めての食料店。このお店がなかったら,6時間補給なしだったかもしれない。正に日本のチベットだ・・・


店主の手づくりログハウスの中で,1時間ほど全員爆睡。サバイバルツーリングらしくなってきました。


最初のピークは,兵越(ヒョーこし)峠
伝承によると武田信玄が三河の国を攻める際に使った道だとか,なんとか。
ヤビツにしろ犬越路にしろ,信玄ゆかりの峠はやたらと多いですね。どこまで本当なのだろう?

ちなみに本当は隣の青崩峠が正規の街道なのですが,峠の頂上がちょうど地盤の緩い日本構造線の真上に位置し,日本の土木技術がこの地では敗退,通行止めになっております。ちなみに,峠マニアの聖地らしいです。林道太郎さん,次回はぜひ完走を!

ちょっとした峠だと思いましたが,1100m級の超級でした。森の中の直登がえんえんと続き,カーブをまがる度に裏切られます。


先を行く3人がどんどん小さくなっていき,最後は一人旅。痛む膝をかばいながら,頂上に到着。峠の標識はおいしそうな日本酒のラベルのようでした。そんな名前の日本酒があったら買いますね。
純米大吟醸
『兵越峠』
いいなぁ。

峠の向こう側はウェット。1100mの高みから大パノラマをそろり,ソロリソロリと下山します。この峠を越えるともう南アルプスのど真ん中。360度山だらけ。イヒヒ。

次の目的地は日本秘境100選にも選ばれた,秘境遠山郷の中のさらに秘境,下栗の郷です。
ここにたどり着くにはまたも1100mのヒルクライムです。しらびそ高原ヒルクライムも一部同じコースをたどります。


天上の楽園、下栗。急峻な斜面にへばりつくように集う集落。1000mの標高、周りを2000m級の南アルプスが囲む。


腸脛靭帯炎用のテーピングをして臨む・・・
この日は靭帯を補強するようにX字にテーピングをした。筋肉が補強され,いい感じ。痛くはなったが最後まで持った。


fukaさんご満悦。やっと路面が乾いてきた!

いよいよ下栗の核心部分の2km区間に入る。集落の中を九十九折がうねり,その一つ一つがかなりの急勾配。もうシッティングでは登れない。この集落をレースで走るんだと。俺も走りてぇ!


チロルシフト①


最初はそんなに登らないとたかをくくっていたが,1000m越えてしまった。どうりできついわけだ。


走り始めからず~っと路面はウェットだったが,やっと乾いてきた。これだけけでもかなり小躍りしたくなる。しかし,いくら晴れたとはいえ、靴の中はびちょびちょ、靴下は超絶クサイ。
蕎麦屋の床に足形をつける。


自転車世界遺産決定ですねこれは


チロルシフト②


さて、これからどうやって帰るか。
北(地蔵峠)へいっても1000m級、北西に逃げても1000m級、北東にはしらびそ高原1600m級。
いずれも地獄なので、来た道を戻りつつ、天竜川沿いに。平岡駅で撤収。

この後一行は鈍行列車で岡谷へ。東京に帰る3人はそこから中央本線に乗り換え。私はさくぞう先生にソースカツ丼情報を頂戴し,駒ヶ根に宿泊(するつもりだった)。しかし,手ごろな値段の宿がない。しょうがないので,伊那北に宿泊。ちなみに,ニャロメのおかんの田舎である。小学生までは毎年夏休み伊那に帰省していた。
懐かしや ボットン便所の ばばの家

ホテルに着いたとたん,ソースかつ丼への情熱は薄れてしまった。何よりもしなければならないのは
そう,
洗濯。

グローブと,靴が死ぬほどクサーイ。
バイキン君が寄生したらしく,洗濯しても靴と手袋だけ匂いがとれない。匂いと格闘していたら夕食の時間を逃してしまった。トホホ。というわけでソースかつ丼はリベンジねたに。翌日の家族会@野尻湖にそなえ,さっさと寝て翌日に備えるのであった。

二日目

同じ長野県なのに,伊那から野尻湖は遠い。電車で3時間半かかる。


朝6時半に伊那北を出発、10時前に古間に到着。
森の中を通ると野尻湖に到着する。


野尻湖
この後湖畔の自動販売機でコーラをごくりと飲んだら。違和感が。蜂の死骸も一緒に食べちゃったよ。さすが長野名物。


義弟の婚約祝い+義母のアラ還祝いなのでした。
YOMEの学友が経営している,森の中のホテル,エル・ボスコです。自然環境がすばらしい。まさに,『森の生活』

部屋に入って白いシーツのちょっと固めのベッドに横たわり,窓をあけると・・・
「カナカナカナカナ・・・・」ナラの森の中,ヒグラシの大合唱。
これをBGMにすやすや・・・Zzzz・・・
数時間後,起きてもまだ蝉の合唱は続いていた。


夜はおいしい小布施の地ワインをたらふく頂きました。

Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz

翌朝,8時に目が覚める。目覚ましは小鳥のさえずりだ。

本来の予定であれば,昼1時の新幹線で帰宅。だがしかし,空をみあげると晴天!なんかもったいない。
地図を見る。
「渋峠いけるんじゃねーの」
ホテルから40kmくらいで湯田中だ・・・

あきれる嫁,嫁両親,義弟夫婦を尻目にソッコーで身支度,あっというまに旅だったのであった。

湯田中側から登る渋峠は初めて,こっちの方が長い,超長い。
距離:34km
高度差:1811m
平均勾配:5.7%

30km以上登りっぱなし!ウヒョー!!


登り始めのループ橋


ご同伴のアンカーさん
ずっとダンシングで登ってました・・・


麓からずっと鳥肌+笑いがとまらない。
何故、この山は人を高揚させるのか?2時間ずっと笑いっぱなし。
渋峠サイコー!
何度でも言わせて頂く!
渋峠サイコー!


天国へ漕げ!


矢印の向こうは本当に天国だ!


脚はすっからかんなのに、前方にこの景色がバーンと広がると力がみなぎってくる!ナゼ?


2時間ずっとクライマーズハイ!


さくぞう詐欺の舞台、笠岳。


のぞきよりのぞく。横手山の所ね。


頂上はガスっていました。


♪♪♪


雑誌の表紙みたいだね


これが、伝説のトマトときゅうりですね???

昨年財布を届けてくれた,命の恩人と会話を交わした後,草津側へ降ります。結構な交通量でした。ずっとバイク団と一緒に走っておりました。


鄙びたヒルクライムルートを発見しました。ちなみに六合(くに)村と読みます。草津の交差点で大津方面にいかず,湯畑を突っ切るとこの路に出ます。


交通量皆無の激坂でした。こっちから登るときついわ~
草津まで地獄,草津から天国のヒルクライム,という感じでいいコントラストになりそうです。


湯の平温泉という所らしいですね。秘湯な趣。


拡大画像

長野原草津駅到着は4時。新幹線にのったら8時には帰宅できました。
というわけで,一週間のうちに大弛>秋葉街道>渋峠 とちょっと贅沢しすぎました。正にツーリングシーズン真っ盛り!

