Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

ToC Prologue: Encounter with Mr. Lemond

2008年02月17日 | シリコンバレー
一番最後に自慢していますが、とんでもない伝説の人に出会いました。

まずは、土地勘のある隣の町に車をとめ、そこから自転車でPalo Altoまで。隣の町だろうとおもったら、片道30kmありました。オエー。


スタート台。興奮してきやす。

ツールみたいだなー。





おっ!新生ハイロード。
実はオーナーがカリフォルニア在住らしいですね。最近ドイツからアメリカチームに籍を移したらしいです。



何かと話題を提供する、アパレルメーカRock raching
何といってもジャージが髑髏マークですからね。
ライダーはもと薬まみれだし。再生工場ともいうが。


おー
テレビブースのキャスターもツールドフランスと同じだ!


会場のスタンフォード大学。昔ここの大学院に願書出したことがあります。
願書だす資格だけはあったんです…速攻で丁重なお断りレターが来ましたが。
そんな甘酸っぱい思い出に浸りながら…


スタートエリアをふらふらと歩いてると、とあるホテルの前でどこかで見たことがある人物が目に入りました。

むむ?
まままっまさか???
Holy Cow!
Geez!

I just spotted the very person, Greg LeMond!!

…不肖ニャロメが中学生の頃、ツールドフランスといえばアメリカ人初の三連覇を成し遂げたグレッグ・レモンの最盛期でした。この記憶が鮮烈で、二代目のバイクをLeMondにしたのです。その本人がすぐそこに!ランスをイチローにたとえるなら、日本人MLBファンにとっての野茂のような人です。神です!グレッグ・レモンを知らないなんてモグリです!キャー!

いつもは内気で引っ込み思案なニャロメですがここは失礼ながら記念撮影をお願いしました。(サイクリストと記念撮影するときの教訓…彼らは基本細身なので、遠近法を使い後ろに陣取るべし)


家宝に致します。もうこれで思い残すことはございません。
グレッグおじさん、気さくに
"You ride my bike? Cool."と応じてくれました。
教祖に声をかけていただいた私の自転車は幸せ者であります。
これで二代目もLeMondでケテーイか?

ToC Prologue: 2008 New Bikes

2008年02月17日 | シリコンバレー
サイクルジャーナリスト、ニャロメの送る、Tour Of Californiaタイムトライアルマシンレポート。


ラボは見る限り昨年から変わっていません。つまんねー。


はい。お分かりになったでしょうか?
F1ではなくコンフォート系のZシリーズだと思います。このスローピング具合をみれば!
それにしてもSlipstream Chipotleのおかげでいままで地味だったFeltのイメージが上がりますね!Feltオーナーには朗報だと思います。


いたるところにアーガイル。スタッフのニット帽子もアーガイル。


ステムが可変ですね。ホイールもしっかりアーガイル。


エアロヘルメットもアーガイル。


今回の一番のお気に入りマシン。Kelly BenefitのLemond Tete de course。このレプリカがでたら買っちゃうなー。


この地味目なモスグリーンがよいと思う。

スタートエリアをくまなく偵察しましたが、他のチームのバスは見当たりませんでした。

ToC Prologue: Race Report

2008年02月17日 | シリコンバレー

一分おきに約200人のライダーが飛び出していく。陣取ったのがスタンフォード構内のゴール前、360度の巨大ロータリーの内側。進入してコーナーを立ち上がるすべてをフェンスぎりぎりでみることができる。


前半の見所がこの男、デービッド・ざぶ
派手なアメリカンチャンピオンジャージがイカス!
貫禄のトップタイムだ!


その後も次々とライダーがディスクホイールをぐわんぐわぁん鳴らして通過する。
自分のデジカメがそんな高性能ではないので、タイミングを見計らないとライダーを追いきれない。そのくらい早い。
特に柵ぎりぎりを攻めてくるライダーは近すぎて全くカメラに収まらない。

チッポリーニ、ウィギンス、ライプハイマは撮り損ねた!

撮影失敗したくない大御所達(O’Grady, Cavendish, Ciolek, Kirchen, F Rodrigez, Gusev, Boonen, Millar, Hincapie)ら はすべて動画で記録した。ただあまり解像度がよろしくない。とほほ。

途中でブラッドリー・ウィギンスがタイムを塗り替え一位の座に。しかしまだミラー、カンチェラーラ、ライプハイマ、ヒンカピーらが残る。


現役ノルウェーTTチャンプ、Edvald Boasson Hagen
HighRoardの秘密兵器?5位に食い込んだ。

最後の10人になると、出走が2分間隔になる。向こうの方から地鳴りが聞こえてくると、しばらくしてライダーがやってくる。


クリスチャン・ヴァンデヴェルデか、3位に入ったTyler Farrar(この選手も秘密兵器だな?)だと思う。

そして最後から4番目に馬並み男がやってきた。カメラ越しにも思わずのけ反るくらい早かった。文句なしのプロローグチャンピオン。


この男だけオートバイに乗っていた。
世界選2連覇の最速の男、馬並かんちぇらーら。
他の男たちと比べ、コーナーの加速が凶暴だ。追走の車も気のせいかアクセルを踏んでいたような気がする。
3.4kmを平均時速51.43kmって…馬じゃないとこんなスピード維持できないよ。

Sierra Rd., Chipotle & ... Cipo!

