Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

<告知>ツール・ド・日光

2007年10月15日 | 超級山岳
いよいよ迫ってきました。

集合は川崎6時、もしくは新宿7時かな?

必須アイテム:

ライト(日が暮れたら真っ暗)
ウインドブレーカー
ロングショーツ(もしくはウォ-マ)
指きりなしグローブ

一応ゴールは水上駅にしますが、体力気候時間に応じ沼田ルートも一応考えています。

これでも見て興奮して下さい。紅葉の名所に絞ったヒルクライムです。

2007/10/20(土曜日)

川崎6:30集合~東北新幹線
日光駅9:30スタート(標高400m)

紅葉に燃えさかる山々を縫いながら,

いろは坂 (1000m)
金精峠 (1840m)
坤六峠 (1620m)

三つの山を越えて行く。途中,紅葉の名所

いろは坂 (<観光客多し)
中禅寺湖 (<燃ゆる湖畔)
照葉峡 (<穴場)

を通過。水上温泉着は19:00予定

群馬側から帰京するルート。帰りは鈍行グリーン車で帰りましょうか。

コース

昨年の独りツール・ド・日光

二週連続の渋峠(今度は山田牧場だゼ!)

2007年09月24日 | 超級山岳
懲りずにまた登ってきました
^ε^)v

渋峠、あまりにもステキだったのでまた登ってきちゃいました。土曜日の参加メンバーはおなじみのニョホホさん(詳しいレポートはこちらも見てね)、タグちゃんです。2日前のお誘いにも関わらず簡単に釣れました。



今回のルート。涎がたれたれの鋸型コースプロファイルです。新しい目的地として秘湯の奥山田温泉郷をセレクトいたしました。朝、幹事が豪快に寝坊して一時間遅れてスタートします。寝坊、とはいっても朝4時スタートが5時半スタートになっただけ…



殺生が原を過ぎ、九十九折区間。



早くもバトルがはじまっております。



白根火山を過ぎ、前橋から自走してきた二人と合流します。雲の高度を抜けると、頂上は快晴!



景色のすばらしさになかなか集団が前に進みません。撮影休憩してばかり。



天国!



空中散歩!



草津側は景色を楽しんでいるうちにあっという間に到着です。



渋峠からギュイーンと下って、志賀高原から笠岳までまた登り始めます。ここは交通量が少ない狭い林道になっていて、ひたすら自分と対峙してヒルクライムに集中できます。この区間は雲が立ち込め、笠岳の笠の部分は隠れていました。



笠岳から麓を見ていると、グライダーがゆら~りゆら~りを遊泳飛行をしています。



自転車の木にたわわに実りました。ここから山田牧場まで急勾配を下ります。(後で降りた分だけ登りますよ…)



タグちゃん、危うし!左に牛!目の前にウ○コ!

山田牧場では牛馬が放牧されています。ので、道には牛が我が物顔で散歩してい、そこらかしこに牛の巨大なウ○コが!ウ○コを避けながら時速50kmでスラロームダウンヒルです。



集中力がきれたタグちゃんは、下山後さっそく立ちゴケ…



山田牧場は日本のスイスです。非日常をたっぷり吸い込んできました。ここで合宿したいなぁ・・・



渋峠より、霞たなびく笠岳を望む。この山の手前に志賀高原、向こう側に山田牧場がありました。頂上に再び戻ってきた頃にはとっぷりと日も暮れ…



真っ暗!!!!真っ暗闇の峠道を3人で団子になって下山してきました。
この後は草津の効きそうな温泉にちゃっぷりんこして、深夜帰宅しました。いや~たくさん登りました。

雲の上ヒルクライム(草津~渋峠:クライマーズハイ降臨!)

2007年09月18日 | 超級山岳
家を出たのが早朝4時で,朝8時に草津到着。



道の駅で自転車を組み立て,いよいよ20 kmの山登りのスタート。




麓の草津はまだ曇り。ただ天気予報は昼に向かい晴れ。
登り始めは何の変哲もない山道。ここらへんはさほどテンションもあがらず,もくもくと先に急ぎます。



途中に殺生が原という硫黄臭漂う区間に差し掛かると,風景は一転殺伐したものになります。「有毒ガスのため長時間の駐停車禁止」という看板が出ています。くせぇくせぇと思いながら渋々プリプリ登り続けます。

火山岩がごろごろしている区間を抜けると,雲の高さに入って来ました。時折雲がたなびくと,まばゆいばかりの高原の緑が山肌を賑わします。まぶしい緑,そして突き抜けるような空の青,その間をゆらゆら揺れる乳白色の雲。カーブを曲がるたびに絶景が広がり,「おぉ」「あぁ」「うひょ」「ひゃあ」。いつもですと段々体力を奪われ,悲観的になる山の中腹で,絶景を肴に体にパワーが漲ってくるのを感じます。そして・・・

つづら折りキター!