夏到来!大弛峠 夢の庭園

2009年07月15日 | 超級山岳
夏がやってきました!

夏夏夏夏!

今日は月例不良サラリーマンの会。お休みをとって、IsoyaてんちょとBKさんと超級山岳へ行ってまいりました。


伊豆一蹴で腸脛靭帯炎をやってからというものの、全然自転車に乗れず2kg太ってしまいました。重い体を引きずりつつ。


富士山も夏を迎えてメイクを落とし・・・


時間を追って曇天は晴天へ。


なんという天気。緑の回廊、蒼の天井。南アルプス


金峰山頂の五丈岩が見えてきたらゴールはもうすぐ


緑が深い!


5回目の大弛峠にして、初めて夢の庭園に行く気になりました。いやがる二名を連行し木の階段をコツコツ歩くこと10分・・・

この日、甲府の最高気温は35度を記録し、平地はまさに夏沸騰。しかし標高2360mのここは、涼しい風が吹き抜けている。

絶景の予感がちらり、チラリと見えてくる。


振り向けば!


眼下に今登ってきたばかりの九十九折り
中央に奥秩父山塊、金峰山のすそ野
そして南アルプスの屏風が広がる


今年も夏がやってきた!


この後は、絶景富士見露天風呂を誇る、ほったらかし温泉へ。


次回はこのアングルで夕富士を見てから、甲府盆地の夜景を見てみたいの~

僕らの家出計画書

2009年07月13日 | 超級山岳


大まかな予定:

金曜日、超効率よく仕事を片付ける。8時にIsoya出発。太平洋の水をくむ。

多摩川CRをメガ粒子砲を発射しながら珍走。(この時間雨の可能性あり。気にしない気にしない)

福生~小川町(ニャ生誕の地)~寄居~高崎~日本ロマンチック街道(夜明け)~六合村経由で草津へ(こっちの方が交通量少なく、激的な坂)~湯畑で休憩(サラ足を入手)~渋峠(撮影しながら)~飯山(財布紛失の地)~富倉峠(最後の難所)~後は下りです~直江津到着~太平洋の海水を日本海に配達

帰京の仕方、下記の4つから選択してください。
①上越新幹線
②長野新幹線
③夜行バス(事前にバス会社に確認必要)
④夜行急行 能登

ほな!

Bチームフルスロットル企画~あざみライン自走~

2009年06月13日 | 超級山岳
 ∧||∧
(  ⌒ ヽ
 ∪  ノ
  ∪∪ニャンコよ、パワーアップした俺達を見てくれ・・・

そういえば、ねこバスの1回忌が近づいてきたぞ、供養せねば、ということであざみラインに行ってきました。

ねこバスの悲劇については、1年前のこの記事

交通費がもったいないので、自走です。

写真はクリックで拡大するよん。

参加者:

マスクマン


いずれも、林道太郎氏。


ねこバス大先生


せいきょう


妄想太郎(ニョホホ)

そして

レーパン修行僧、のぶぞう

メンツ濃すぎっ

+++++++


まずは、6時に珍横に集合、鶴見川CRをペソペソと進みます。

今週は月~金で既に360km走っているので、脚が鉛のように重いです。本当に200kmオーバーに耐えられるのか、不安ですが、くるくる回しているとそんな心配もどこへやら。


レーパン高速機動隊、60km/hで相模川を通過します。


さすがの高速巡航に疲れました。善波の宿で休憩をとります。

結局2時間半で秦野に到着。


渋沢でレーパン大師と合流、一行は駿河小山から富士スピードウェイを通過し、須走を目指します。だらだら登りが確実に脚を削ります・・・


旧R246、谷峨の渓谷沿いで、ペロトンは活性化、アタックにつぐアタックです。
なんて理想的なフォーム。グフゥ。


北海道のような景色の中、初の完全Bチームジャージイベントが開催されています。
記念すべき第1回にふさわしいコースです。



視界がひらけるとアタックがかかります


ここまでで、本当に疲弊しました。
登り口の標高が800m!
これは自走は泣かせです。100kmの後半に、一度ヤビツ一本分登ってから、世界有数の激坂を攻略するわけです。グヒグヒ。


スタート
脚がないので、あっというまに3人が先行する。


とはいっても、すでに脚は売り切れているので、心拍もこの有様。
終始この心拍で、筋肉だけに負担をかけながらまずは最初の集合地点、6km地点の馬返しまで。


勾配が13%になり、もう完全アップアップになったころ、この看板が出迎える。これが見えると少し息のつける九十九折り区間だ。

一度馬返しで再集合し、これから2km続く死地へ旅にでる。


蛇行する生協氏。
手押し車を押すねこバス氏。
初のあざみに苦悶する林道太郎氏。


やっと、最大22%地点の写真撮影に成功しました!!!




あまりの苦悶に、笑っているのか苦しんでいるのか喜んでいるのかわからないwww

いい絵だwww


沿道では、マスクマンの尻押しサービスもある。


みんなの蛇行斜行手押しコレクション


ゴール地点は右にカーブを曲がって売店の前ですよ・・・
って生協さんはさらに上の激坂駐車場まで上がり続けます(汗)
この傾斜も25%くらいありますが、こうなったらヤケクソです。


そして、この笑顔。この達成感、征服感は最高ですね!!!




5合目では、夫婦?で富士山頂上まで走って登るエキストリーム腹筋変態ランナーマスクマン様がいました。これまた濃い。濃すぎるよ・・・

今日の走行距離は210km、それでもなお、8時に横浜に帰ってきて全員がズーラシアの起伏区間で猛ダッシュ練習に参加していました。う~んみんなコンディションいいな。


聖地巡礼

2009年05月28日 | 超級山岳

<クリックでコース図へ>
昨日、平日不良サラリーマンの会と称し山へ筋トレにいってまいりました。
後で資料にあたってみると、沿線にはパラレルワールドが横たわっていました。

~メンバー紹介~

 山伏

 金太郎

お♪わ♪り♪

前半戦:箱根Q道

箱根に行ったことがないぞ、行きたいぞ。とのIsoyaてんちょ(山伏)の要望を受け、珍横浜駅から珍幹線にのって珍道中の始まりです。


新箱根湯本駅までえっさっさと走り…


三枚橋を左に曲がり、Q道を登り始めます。
今日は山岳消耗戦。久しぶりに11-28Tの山岳ギアにして、クルクル作戦です。


初のQ道を堪能するてんちょ。

今日は先も長いのでペースは"Tranquilo"
50分でペソペソと登りました。

芦ノ湖~湖尻間が意外と登ります。足を削られました。景色は湖畔なので最高なのですが・・・


仙石原、ここまでくると自転車ヤッホウです。

途中のローソンにはなぜかエヴァグッズがたくさんありました。
ひょっとしてエヴァで町おこし?


