Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

Mad sprint to the finish!!!

2007年07月08日 | 平地、スプリント
昨日土曜日は友人の結婚式のためお稽古はお休み。というわけでしっかり体を動かせるのは今日の午前中だけです。

本日は、六郷橋集団スプリントデビュー…
以下テキストライブ。(多少誇張表現が入っていますが90%真実です)

集団が皇居をスタート!
コンディションは追い風、気温は24度、先頭は蛍光色のバンダナ(失礼ですか名前を失念しました)のX氏。快調にぐいぐい引いていく。

青物横丁。蛍光色バンダナが43kmの脅威のペースで集団を牽いていく!だが、集団はまとまったまま。今日の風はかなりの高ペースを期待させるぞ!

ここで確認。集団はバンダナ>青Look>大型新人(黒ガリレオ)>赤いSystem Sixに乗り換えたばかりのパワーライダー、ナイトーさん>ニャロメの檸檬号>アンカー>そして後方にニョホホさんの赤ガリがチャンスを伺う様子。このPelotonで今日の勝利を狙うのは…

大型新人(黒ガリレオ):
二週間前から朝練に参加しているというまだあどけなさが残る期待の20歳。とにかく後ろにつくとまず発達したふくらはぎに注目が集まる。勝手にふくらはぎ王子と命名させて頂く。
トルネードぶ~ねん(赤きゃのSistem Six)
ピカピカの新車で登場のないと~さんです。このバイク、アメリカントラックのような極太ヘッドチューブを誇り、ぶ~ねんの強大なパワーを六郷橋でしっかり受け止める秘密兵器となるか!

クロモリニャロメ号はこの二人をマークできる5番手と絶好の位置につける。初スプリント、まずは周りのしかけを見ながら勉強するつもりなのか。

蒲田~六郷橋区間。集団は早くも動きを見せ始めるか!
ここで「パキ!プシュー。シューウゥゥ。」
パンクだ!集団が止まる。どうやらフクラハギ王子の後輪のようだ。
第二集団の店長もかけつけ第一集団はここで一時停止。王子はどうやら空気圧が低かったようだ。店長が最後の空気入れにポンプをいれているがどうやらここで細工をした様子*。

* 「てんちょ:最後のスプリントに備え最後の1ポンプ0.1気圧分いれるのやめました。これが勝因でした。」

修理後再びバンダナを先頭に戻るがここで隊列が変わっているぞ!
バンダナ>青Look>ニョホホ>ニャロメ>ぶ~ねん>フクラハギ王子>てんちょ
百戦錬磨のスプリンターが新人ニョホホとニャロメの後ろを伺う!これは経験がモノをいうか?さあ六郷橋に先頭が差し掛かる!坂でだれが仕掛けるんだ?

青信号と共にニャロメがしかけた!まだ坂の前200mだ。これは無謀か?

集団は完全に虚をつかれた!ニャロメがロングスプリントをしかけてぐいぐい坂を登っていく!差は30m!

ニャロメが橋にかかった!差は縮まらず、30m。だがスピードは伸びない。このまま逃げ切るのか、飲み込まれるのか?
ここでいつもは牽引をしないぶ~ねんが牽き始める!後ろを伺うはてんちょと王子だ!
橋の中央だ!勝利を確信したニャロメが後ろを見る!そこに赤いバイク2台と黒一台!

吸収は時間の問題か?ニャロメがしぶとくもがく!だが時速は逃げ53km、集団62kmと圧倒的だ。(ニャロメはどうやらゴール地点が橋の最後の継ぎ目だとわかっていないようだ!これは不利だ!)

最後の5mでぶ~ねんがニャロメをかわしてゴール!目の前で小さくガッツポーズだ!
2, 3, 4位は団子だ。

勝利を得たのは新バイクの特徴をいかんなく発揮したぶ~ねん。ニャロメも鉄バイクながら集団の隙をつくロングスプリントでもう一息で番狂わせを勝ち取るところであった。そして将来の脅威は20歳の王子。店長がもう1ポンプ気圧を高くしておけば彼の勝利もあったかもしれない!

<まとめ>
てなわけで初スプリントはロングスプリント、ま~たくさんアドレナリンが出て完全燃焼して気持ちよかったっす。次からはロングの仕掛けが通用しないでしょうが…
空手の30秒ラッシュと似た瞬間無酸素レッドゾーンになるので、これからはお互い意識して練習してみようかなと思いつつ帰ったら昼からビール飲んで爆睡してしまいました。