2008年02月17日 | シリコンバレー
本日はTour of Californiaの第三ステージの下見?箱根駅伝先導以来の100km越えに挑戦してきました。
本当はセンチュリーに挑みたかったのですが、途中で左膝が痛み出したのと、土地勘がないので諦めました。
さて、本日は三本立て。
● 1級山岳Sierra Rd.往復100kmツアー
● ハバネロの次はこれがクル!Chipotle唐辛子
● スーパーマリオレース復帰?

● 1級山岳Sierra Rd.往復100kmツアー
第三ステージのゴール30km前に置かれた山岳ポイントを二度越えて100km走ってきました。観戦時に2時間かけてMt. Hamilton登るよりも勝負が決するここの方が観客も多くてよさそうですね。ちなみに当日は全車両通行止めなので自転車で上がって観戦するしかなさそうです。


この交差点からスタート。


スタートと同時に蓑毛状態。


朝日に包まれて1okm前後でノロノロ進んでいく。

おそらく本番でプロは30km前後で駆け上っていくであろう。


頂上も近い。朝も早いので自転車には出会わず、車の通行もなし。時々どこかでウシがムームー唸る。

本番では頂上付近は祭りだぜ!


山岳ポイント近く。頂上には山岳ポイントのゲートがあったり、地元ライダー手作りの赤玉の看板があったりで、盛り上がります。この後カメラの電源が切れます。


80km走って復路の下り。この頃になると膝は痛いわ体重は重いわで、もうヘロヘロ。特に膝が痛いときに山に登るとペダリングが真円にならず下死点でカックンカックンします。最後はそこだけ意識しました。
それにしても、アメリカ人はダウンヒルも早い!この後地元ライダーと一緒に下りましたが、みな自転車を思いっきりコーナーでバンクさせて恐怖のスピードで降りていきます。本日の最高速:78km

● ハバネロの次はこれがクル!Chipotle唐辛子

Slipstream Chipotleというチームがありますが、サブスポンサーのチポレ(チポトレ?)はメキシコ料理のチェーンです。

ホテルの近く。お気に入りの一つ。


Chipotleとは、燻製した緑唐辛子(ハラペーニョ)のこと。ここ数年日本でもハバネロ唐辛子が暴君のおかげで定着しましたが、次はこれが来るのでは?味はマイルドな唐辛子を燻製し、うまみ成分は鰹節に近い。エスニック辛味鰹節?という感じでこりゃたまらん。ブリトー君にどぼどぼかけます。

タバスコ版もあるので、ほすぃい人はニャロメまで注文を。


● スーパーマリオレース復帰?
本日のCyclingnewsの記事にて、往年のイタリア人スーパースプリンターが、あろうことか現役復帰するそうです。本当かよ!

Astana:
Levi Leipheimer (USA)
Janez Brajkovic (Slo)
Vladimir Gusev (Rus)
Christopher Horner (USA)
José Luis Rubiera Vigil (Spa)

Bouygues Telecom:
Thomas Voeckler (Fra)

Crédit Agricole:

Mark Renshaw (Aus)

Gerolsteiner:
Fabian Wegmann (Ger)
Bernhard Kohl (Aut)
Peter Wrolich (Aut)

Quick Step:
Paolo Bettini (Ita)
Tom Boonen (Bel)
Matteo Tosatto (Ita)

Rabobank:
Oscar Freire Gomez (Spa)

Saunier Duval-Scott:
Luciano André Pagliarini (Bra)

Team CSC:
Bobby Julich (USA)
Fabian Cancellara (Swi)
Stuart O'Grady (Aus)
Jens Voigt (Ger)

High Road:
George Hincapie (USA)
Mark Cavendish (GBr)
Gerald Ciolek (Ger)
Kim Kirchen (Lux)
Bradley Wiggins (GBr)

BMC Racing Team (USA)

Slipstream Chipotle Presented By H:
David Millar (GBr)
David Zabriskie (USA)
Christian Vandevelde (USA)
Thomas Danielson (USA)

Health Net Presented by Maxxis:

Jelly Belly Cycling Team:

Kelly Benefit Strategies-Medifast:

Toyota-United Pro Cycling Team:

Rock Racing:
Mario Cippollini!!! (ITA)
Fred Rodriguez (USA)
Victor Hugo Pena Grisales (Col)