↑まさに、この仙石原ローソンで補給しました。
ここでは、汎用疑似麦酒型登坂液状燃料『麒麟 自由』を購入

中盤戦:金時山~足柄峠

ここからは、交通量ゼロ、フルチソで登ってもOK!の明神~黒白林道を登ります。

森のトンネルに入ったら、はい!乾杯!


アルコール0%なのでツーリングにはもってこいです。
これからの暑い季節のヒルクライムにいかがでしょうか?
か な り う ま い です

 
金時山からの展望<平時>


金時山からの展望<使徒迎撃時>

なに書いているのか見当がつかないひとは→このサイト


地上での激戦を終え、地下要塞に帰還するてんちょ。


さて、金時山を抜け地蔵堂までくると、中盤戦の山場、足柄峠です。
地蔵堂からは平均8%の激坂系です。
10%を切るような緩斜面ではてんちょと同じペースでついていきますが、さすがに体重59kgと82kg、急坂では何をしないでも置いて行かれます。


だんだん無言になり、先の心配しかしなくなる二人が足柄の関に到着。この時点でまだ昼前、まだまだ時間がありますが脚がありません。

終盤戦:秦野峠


道の駅、山北に到着!


腹減った~飯食わせろ~
注文したのは・・・


最初から、ここの山女魚天重をターゲットにしていたのです。道の駅おいしかったものBEST5で一位をとった逸品です。

全然生臭くないです。美味です。30秒でご飯粒を飛ばして完食。
これだけ詰め込めばもうひと山乗り越えられるでしょう。


秦野峠でゲート破りの儀式を済ませ、あとはペソペソと・・・
売り切れ寸前の足にはつらかった、長かった!
屁のような傾斜ですが時速は一桁。


途中の橋を越え、峡谷を右手に展望が開けると気分的に楽になります。


やはり、森の天井に覆われてアスファルトを見つめながら辛吟するよりは、視界がぱぁーっと開けて視線を上にもって登る方が楽ですね。ほんと、景色に救われました。自分の太ももを見つめながら登ると気分が持ちませんわ・・・

秦野峠も無事登り切り、自転車撮影スポットへ。
ほんと、ここではきれいに撮影できる。


うん。やはりタイヤはアメサイドに限る。


てんちょの馬丼5.5

山の中をSRAM FORCEのダブルクリック音と、おいらのwレバー音がこだまする。


紅葉の季節にしかしっかり見ない楓ですが、新緑の季節の楓もいいですね♪

延長戦:尺里峠

この時点で二人の脚はスッカラカン。
予定ではヤビツを林道伝いに登り、薬師・日向林道を経由して七沢に行く予定でした。しかしながら北の山の方にあやしい灰色の雲がいっぱい。
断腸の思いでコース短縮を決定しました。
行きたかったな~ヤビツ。(棒読み)


平地で帰っても悔しいので、峠を一つ加えて帰ることにしました。

尺里峠を目指し、茶畑ヒルクライムです。

体力全然残っていないのですが、登坂オートモードボタンを押すと、時速7kmで下半身が勝手にペダルを回してくれるのです。(涙)

もう体が無意識に登りつづける感じです。


丹沢ローディの癒しスポット、川村小 高松分校に到着。


高松の集落ではシングルスピードがはやっているようです。

・・・とここで、大ニュース

神奈川県山北町立川村小学校高松分校 廃校か

『現在、児童は3年生一人と2年生2人のみです。2009年度と2010年度は1年生が入学する予定がない。4年生以上は本校に通うため、現2年生が本校に学舎を移す2年後には児童数がゼロになる見通しです。』

そんな~

しょうがない話かもしれませんが、なんとか残してもらいたいですね。
本当にすばらしい風情をもった小学校なんですよ。


昔のエントリからの写真
疲労困憊のてんちょと私、丸太ベンチの横の芝生にはぁ~~と横たわります。

目をつぶると
ホーホケキョ
ピーチ~キッチョンキッチョンキッチョン・・・
キィッキィキィ
ピチピチ、ピチ・・・

小鳥のさえずりの洪水

ニャロ:「いいですね~」
てんちょ:「さいこ~」
ニャロ:「Zzzz・・・」
てんちょ::「Zzzz・・・」

20分ほど爆睡。


後は下るだけ。
御殿場線を強行突破し、民家の裏庭を通過して尺里川沿いの道に出ます。


以前からの宿題であった酒匂川サイクリングロード、所在をつきとめました。


小田原についたら、万葉の湯に突撃、お風呂と水風呂とサウナを交代で入って血液中の乳酸を流します。すっかりさっぱりきれいになったら炉端焼き居酒屋へ。

ビールのうまかったことうまかったこと。カミソリのように鮮烈なキレ味でした。
あれもうまい、これも安い、タンパク質補給だ、と飲み食いして、そのあとは新幹線でぴゅーんと帰ったのでした。

新幹線輪行はラクダ!!

赤城の山も・・・

2009年04月05日 | 超級山岳
国定忠治、清水次郎長と並ぶ現代を代表する侠客、さくまさくぞう氏企画の赤城~榛名ツアーに参加してきますた。

詳細は↓か、


↓にて。完全丸投げ。


+++明けて日曜日の今日の朝練は本牧方面へ、花見ライド+++



実は初めての参加でした。集合写真が楽しみです。


写真はイメージです。

この後、帰り道ニョホホさんとつれだってかもめ町へ。

ニョホホさんと1周して帰宅。
しかし山下公園で時間を潰していたら暇になってもう一度もどって、一人ペソペソとガチ漕ぎ5周して終了



コース図


その後、檸檬号隠居準備のため、ニャ嫁をつれIsoyaへ。時間が余ったので、近くの公園で花見です。


花見弁当は、高崎名物、きてー達磨弁当です。


仕事が細かいです。^^


無事、檸檬号は、wレバー化されました。
来週以降六郷橋で、こいつはバチバチバチ!とスプリントします。
こうなったらヤケクソでToJ東京ステージもこいつで参戦するか・・・

大井で山岳トレーニングしてきました

2009年03月28日 | 超級山岳

きのうは「いいやんばい(塩梅)」でしたね~
午前中は肌寒でしたが。


平地での独走力強化のため、生協さんと練習してきました



その地名(じな)は・・・

そう、東京の自転車のりにはお馴染み、「大井」!!!

