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"It never gets easier, you just go faster."

チビ登山第116座 自転車+登山で乗鞍岳とったど~!

2020年08月02日 | 超級山岳
例年のようにテント担いで北アルプス縦走のできない2020年の夏、
ならば自転車で登るまで!ということで自力でチビ太大先生と乗鞍岳に行ってきました。 

事前の予習はばっちり、おそらく3時間(コースレコードは約1時間)で自転車登ることができれば(実際は2時間14分で登りよった💦)、ゆる登山で一日で登れるはず…あとは本人のやる気次第…と思っていました。 

蓋を開けると本人のリミッターが効かず、勝手にペースアップして自爆して逆ギレする展開に、小さい子はまだ『ペーシング』という概念がないみたいです。この日の反省をもとに二日後の渋峠ではナイスペースでまとめることができましたが。 

一緒にコース上で走っていた自転車の皆さんが、山頂付近でも登っていらして、友達になったのがよい夏の思い出となりました。 

それにしても、登山はいいですね!心拍が低い! 


📷 📷 📷 📷 📷 📷 

乗鞍高原スタート地点から遥か彼方に自転車のゴール地点と登山のゴール地点が見ゆる


これから挑むコースのものすごさを全く理解していない能天気三年生w 

それではスタート!高原の涼しい朝は気持ちよい。 


自転車歴三か月とこの絶景を味わうとは!うらやま 


三本滝を過ぎて、メインのヒルクライム区間に入ってきました。 

ゆっくりペースメークをするということを知らないチビ太。どうしてもペースを自ら上げてしまい、苦しくなって辛いそうです。後ろから『ゆっくりでいいんだよ』といっても逆効果。後ろに人がいるだけでプレッシャーになるみたい。 

九十九折区間をなんとか乗り切って、位ヶ原山荘。疲弊した9歳児の横で能天気な父。 


ここから上は森林限界を超え、絶景天国のヒルクライム 
長い長い2020年の梅雨があけた後の青空 


突き抜ける蒼 


この先の独立峰が乗鞍岳剣が峰!


雪渓が見えてきました。絶景を楽しみながら登っているとあっという間に終盤戦


写真には写っていませんが、ここに来るまで10人以上のサイクリストを抜き去ったチビ太大先生、なんちゅーハイペース。



どうしても先行するライダーを見るとペースを上げて抜きたくなるそうです(焦) 


クリートしながら立ちごけするのが恐怖なので、なるべく速度も落としたくないらしい・・・・ 






この日は快晴ならば槍穂高が見えるはずでしたが、北アルプス方面はガスっていました。 

ビクトリーロードが見えた!ゴールが見えた時『もう着いちゃった!もったいね~もっと登りてぇ~』と言ったら、後ろから殺意の視線が飛んできました。 

登ってきたワインディングロード 


レースのフィニッシュでおなじみのアングル タイムは2時間14分くらい 

へそw




畳平に移動し、トレランシューズに履き替えます…ヒヒ 

コロナ観測所 

登り始め、自転車で破壊された脚が重く、思うように進みません。


ちょっとした登山と思っていたら、結構遠い。 

雪渓にはクレイジースキーヤーがたくさん 


岩稜帯に入るとここぞとばかりペースをあげるチビ太氏 

やっぱりいました変態ローディ(誉め言葉)の皆様。同類ということで話が弾みます。 

チビ太『あんたら好きね~』 おじさまがた『おまえもな~』
 稜線で仲良くなる坂バカクラスタ 



というわけで、はいお代わり君終了!標高3026mは空気薄いはずでしたが、自転車だと高度順応がゆっくりなのでほとんど感じず。 

火口ですね~ 


頂上にてLINEグループトークで横浜のおじいちゃんおばあちゃんと中継会話。楽しかった。

サイクリストご一行様に褒めちぎられご機嫌のチビ太大先生 

山のアイドル、コマクサちゃんにも会えました♪ 


個人的にこの生意気なボトルの飲み方が好きです。 

さて、下りに苦手意識のあるチビ太大先生、20kmの下り大丈夫なんでしょうか。 

実は、この下りで開眼したみたいです。 

アウトインアウト、クリッピングポイント、足の置き方、カーブミラーの見方、ブレーキングポイント、全部教えて前で見本見せていたら20分後には下りを一通りマスターしていました。 


お願いだからスピードは出しすぎないでね! 



応援① 下りでは、登山同様登ってくる人には全力で応援するように教えました。 


応援② 

応援③ 


スパルタ親父め…おらは疲れたよムニャムニャ





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