一曲がり!

二曲がり!!

三まがり!!!

この絶景,延々と続く坂・・・苦節一年,とうとうクライマーズハイのネ申が降臨しました!黙っていても笑いを堪えきれず,ぐいぐいパワーがかかります。周りの車からは舌出して笑いながら坂を登っている変態にしか見えなかったでしょうが・・・





上がれば上がるほど空も空気も澄み渡ってくるので,この先どんな絶景があるのか,期待もふくらみます。ツール・ド・フランスのアルプス山岳ステージでおなじみの風景が広がります。
ここを走らないとチャリンコ乗っている意味あらへん!





補給でも,観客でも,トレーニング効果でもなく,景色の美しさがライダーに与えるパワーというものを実感しました。

草津からの20kmは平均勾配も5.1%なので何の問題もなく2172m地点まではあっという間の一時間半で,到着。

あまりにもあっけなく山頂に着いてしまったので,欲求不満です。おかわり決定です。新潟側に降りちゃいましょう ˆˆ)v


雲の上ヒルクライム(渋峠ヒルクライム2本目!)

2007年09月18日 | 超級山岳





渋峠を越えると北アルプスがお出迎えです。ここから湯田中まで20kmのダウンヒル。途中志賀高原やら野沢やらおなじみのゲレンデを通過して,湯田中で反転,再び20km先の山頂を目指します。渋峠,裏側の二本目は平均勾配も1%増加し,距離も増え,なかなか厳しい。



ちんたらはしって蓮池に到着。



ここでお昼ご飯。ケーブルカーが谷を越えて行きます。



私も段々斜度がインフレ状態になってきました。10%?ふ~ん。




渋峠の新潟側は緑が深く,群馬側と趣が違います。さすがに一本目と比べペースは遅くなりましたが,それでも頂上まで1km近くになってもまだ足が売り切れには到達していません。これではいけない!山頂までに完売しなくては~~~ということで残り1kmは下ハンドル握って20~30kmで全開アタックをかけます。心拍数195オーバーでもがきにもがいて再び2172m地点地点へ!!しばらく何もできずにへたり込みました。



今まで山に登っても,さっさと下りに入ってしまってばかりで,初めてもう一回登ろうという気にさせてくれた渋峠に感謝であります。




で,今度は群馬側に下山です。
絶景の中ゆるゆる走っていると,リアからおなじみの違和感が。またすか~



今回は異物を拾ったみたいです。さっさとチューブ交換してポンプを「シュコーンシュコーンシュココーン」と猛ポンピングしていたら・・・

○!#$%&△!!



ポンプが破壊されました。(しかもバルブの先端も一緒に外れました)。どうしよう。まだ2気圧くらいしか入っていないのに,ポンプは破壊され,バルブはちぎれ,これ以上空気圧を増やす術はありませぬ。残り20kmこのぽよぽよタイヤに命を預けるのか・・・



2気圧のリアはコーナーで激しくスキッドします。基本的に生存している前輪がグリップするよう,前輪に体重を預けながら,ほぼ全行程立ちっぱなしで下山しました。しかも立って前輪に体重をかけた状態で急ブレーキをかけると当然前にジャックナイフしますから,かなり慎重に降りて来ました。よい上半身トレになりました(涙)

このあと草津の効きそうな温泉にたっぷり浸かって,4時に草津を出,横浜には9時帰宅。朝4時に出られれば日帰り+二本登坂が可能な計算になります。輪行のほうが帰り楽かもしれません。

雲の上ヒルクライム(岩櫃編)

2007年09月18日 | 超級山岳
三連休の初日、長野県晴天の天気予報に誘われて渋峠まで山登りに行きました。
で、その道中、武田領内3名城の1つ、岩櫃城に寄ってきました。
3ヶ月くらいず~~~っと池波正太郎の「真田太平記」全12巻を読んでおりまして、真田名城の1つ、岩櫃は是非行きたかったのであります。
城代も幸隆>信綱>昌幸>信之と真田オールスターです。幼年期の幸村もここで過ごしています。