今日のコース図

【ダイジェスト】
青春18切符使いまくり駿河路LSDまったりトレーニングと称し、生協さんと大井川遡上コースへ

旅メモ
○SLとスプリント、負け
○素股、いや違う寸又峡オプションを追加し、無駄に登り、無駄に下るスパイラル
○生協さん犬に追いかけられ、あやうく噛み付かれる
○二ホンカモシカに二度至近距離で遭遇!
○標高1180 mは極寒の気温1度
○青春18切符、2300円分しゃぶりつくしました

走行距離:約160km

***

横浜駅5時40分発、静岡行き直行鈍行で金山で鈍行列車の旅。
3時間電車に乗り続けます。


金谷を降りると、早速昨年東京~大阪キャノンボールの区間を通過します。
昨年のここは、小雨のぱらつく我慢の区間でした。


大井川沿いをまったりペソペソと登って行きます、早くも↑↓の繰り返しの予感。


蒸気機関車とスプリントしましたが、時速50kmに届かず、惨敗。
ですが、車窓からたくさん手を振ってもらえました。
いい経験させて頂きました。


生協氏、必死に追走するものの煙をガッシュガッシュ吐きながら逃げ切られました。


桜の名所はそこら中に点在していました。


SLの終着、千頭駅でとろろそばを食す。


カンドーです。実際に音付きで見るとすごい迫力、そして煤煙により嗅覚も刺激されます。


大井川の水源?素股、いや違う、寸又峡を目指します。
イヤー!スケールが違います。南アルプスのどてっ腹、日本の屋根に突っ込んでいきます。天気もよくなり、テンションはマックスへ!


「夢の吊り橋」はちょとだけよ♪で引き返します。
先を急がないと遭難してしまう・・・


膝に爆弾をかかえる生協さん、ご満悦の様子。


廃道太郎さま、この道の調査を願います。


大井川鐵道 奥大井湖上駅


新緑色の湖面にかかる赤い橋を進む、ちいさな登山電車
一枚の絵



SLも見たし、湖面に浮かぶ無人駅も見たし、今日はいいもん沢山見れたわ~
と、話しながら登り返し、コーナーを曲がると・・・

ギャー!!!


コーナーを曲がると、いきなり路肩に立ち尽くしていたのは・・・
お子様の二ホンカモシカ
あたふたあたふた、カメラがないカメラがない!!
五秒ほどお互い凍りつきました。




今日は100km走ってからの1000m級、なるべく省エネペダリングでえっちらえっちら巨体を揺らして標高を稼ぎます。


ここからは井川ダムを経由して、標高1180mの富士見峠へ登り返し。
夕暮れまで1時間、下手すると漆黒の闇クライム?


ペソペソとペダルを回します。
頂上付近で夕暮れを迎えました。


Bチーム山岳部、南アルプスを新たに活動現場に加えること進言致します。


さて、今日も大井だ。

犬道を往く

2008年11月20日 | 超級山岳
有給を消化しろという言葉を真に受けたバカ正直な私、本日は休みを頂き、仙人ですら遭難しかけたという相模の国の険道、犬越路へ斥候に行ってきました。

結論:次回は、ジャガイモと塩、あと竹輪と飯盒を持っていくべし。

本当は金曜日に休む予定をいれていましたが、会議が入ったので木曜日に変更。
PWD(パワー・ウェイト・どか食い)様と一緒に遭難をしに、横浜を朝6時に出発し、一路車に乗り山北町を目指します。

まずは、先週のリベンジ大野山
登り始めると、こんな山奥にナゼ???の嵐、ボクシングジム
私も人形も、右のガードが空いています。
大野山ヒルクライムは、都夫良野トンネルの脇がスタート地点です。ドライブする人は、わかりますよね。
途中深沢の集落にて、があ子さんの得意のポーズで。


ちなみに登り始めの気温は6度。鬼寒です。
厳冬期仕様で登坂開始。でも登り始めるとすぐ暑くなります。

冬晴れの大野山、激坂区間をヒィヒィと登り・・・
大野山のいい所は、最後の最後、山頂の前に20%が300m続くところです。ご馳走の前の我慢です。
今日は本当にいい天気。ススキ越しに相模湾に浮かぶオアフ島がよく見えました。デーヤモンドヘッドもくっきりと。



大野山名物、360度パノラマの中心に浮かぶ霊峰富士は、最後の最後まで全容を現しません。20%の激坂を300m我慢すると・・・

富士山 キタ━(゜∀゜)━!!



見下ろせば、丹沢湖、そして向こうには犬道が・・・


パートナーのハイテンション振りに驚愕するPWD(パワー・ウェイト・どか食い)様


キャプションは、要りませんね♪


この後、高齢者注意鬼寒ダウンヒルの後、山北~丹沢湖へ
小学校の遠足以来の三保ダムだ

実は、犬越路の悪路の噂に戦慄し、前後ともパンクしてもいいように、中古タイヤに換装している都合、タイヤの色があべこべ。
「パンクしないように新タイヤ」ではなく、「パンクしてもかまわない古タイヤ」の逆転思考だ…


丹沢の奥深く、清く正しく秋うららか



箒杉を過ぎ、
西丹沢自然教室を過ぎ、

キタ、キタ、キタ…
林道 キタ━(゜∀゜)━!!
「林道」と聞くと心拍数が190に上がります。
そして…
キタ、キタ、キタ…

通行止め!

むぬ?このキャンプ場はしごき合宿の舞台か?
冬季閉鎖ではなく、夏季閉鎖の林道ってなんだよ

そして…もう一回やっちゃいますよ
キタ、キタ、キタ…

通行止め
キタ━(゜∀゜)━!!







犬越路,恐れ慄いていたほどの悪路ではありませんでした。
があ子さんのレポにもあった隕石落下の現場にも、立ち会えず。
パンクもなく、標高950m地点の隧道に到着
ただし,鋭利な小石が落ちている区間はあります。そんな所は,山側ではなく谷川を,ラインに注意しながら進みます。

そんなことをしていても,よそ見をしていた旦那が小石を踏みます。
数秒後「パシューン!」を期待しますが,何もなかったかのように進んでいきます。
時限式のバースト爆弾,「パアァァァン!」を期待しますが,何もなかったかのように進んでいきます。
つまんねえの。

北朝鮮の工作員が神奈川県に潜入する際に使用する、犬越隧道を進みます。トンネルを抜けるとそこは「北」だった・・・
いきなり通行止めの標識が
ここからは
「来るな。寄るな。通るな。」のオンパレードです。


ここまで拒絶されと、次は絶対突入したくなるのが、正しい反応のようで。
近いうちにKさんが道志側から登ってくれるはず。また,Is◎yaのT社長,「まだまだバリバリだった頃,まだバリバリだった奥さんと犬越路を道志から登ったことがある」そうです。
どなたか,丹沢のチベットともいわれる世附林道にもトライしませんか?


