マイナールートで丹沢に行って来ましたが、天気予報とは裏腹に途中で雪が降ってきて、風も強かったので途中であっさり撤退したというお話。
使ったのは作治小屋から急登につぐ急登の天神尾根。ただひたむきに眺望のない杉樹林帯を登り詰めて塔ノ岳へと至る丹沢最短ルート。
途中標高1200mあたりで天候が急変、雪が降ってきた上に暴風で気温マイナス3℃、体感はもっと寒くなっていたので花立山荘で撤退。チビ太と『山のラーメン屋に行った』ことにしようということで納得。作治小屋から天神尾根の急登を使いました。修行系のマイナールートですが、おかげで速攻12時に下山、なぜか昼の二時に高島屋のブティックを闊歩する泥だらけモンベラー親子。
早く帰宅すると家族全員で過ごせてよいですね。紳士服売り場で散財してしまいました。
コース状況/危険箇所等
天神尾根は道が荒廃していますが、迷うことはない。とうの昔に整備したあと、ずっと放置されているような登山道が複数錯綜していますが、リボンをしっかり探していれば不安はないです。ただし、一部丸木の階段が老朽化し固定されていないので、下山時これに乗っかると勢いよく転倒する恐れあり。そこだけ注意。
それでは、写真レポスタートです!
朝茅山荘に駐車して、まずは作治小屋まで1kmのウォームアップ
こういった林道を走ると、四駆が欲しくなっていかんですな。
作治小屋が見えてきました
昨夏ここに来たときは、ヒルにやられたな・・・
あの尾根に取り付くんだね~。ここから見ても急登なのがよくわかる。
戸沢の出合にきました。橋を渡ったらいよいよ本格的な登山道のスタート!
登り始めると、前方になんかいますよ!?
ほら(笑顔)
親子の鹿ちゃんでした。
チビ太『おいしそうだね』
そっちかいな!
丹沢最短ルートの天神尾根は、裏をかえせば丹沢最急登クラスということですね。
樹林帯の中の急坂が永遠に続きます。急坂LOVEなチビ太は特にゴネることもなく、たんたんと登ってゆく。
今日は特に先を急いでいなかったので、ゆっくり。いつの間にかバカ尾根に合流していました。
合流すると花立山荘まではすぐ。このころ霰が雪に変わって、風も強くなってきました。たまらず花立山荘に避難。
「おしるこ」ののぼりに引かれて小屋に入りましたが、ラーメンをメニューに発見。
鼻の下がいつもより二倍の長さに伸びています笑笑笑
まったく分けてくれませんでした。
今日はここで撤退しちゃおう♪そうしよう♪
マイナス2℃で風もつよいし。
さっさと下ってママに会うんだ~♪
まさかこの尾根を下りで使うとは!というくらいえげつない下りでした。
見てくださいこのタイムスタンプ。(13時10分)
昼の1時過ぎには横浜駅に帰ってきて、泥だらけの靴でグッチのブティックに入ろうとしたら白い目で見られました。
出発時刻/高度: 07:16 / 493m
到着時刻/高度: 11:17 / 495m
合計時間: 4時間1分
合計距離: 6.67km
最高点の標高: 1294m
最低点の標高: 492m
累積標高(上り): 893m
累積標高(下り): 851m