名の通り岩肌がむき出しになった岩櫃山の中腹に城址があります。



こんな看板があっても出会ったためしがないので、かまわずサンダルでずんずん進みます。熊よけもないので、鼻歌歌いながら登ります♪♪♪♪

歩くこと10分。
誰かがいます。険しい斜面の向こうで「ガサガサガサッ!!」と草むらをかき分ける音が!むぅ!忍びか!
整息して気配を伺うと・・・

斜面の上の道をイノシシが横切っていました!!!
しばらくしてその横断地点を通り過ぎるときは心臓バクバクでした。もし飛び出してきたら、対決するつもりでした(<虚勢)



いやよくぞこんな山中に城を建てたもんです。
しばらく悠久の時の流れに思いを馳せていました。

下山の途中で地元の女性に会いました。
「本丸大丈夫でしたか?」
「いや~イノシシ出ましたよ。」
「熊も出たんですよ昨日。」
唖然・・・


大弛峠OFF 下山編

2007年08月27日 | 超級山岳
頂上で記念写真などを撮った後、いよいよ今まで自分の足で稼いだ2000m近くを30km以上下っていくデザートタイムです。 大弛峠、上の方はあまり路面状況がよくなく、段差、穴、溝、砂利、砂、ガレ道など登りのときには余裕をもって避けられた危険箇所が諸所出没します。そんなときも先頭から「段差!段差!右に穴!」など声をかけあって集団走行したので安心感がありました。夜ダウンヒルをしたらおそらく五体満足で下山できないでしょう。



ちなみに、ニョホホさんは甘いものが大好きですが、下りのデザートはお口に合わないらしく、一時捜索隊を出されました。無事期間の後記念撮影。

この後の乙女湖への下りでMax. 72kmを記録。ペダルを踏まずに惰性で。
おそるべし86kg、ペダルをとめても前の人にぐんぐん追いついてしまい、ブレーキの酷使が心配になってきました。(この後現実となる)

30kmダウンヒルを終え、麓の交差点で車列が途切れるのを待っていると、パンクの神が我が後輪に降臨しました。「パヒューン」
我がイソヤ手伝いエースのタグくんによると
体重が重い>ブレーキ熱によるリムへの攻撃がきつくなる>熱によりチューブが膨張する>プラスチックのリムテープが圧力に屈し、リム穴にクレーターができる>スポークが進出して、チューブに「☆型」の穴をあけ、パンク

ということで、最近多発していた☆型パンクの謎が解明しました。リムテープを布製に換えれば耐久性があがるとのこと。そういえば、もうワンセットのホイールは半年以上パンクなしなのに、こっちのはホイールは一ヶ月に一回はパンクするのがおかしいとは思っていました。

塩山に生還し、ぬるぬる粘り気がある塩山温泉で息を吹き返し、駅前でご当地名物ほうとう+馬刺し+ビールで小宴会をして、家路につきました。

下記50kmオーバーでダウンヒル中の皆様の雄姿をThank you noteに代えさせて頂きます。

◇◇◇メンバー紹介◇◇◇


KIDさん



今回の山岳王、Shigemixさんと、ご近所のS岡さん



南アルプスのピエポリことカズノさんと、マドン乗りマントさん



この画像は貴重です。ダウンヒル中の幹事ニョホホさん。(腰の引け具合と表情が雄弁)



将来のエース たぐ君でした。

大弛峠OFF 登山編

2007年08月27日 | 超級山岳

スタートと同時に斜度7~8%のロングストレートが聳え立ちます。写真をとりつつ、15分に一回くらいは休憩して、アベ10kmでまったりと~まったりね~なんてブリーフィングしたのは数分前。しかし私はクライマーという人種を良く理解していなかったようです。


Shigemix & KIDの二人がドビューンとアタック!既にバトルが始まり、あっという間に芥子粒のように小さくなっていきました。 おぉぉぉ熱いぜ!と追いかけますがすぐ最大心拍に達してしまい、ペタリとサドルに座ってしまいました。



(逃げが決まり、集団はサイクリング気分で先頭を泳がせています。)というわけではなく、グルペットが形成されました。 この後4km地点の神社で一度合流。当初の「休憩しつつ」プランは瓦解し、自分のペースで乗ることになりました。結局先頭の二人はこのあと26km以上ノンストップで登ったらしいです。ありえね。