早速ゲートの向こうから,黒ずくめの工作員が越境してきました。


隧道は、妖気が漂っています。
PWDさん、幽体離脱し忽然と姿を消します…



「ジュワッヂ!」
と反対側に現れたPWD氏、やおら焚き火を始めます。
焚き火のつけ方は、このサイトが非常に参考になりました。ガムテ着火法、すごいです。
実は最初の火の勢いが強すぎて、山火事になるんじゃないかと、かなりオロオロしました。火も落ち着くと、気温5度の山頂でも、焚き火の遠赤外線にあたってポッカポカです♪
実はこの企画のために、ふもとの山北道の駅の野菜直売所でさつまいもを仕込んでいました。売り子のおばちゃんに石焼き芋の調理時間を聞くと、40分とのこと。家から持参したアルミホイルに包んで業火の中に投入します。
40分とは長すぎるん?いいの?


焼き芋の焼き上がりを待つ間、富士山を愛でます。


売り子のおばちゃんの言う通り、40分後、焼き芋を取り出します。
炭化しています・・・
ババァ殺すゾ…
いや、実は、炭化していたのは皮だけで、中身はホクホクのスイートポテトそのものでした。こんなご馳走久しく食べたことありません。

頂上にはコンコンと沸く泉があったので、火の後始末も安心。

晩秋、冬の訪れを木枯らしと共に楽しめた短い一日でした。

ツール・ド・日光 2008 本編

2008年10月19日 | 超級山岳


「合格おめでとう」しごきツアーとして、影あざやかな秋晴れのもと、黄色と赤色の世界に遊んできました。
念願の「明るいうちに坤六峠」も達成できましたが、結局朝4時半に家を出て、帰宅は日付をまたいでしまいました…またも遊びすぎてしまったようで


朝4時半にIsoya前に集合、日本の実用車の首都、築地市場で列車の中の駅弁を買出し(アニー伊藤の玉子焼き付き)してから銀座を通過して浅草へ。
浅草から1300円ちょいで日光まで電車で2時間。あいかわらずお財布にやさしい。


本日の一個目の峠、いろは坂を目指す。
猿がいました。ウッキー!


東武線快速は下今市で切り離しなのですが、紅葉が見ごろの週末ということもあり、日光方面への乗り換えは物凄い大混雑。結局電車には乗らず、7km先の日光駅まで自走します。杉並木が追加されました。
いろは坂の下の方までにはまだ紅葉が降りてきていません。途中で先ほどの猿に遭遇。途中黒髪平あたりから紅葉ドライブ大渋滞です。
ブランク明けの無名の高校生、やはり体がびっくりしたようです。(その後坤六峠で暴発しましたが…)


無名の高校生がいろは坂を登ってきます。


いろは坂では自転車が最速です。ドライブ客の列をごぼう抜きします。
排気ガス攻撃をくらっているわけですから、少しくらいは優越感に浸らせてください(笑)


明智平で小休止。日光に明智…どこかで聞いたことがありますね
快晴の土曜日、紅葉をもとめて関東各地から自転車のりが沸いて出てきていました。戦場ヶ原では渋いAlpsのランドナーが。


中禅寺湖湖畔で渋滞をきらい湖畔の遊歩道にエスケープしましたが、パリ~ルーベなみの悪路。タグちょんが瞬時にパンクしました悪ィ。


この先の戦場ヶ原から、川俣温泉に抜けるよさげな林道を薦められました。会津のソースカツ丼を目指して北上したかったのですが、さく蔵さんに期待しましょう。


平地だったと思って流していたら、あっという間に標高は1300m(虚勢)
だんだん赤と黄に緑が混ざってきます。
そして、湯滝へ…


もう登らないと思っていたさく蔵氏、前方はるかに1900mの金精峠を臨み、落胆するの図


湯滝では水の飛沫と紅葉の見事なコラボが


更にあざやかになった山裾をじりじりと登っていきます。
金精峠は一直線登りが多く、ペースを誤ると疲弊します。


金精峠、由来が分かりました。
奈良時代に皇位簒奪を狙った怪僧ケツプーチン、道鏡の○△■がご本尊だそうです。お参りすると「あらご立派♪」に拝謁できるそうです。行くべきだった!


金精峠を登り終えると、標高900m地点まで長~いダウンヒルです。途中でヤマメの塩焼きで補給します。


しっぽの塩味が利いている!ウメェ~~
ガブリ


せっかく稼いだ標高を、惜しげもなく捨て去り、鎌田の交差点で右折、尾瀬戸倉スキー場方面を目指します。


ツール・ド・日光の第二の山場、三つ目の峠坤六峠1680mを目指します。
1ヤビツくらいですよと同行者を安心させますが、そんなことはありません。クッヒッヒ。Bチームツーリングでお山が一つで終わることはめったにありません。


YOMEさんへの紅葉のお土産を採集しながら、休み休み登るべ…とマイペースで登りはじめましたが、佐久蔵先生が山岳賞を勝手に設置し、ドビューンと先に行ってしまいました。残りの4人もタイムトライアルモードですっ飛んで行きました…

坤六峠尾瀬側、サイコー


途中3度のパンクトラブルにもかかわらず、ぎりぎり明るいうちに照葉峡まで降りて来られました。


そして去年は叶わなかったきのこ汁にも間に合い、体の芯から暖まりました。
マスコット犬メリーちゃんとも2年振りの再会

このコース、本当に紅葉でお腹一杯になるすばらしいコースです。また来年も来ようっと。


富士ライン祭り~富士山を一日で三度登る企画~(*Q*)

2008年10月11日 | 超級山岳
今年策定した企画で、「いやだから早くさばいて終わらしてしまえ」と物凄く楽しみでなかった登坂能力限界値計測企画、富士ライン祭り
↓ここから狩休の8.6㌔地点までのいつものやつを除けば、実はすばらしい秋を味わうツーリングでありました。
だが、富士ライン祭りは、あざみを登らんと始まらないし終わらない…


コース紹介

秋のさわやかな高原の紅葉を満喫するコース。静岡県山梨県のやや高い山のちょっと登った所を散策する。車で移動しながら、すばるライン、スカイライン、あざみラインという高原道路を走る。途中で3.7キロ(*1)程登り基調があるが、その後は全部下り基調のお気楽コース。
途中秋の紅葉を愛でながら、途中コース上の野生動物、馬(*2)や鹿にも出会えるかも。

*1
水平ではなく垂直方向です。
*2
 一部水玉ジャージを着用しています。

++++++++++++++
肌を刺す寒雨:スカイライン編

今回は多方面で声をかけたものの、諸事情により渋い人手。
共同幹事の二人のみの出席となった。

朝5時出発で富士山麓7時到着を目指す。本日はF1予選の日。富士近辺の駐車場という駐車場がバスターミナルになっていた。車が富士を周遊する道路に入ると「燃料を補給してください。ピー!」と警報を鳴らし始める。激しくあせった。

緊急GS休憩を終え、富士スカイラインを登ろうにも、雨が止まない。じっと待つ…

気がつくと晴れ上がって五合目のレストハウスが見えた。出発だ!

しかし、走り出すとまた冷たい雨が降り出した。

今回のコースは、まずLSDでスカイラインを決して足を使わず一時間半のupとして登り、メインのあざみモンスター、デザートのすばるラインで体感平地を実感する、というもの。

いきなりの雨スタート、一人ならば絶対決行しない企画だが、
ニャロメ:「バカですね~私たち」
カズノ:「ありえませんね~このコンディション」
と自虐モードで走り出す。これはこれはなかなかない。


あざやかだね~

軽量クライマーのカズノ氏だが、鈍重ニャロメのペースにあわせて先頭でペースメーキングをしてくれました。ありがとうございました。
おかげでずっと会話できる心拍で登れました。


クックック。一本目ゲット!(^^)v
結局今日の獲得標高は3700m、富士山一つ分です。


絶妙のテンポで牽いていただき、ありがとうございました。


途中雨のため一切写真をとりませんでしたが、五合目までくると雲がきれ、さぁーっと富士宮まで下界が見渡せました。


ちらっと頂上が顔を見せますが、寒いです。6度くらい?


五合目の紅葉は見事でした。が、ががが
このあと、北極圏ダウンヒルが待っていました。

私の装備…
雨にずぶぬれの体にウインドブレーカー一枚、新聞紙
グローブは指きり+通気性ばちぐんのコンビニ毛糸手袋
靴はなにもカバーなし

途中で氷結人間コッチーナになりました。
後恐ろしかったのが気化熱。車に戻り、暖房をMAXにして震えが止まりません。濡れたウェアが全ての熱を持っていってしまうのです。実は、暖房よりも着替えが大切なのでした。着替えを3セット持って行くべきでした。

結局、冷え切ったまま須走に到着。
麓の道産子ラーメンに駆け込み、大盛味噌ラーメンにより体内からの暖房を図るのでした。結果暖まって生き返りましたが、逆に食べすぎです。一体どこにあざみ登る前にラーメンどか食いする奴がいるのか??

+++++++++++++++
スリッピー激坂:あざみライン編

さて、主菜が運ばれてきました。粛々と進めます。


(/--)/
馬返し手前の激坂区間で
カズノ:
「またあいつからメールだよ~」
「いまあずみライン登っています。今日は3本立てです。かしこ」


見事な紅葉と見事な激坂
紅葉みている暇ありません。ずっと地面みてました。

いつもの激坂区間ですが、今日はウェット。道路の端には落ち葉、苔、これが邪魔して蛇行を阻みます。
というか、自分は蛇行するとライン取りに頭を使ってしまうので、あざみでは我慢して直登することにしています。

しかし、途中悪魔の23%区間で、限界が訪れました。
ウェットの路面、必死にダンシングでうねうね登っていく。
前方にグレーチング!トルクを抜かないと絶対すべる!しかし、トルクを抜くと止まってしまう!

ぐわしゃ

結局ここでペダルをはずしてしまいました。20%越えてますから再開できません。
この後100mほど乳母車になりました。チキショー


あざみ激坂区間の速度比較
自転車の時速…6km/h
自転車手押し乳母車…4km/h
自転車手押し小走り…6km/h

担いでシクロクロスダッシュしたほうが、タイムは出るのか?だれか実験してくれ!

心を複雑骨折しながら、登り続けます…絶景の紅葉だけが励みです。


二本目げっと!
自己ベストより20分遅れで到着
3本目のスバルラインでは、空前の大失速をするのではないかしら…不安が出てきました。


しかし、天気はよくなってきました!
雲間から山中湖が!!!

次!すばるライン!

+++++++++++++++++++++
月明かり闇クライム:すばる「平地」ライン編

車で籠坂を越えると、どピーカン。富士山があざやかに見えます。テンションはうなぎのぼり。

そして、ドギーパークから走り出す。
楽!!平地だ!クルクル回る!

猛然とサイクリングヤッホーモードに入ります。


すばるラインは全工程「平地」です。ほんとです。写真を見ても下っています。
まじ楽です。3本の最後にすばるを持ってきた自分は世紀の天才だと思いました。
ただし…長いです。


日は傾き、燃える紅葉の山裾を夕日が更に赤く色づけします。そして下には雲の海
今日頑張ったご褒美です。


紅葉、雲海、夕日、富士頂上、朧月
一年で今日この日しかないかもしれない組み合わせでした。

さて、日没まで30分


黒い頂上を見上げると月が。
下りの道を照らしてくれました


頂上まであと3km。暮れました。


やりました~頂上です~ヒィィ~
観客イネェー

一言:
『ごめん、何も見えねぇ』

1時間50分でゴール。
持ち時間とやる気持ちさえあれば、できるんです…

富士すばるライン、紅葉を楽しむなら今週しかありませんよ

ツール・ド・金太郎

2008年10月04日 | 超級山岳
土曜日は、被害者Kさんと、Bチーム顧問のくろさぎ@総長殿とで、詐欺師や山伏が盤踞するといわれる金太郎の地元、足柄の山々をぐるぐる回ってきました。

ぐるぐる回ったのはルートと目だけで、脚のほうはギーコ、ギーコ、としか回りませんでした。

結論:
主催者:あの峠には、二度と招待しない
参加者:あの峠には、誘われても二度といかない

クリックで本日の鋸図へ。
林道マニアK氏のレポートによると、累積獲得標高は3000m越え、来週の自殺行為にむけ一応Wake Up Callにはなったもよう。しかし、本来の目的である、『富士チャレにむけた、起伏のあるコースでの、ウプテンポな巡航』の練習にはとてもならなかった。
だって時速5 キ…



そもそも、今回のきっかけは、『箱根に、強羅の下から小田原城下に抜ける地元の人しかしらない抜け道林道があるらひい』という情報をキャッチしたことから始まる。林道マニアの2人がほっておく訳がなく、それに仙石原~足柄峠をくっつけたのが今回のベースルート。そう、強羅の下でK氏に決断をゆだねるまでは…

足柄幹線林道への入り方は、そんなに難しくない。小田原城から、小田原競輪の脇を通り、小田原厚木道路の上を右折、16%のワッカ道を下り、左へ「いこいの森」という標識がでる。いたって簡単。

しかし、今週は通勤で木金150km走っていた影響か、走りはじめからすぐ乳酸が溜まっている。今日は先行き不安だ…だが、荷物に輪行袋があった。いけるところまで3人火の玉じゃ!(ちなみに今日は小田原まで新幹線でワープしてました)


小田原駅からいこいの森まで、一気に登って標高を稼ぐ。ここがいきなりきつく、あっというまに風祭は眼下に。林道にはいると勾配は落ち着き、ときおりの抜け道トラフィックを除き、林道らしい緩い勾配が続く。


この道は大当たりだ。本当に気持ちがいい。途中早くも最高到達点を迎え、あとは尾根伝いを快走、眼下には箱根駅伝でおなじみの町がみえる。

編集部注:足柄幹線林道は、下りでは使わないほうがよろし。ローリング防止のキャットアイが鋲打ちしているので、登りの速度ではコース取りでエスケープできるが、下りの速度では乗り上げてしまうかも。最悪落車+リム割れの可能性あり。