編集部注:先頭集団のアタック合戦の実況中継はこちら。読むだけでアドレナリンが出てきます。 

この4人+私の5人集団もこの後寸断され、3人の追走集団と私とS岡さんの70kg 80kgコンビのグルペットに分かれます。頑張ってペースを上げようにもペースが上がる前に心拍が最大心拍の185を越えてしまうので、諦めて刻むことに。苦しい区間でしたがS岡さんと二人で励ましながら進み続けます。二人で登ると心強いんだな。 途中湧き水スポットや要所要所で休憩しつつ、前を目指します。 残り12kmくらいになると5km位の緩斜面区間があり、ここでだいぶ足は回復します。ですが、この頂上まで7kmを切ると再び勾配がきつくなり、もう体が言う事を聞いてくれません。 踏めていた足が売り切れる>引き足をつかってごまかす>足が攣りそうになる>ペースを落す>攣りそうな足をマッサージするため、休憩が増える>遅くなる また、上半身も登り始めほどがっしり体幹を支えてくれないため、ダンシングがふにょふにゃになってしまいます。

これは撮影用なので空元気だしてます。もう残り5kmからは重量級コンビS岡さんと共謀して、1km毎に休憩し、風景を撮りながら行くことにしました。


S岡さん、膝痛いのに顔は笑ってます。マゾお父さんです。


頂上まで3kmを過ぎると山肌の樹木が高山性のものに肌合いを変えてきます。もうこの時点で2000mは悠に越えています。


残り1km!!!この木製ガードレールが見えればゴールは近い!そしてゴール!頂上では先にゴールした皆さんが待っていてくれました。先頭のShigemixは2時間を切りそうなタイムだったそうです。途中でもう一人のヒルクライマーとランデブーし、残り3kmからアタックを仕掛けて勝ったとかなんとか、そんな熱いバトルが繰り広げられていたとは…おいらのタイムは2時間30分でした。
頂上の気温は18度。サムイサムイ。小屋にてご飯タイムです。
あったか~いカレーを8人の男たちがカレーをジュースの如く飲み干しました。

自転車競技では、体重が1kg減ると10kmの登りで20病の差がつくらしいです。つまり、大弛にあてはめると、1kg=1分。トップタイムと私の差が30分。体重差も30kg。

愛車が今9kgくらいで、こいつをフルカーボンフルデュラエースにかえて7kgにしても、この峠では2分しか短縮できないということか・・・。7kgの車体には50ウンマンかかりますが、体重を2kg減らすのにはウンマン円は必要ありません。ウンマン我慢が必要なだけ。ウェイトコントロールの大切さを痛感しました。体重落して再挑戦じゃ!!


大弛峠OFF 東神奈川~塩山

2007年08月27日 | 超級山岳


朝6時前に、東神奈川駅に集合です。



一番前のスペースに進駐し、自転車5台!!をくくりつけます。



この後は八王子経由で中央線を塩山に向かいます。車中は大人の遠足状態。車窓に広がるはブドウ畑や、桃の果樹園、気分高揚。



塩山の駅にて分解作業。このあと信玄公の菩提寺でもある恵林寺を経由して、牧丘道の駅にてマントさんとShigemixさんと合流。軽く自己紹介タイム。みな体重と最小ギアを申告してスタートします。Shigemixさんはロッククライミングもやる人だそうで、体重が54kg ??? (編集部注:57kgの間違いでした。)一見しただけで重力に逆らうのがすごく得意そうな体つきです。私の今朝の体重が86kgですから、重量差は私の自転車3.5台分くらい。

牧丘のコンビニで補給をして、ガイド役の私を先頭にスタート!


大弛峠オフ

2007年08月27日 | 超級山岳


友達のニョホホさまや、今回知り合いになりましたShigemixさま、マントさま、朝練メンバーKIDさん、S岡さん、タグ君らと日本国内でも3本の指に入る超級峠、大弛峠2360mを登ってきました。詳細は後日アップしますが、こんな企画たてるんじゃなかったよ…と思うくらい厳しい登りが容赦なく3時間続きました。だが終わってみるとみんなニコニコの笑顔笑顔、盛りだくさんの大いなるマゾ企画は無事終了したのでありました。

で、調べてみるとわかります。大弛峠のスバラシサ。なんてステキ!3大ツールの名だたる峠と比べても、遜色ないエグさ。
距離、標高、獲得標高ではガリビエに次ぎます。

本人はあけて月曜日有給をとってこんな時間にこんなことしてますけど、他の皆さんは仕事になっているのかね・・・