気持ちよく強羅の裏、宮城野までダウンヒルを追え、右折すれば仙石原、左折すればGORA、という交差点で、K氏に進退伺いを。
K: 「強羅、話の種に一回行ってみたいっす。」
はぁ。


なんど登っても健康に悪い、公園下~中強羅


くろさぎ総長はお尻ふりふり先に行ってしまいました。


きっと、K氏は一番坂の先にあるものをつかんだはず。
次は、是非富士須走方面で。

この後、下湯で仙石原に抜けるはずも上湯までいってしまい、結局湖尻経由~仙石原を軽く登る。
初秋の仙石原のススキ野は見事でした。
あれ?写真がないや

この後は金時林道、正確には明神林道~黒白林道をつないで足柄峠の登り始め、地蔵堂を目指します。


明神林道。これまた大当たり。
丹沢の車両通行止め林道とは違い、こちらは許可車のみ通行ができるらしく、整備が行き届いていて、安心して走行できる。しかも箱根からだと下り基調(金時トンネル以降は)。

紅葉の頃は見事だろうな~


いきなり鄙びた集落にでると、そこが地蔵堂。お目当てのうどんやさんで、カレーうどんの大盛を食す。塩分が染みてうまかったわ~

この後足柄峠ですが、ここらへんからことごとく総長に置いていかれます。仲間と山に行って、「あ!今日はおいていかれるな!」と思ったときの常套手段、
『写真を撮るふりをして最後尾に下がり、超マイペースで登坂作戦』に切り替えました。
ただし、頂上までずっと10%以上が間断なく襲来し、写真が一枚も残っていないのは事実です。ヒー


足柄の関所まで登りきると山伏が迎えてくれました。


地蔵堂からの足柄峠はなかなかしゃれになりません。休めるところ一切なし!


この後、一行は金太郎ラインを快走ダウンヒルし、富士の裾野と富士スピードウェイを下に見ながら、駿河小山へ向かいます。


ダウンヒルの途中、どうもハンドリングがしっくりきません。オンザレールでコーナーをトレースできない、小さな挙動がある、という印象です。気のせいかな?自分のテクニックが足りないのかな?ということで放っておきました。


ニャロ:「あの稜線の鉄塔の向こうに、上に上っていく車道が見えるでしょ。あれが明神峠標高1000mあたりです。あれが山中湖に行く一番楽なルートですよ。」
くろさぎ総長:「ゲ~。きつそうだな~。」
ニャロ:「いやいや、ここまで登ってきたんだから、後は下…。」
この後、水先案内人は大失速する。

もうこの時点で三人全て足パン。富士スピードウェイ前で拍手をうってから右折し、明神峠へ。

ちなみに一番きつい鉄塔下から3kmくらいの平均勾配は11.8だったような…

登りだす。壁。
ギアはとっくに27T。感覚でいうと、平地の緩斜面でアウタートップでごりごり登る練習があるが、それに近い。ケイデンス30-40でとにかく真円を描くように、這うように進んでいく。時速は…7km
歩いたほうが早いのでは~という提案はここでは受け付けません。Bチームの面目にかけて絶対に足はつかない!ムグー!

鉄塔の下を潜ると、ワッカ区間が出現する。ここからは平均で15%以上。
あざみを思い出す。
時速は6km!!ヒョエー

前を見ると心が折れそうになるので、もう前は見ない作戦にでる。
時折前を見ると、K氏がもう止まらんばかりの勢いで、ダンシングスローモーションをしていた・・・

う~ん。健康に悪い。膝に悪い。


詐欺にかけたはずが二人においていかれました。
詐欺師冥利に尽きます。


この後は、山中湖で甘いものを補給し、快速道志道ダウンヒルで快調に帰宅♪といきたい所ですが、山中湖で出発時既に4時近く。一体どれだけの平均時速だったのか。

なんとか呪いもなく無事帰宅できるかと思いきや・・・

道志道の時速60kmダウンヒル中、先ほどからおかしかったハンドリング不調がまた再発します。そんなの関係ネーと下り区間限定で先頭をモリモリ牽きますが…

よーく前輪をみるとフレフレでたわみまくっているではあーりませんか!!ここで列車は緊急停止します。

キャノンボールで折れて交換したスポークのニップルが緩んで、ホイールが激フレしていました。
トホホ。
こんな山奥でタクシー呼んだら出費が凄いぞ。どうする俺!


いや、そういえばポケット工具にニップル回しがあったような
ありました!今日携帯していたのはこれだったのだよ!イッヒッヒ。


ホイールの振れ取りは心の振れ取り、明鏡止水の心境で橋本まで進んだところで日没コールド、なんと横浜線橋本から輪行して帰ってきたのでありました。

++++++
翌日の朝練で点呼の際に影を潜めていたのにかかわらず、先頭指名…さらに乳酸を追加注入させて頂きました。(・人・)

富士チャレンジ3500m

2008年10月02日 | 超級山岳
10月の3連休、紅葉にはちと早いが、山へ筋トレをしに行こう。
現在自殺志願者私を含め3人+(大弛で一緒した重さんと、カズノさん、およびラバネロの人々??)

二人は体重50kg台
私の今日の体重は82kg・・・完走できるのか?
挑戦者ぼしゅうちゅう

スタートは11日土曜日、7時にスバルライン料金所スタート
翌日は死人決定だな・・・


丹沢縦走林道はんてぃんぐ

2008年08月16日 | 超級山岳
林道は、お山のサイクリングロードである。
本日の林道での自転車とのすれ違い・・・ゼロ

↓勾配図をクリックで、Alpslabへ

普通に外出すると殺人太陽光線にやられてしまうので、本日は坂ウマシカのK内さんと、林道をつないで丹沢を横方向に縦走してきました。最近ただのヤビツにややマンネリ君だったのですが、凄いですよ丹沢の林道の世界。
是非一度新品のタイヤと予備のチューブを持ってお越し下さい、究極の丹沢裏メニューが待っています。

このサイトの丹沢林道マップを参考にしました。

林道その①
浅間山林道

入り方:伊勢原駅から大山ケーブルカーの駅へむかう。町の一番外縁、お土産屋さんの駐車場のど真ん中に入り口がある。登り初め標高が198m、ゲート地点が358m


ゲートで通行止めされているので、当然交通量ゼロ。時折日向がさし殺人光線に体力を削られ、道は大変困ったことに無駄に登り、また下る。ほとんど菜の花台くらいの標高上り、蓑毛の裏までまた下る。トホホー

そして・・・視界が一気に開ける。ババーン。

ヤビラーの人は分かりますかね?この地形。
トップチューブに平行して右に上っている尾根は、蓑毛の尾根です。つまり蓑毛と平行に下っていく。


160mほどのせっかく登った標高を捨てると、突然蓑毛の裏のバス停に出てきます。
なるほどここか~


今日はヤビツを登るのは目的ではないのですが、行程上のぼるはめに。
うっうっうっ
興味がないので写真は一枚もありません。
本当は登っていないかもしれません。

林道その②
桜沢林道

頂上から一度裏におりると、富士見山荘があります。そこを菩提峠方面にまがると、桜沢林道です。登り始めるといきなり激坂なので素敵でつ。


視界がひらければ、菩提峠


この後、表丹沢林道と交叉する三叉路がありますが、ここでは右の桜沢林道のゲートを潜ります。

林道は整備が基本的に放置プレーですので、このような土砂崩れが突然現れます。また小石、砂利、泥、ときには鋭利な石が落ちているので、常に路面状況に気をつける必要があります。それを除けば、山を独り占めサイクリングロード、こんな贅沢なかなかないっす。


林道その③
萩山林道

牛首の分岐から、左折して、杉林の激坂を延々と下る荻山林道に入ります。
杉林のなか、ひんやりとした空気、そして、

蝉時雨



秦野戸川公園までやってきました。
戸川では多くの家族連れが水遊びをしていました。


おいしそうな蕎麦屋をみつけたので、ここでがっつり補給します。


さて、次に控えるはラスボスの秦野峠(791 m)ですが、その前に隣の町にいくため小山を越えなければなりません。
三廻部の町から中山峠(537 m)を目指します。

そしてここでチキチキバンバンレース並みの初歩的な詐欺にひっかかります。
↓の看板をみた二人、迷わず右の道へ。

・・・20%の激坂が300m続きます。死にそうです。しかもこの道、私道と思われます。


激坂を上ると、お馬さんがいました(゜ロ゜)


分岐に戻ってみると、
くっ騙された
中山峠←が草で隠されていた


林道その④
土佐原林道
を下りきると、寄(やどりぎ)の町です。
中津川渓谷の川原も、お盆休みを楽しむ家族でいっぱい


林道その⑤
秦野峠林道

ゲート越しに魔丼を放り投げ・・・

6km続いてまず最初のピーク、740m地点を目指します。
それにしても、この独り占め遊園地状態、サイコーです。
他にだれもいないんですよ!

この橋の欄干はとても低いです。高所恐怖症の方は近寄らないように、上から下に向かって唾を落とすと、人を殺められます。


神奈川県水源の地にて、水源荒らしを発見


第一のピークに到着!このあと立て続けに4頭の鹿を発見。
この後、秦野峠には一杯食わされました。もう後は丹沢湖まで下るだけ、と思ったら100m下ってまた100m以上登りました。2個目のピークが最高地点791 mでした。


この後は、丹沢湖~山北~246~で踏み倒し、伊勢原駅にゴール。


汗かきすぎてクサイクサーイ二人は、他の乗客の荷物の邪魔にならないよう、分乗して帰宅したのでありました・・・


林道サイコー!

チーム監督としての一日

2008年07月27日 | 超級山岳
去年は6人で開催した大弛峠OFFでしたが、今年はなんと3倍近い人数が。二年目にして、超級山岳祭りに昇格しました。勇躍日本のガリビエ峠を登り始めましたが…


(写真提供:Shigemixの重力に逆らう部屋)

スタート後100mで、メカトラでリタイア。
この呪いは、本当です。
魚師さんを日本海に連行しなくては…

チーム監督も楽しいですが、やはり楽しそうに苦悶している皆さんを見て、一緒に苦しめない苦しみに苦しみました。
苦しみたかった~


帰路。中央高速の渋滞をさけ河口湖へ山道を抜けると、雲海の富士のお出迎え。


道の駅牧丘を出て、3グループにわけてスタートです。まずはA部閣下が先頭を牽いて、長い直線を登り始め、あっというまに視界から消えました。


第二グループでスタート。快調に先頭を走りますが、あまりリアの変速が調子よくありません。よく外れる感じ。おかしいなぁ?と思った矢先

「グォワシャ!」

リアディレーラーがチェーンを巻き込み、ありえない方向に骨折し、関節からもげています。リアエンドも曲がってしまい、走行不能です。とうとう私にも怨嗟が襲ってきたか…


とにかくもう走れないので、これから2kmくらい駐車場までシクロクロスダッシュです。
(どうやら前日自前で交換したチェーンのコネクティングピンが完全にこじられていなく、極小ミリピンのお尻がはみでていたらしく、そこが巻き込まれたみたいです)

駐車場に戻り、補給用の麦茶を買って車で登り始めます。

林道に入ったところで第二集団の生協さんと苦労人さんを捕獲。麦茶サービスをします。その後、さくぞうとニョホホさんを捕獲。その前を第3集団のShigeさんとカズノさん、その尻にKiyaさんが喰らいついています。炎天下のワンちゃんよろしく、Kiyaさんの息づかいが激しいです。「ハッハッハッハ-ァウアウ」と頑張っていやす。

その後、車のアクセルをグイーンと踏み込んでどんどん先行ライダーをパスしていきます。林道をぬけ、視界が開けると第一集団のK内さんが。
…ということは、先頭はA部閣下か。無茶なペースだ…
そして水場にいくも閣下の姿は見えず。休憩なしで30kmを突っ走るつもりか…
乙女湖を抜け、一直線の登りを過ぎても閣下の姿が見えない。いよいよ道に迷ったか?と不安になり始めた矢先、以前の未舗装区間の前方に、蒼い影が視界に入った!

なんちゅうペースだ。

この後、平坦区間を終え、山頂まで8km地点で全員を待つことにした。


山の懐
鳥のさえずり
蝉の声
山際から入道雲

いつもは心拍数180で登る山の稜線を、心拍70でぽけ~っと眺めるこの
し あ わ せ。


閣下が先頭で残り8km地点にやってきました。


猛追するクライマーデュオから逃げ切れるか?


その6分後、時速20~25kmくらいでかなりペースアップした例の二人がキタ!


速度域が違う!


スーパーマンひらひらになる速度だ。先頭吸収は時間の問題か?
(結局shigeさんは2時間をきったそうです。おそろしや~)


ほどなくしてKiyaさんも通過


K内さんと仙人も追い上げる


第2集団のさくぞうが、下ハンダンシングでやってきた!


山頂までまだ8kmだぞ~。過剰サービスですよ~


口が
ハヒー
と言っています。


前方の生協さんを追い上げる、苦労人さん。


↑アンクリング発覚(汗)


ぐるぺったーの二人は、この後私の車のピラーにしがみついて山岳20km走行を楽しんでいました。̀(ˆˆ)́


30kmお腹一杯になるまで登り、お腹ぺこぺこの皆さん。
腹減った~と通りすがりの食料を持っているハイカーにハイエナのようにたかります。


あまりにも高速でステーキを食べるため、周辺の空間にズレがおきてしまった若旦那氏。お疲れ様でした。