例年のようにテント担いで北アルプス縦走のできない2020年の夏、
ならば自転車で登るまで!ということで自力でチビ太大先生と乗鞍岳に行ってきました。
事前の予習はばっちり、おそらく3時間(コースレコードは約1時間)で自転車登ることができれば(実際は2時間14分で登りよった💦)、ゆる登山で一日で登れるはず…あとは本人のやる気次第…と思っていました。
蓋を開けると本人のリミッターが効かず、勝手にペースアップして自爆して逆ギレする展開に、小さい子はまだ『ペーシング』という概念がないみたいです。この日の反省をもとに二日後の渋峠ではナイスペースでまとめることができましたが。
一緒にコース上で走っていた自転車の皆さんが、山頂付近でも登っていらして、友達になったのがよい夏の思い出となりました。
それにしても、登山はいいですね!心拍が低い!
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乗鞍高原スタート地点から遥か彼方に自転車のゴール地点と登山のゴール地点が見ゆる
これから挑むコースのものすごさを全く理解していない能天気三年生w
それではスタート!高原の涼しい朝は気持ちよい。
自転車歴三か月とこの絶景を味わうとは!うらやま
三本滝を過ぎて、メインのヒルクライム区間に入ってきました。
ゆっくりペースメークをするということを知らないチビ太。どうしてもペースを自ら上げてしまい、苦しくなって辛いそうです。後ろから『ゆっくりでいいんだよ』といっても逆効果。後ろに人がいるだけでプレッシャーになるみたい。
九十九折区間をなんとか乗り切って、位ヶ原山荘。疲弊した9歳児の横で能天気な父。
ここから上は森林限界を超え、絶景天国のヒルクライム
長い長い2020年の梅雨があけた後の青空
突き抜ける蒼
この先の独立峰が乗鞍岳剣が峰!
雪渓が見えてきました。絶景を楽しみながら登っているとあっという間に終盤戦
写真には写っていませんが、ここに来るまで10人以上のサイクリストを抜き去ったチビ太大先生、なんちゅーハイペース。
どうしても先行するライダーを見るとペースを上げて抜きたくなるそうです(焦)
クリートしながら立ちごけするのが恐怖なので、なるべく速度も落としたくないらしい・・・・
この日は快晴ならば槍穂高が見えるはずでしたが、北アルプス方面はガスっていました。
ビクトリーロードが見えた!ゴールが見えた時『もう着いちゃった!もったいね~もっと登りてぇ~』と言ったら、後ろから殺意の視線が飛んできました。
登ってきたワインディングロード
レースのフィニッシュでおなじみのアングル タイムは2時間14分くらい
へそw
畳平に移動し、トレランシューズに履き替えます…ヒヒ
コロナ観測所
登り始め、自転車で破壊された脚が重く、思うように進みません。
ちょっとした登山と思っていたら、結構遠い。
雪渓にはクレイジースキーヤーがたくさん
岩稜帯に入るとここぞとばかりペースをあげるチビ太氏
やっぱりいました変態ローディ(誉め言葉)の皆様。同類ということで話が弾みます。
チビ太『あんたら好きね~』 おじさまがた『おまえもな~』
稜線で仲良くなる坂バカクラスタ
というわけで、はいお代わり君終了!標高3026mは空気薄いはずでしたが、自転車だと高度順応がゆっくりなのでほとんど感じず。
火口ですね~
頂上にてLINEグループトークで横浜のおじいちゃんおばあちゃんと中継会話。楽しかった。
サイクリストご一行様に褒めちぎられご機嫌のチビ太大先生
山のアイドル、コマクサちゃんにも会えました♪
個人的にこの生意気なボトルの飲み方が好きです。
さて、下りに苦手意識のあるチビ太大先生、20kmの下り大丈夫なんでしょうか。
実は、この下りで開眼したみたいです。
アウトインアウト、クリッピングポイント、足の置き方、カーブミラーの見方、ブレーキングポイント、全部教えて前で見本見せていたら20分後には下りを一通りマスターしていました。
お願いだからスピードは出しすぎないでね!
応援① 下りでは、登山同様登ってくる人には全力で応援するように教えました。
応援②
応援③
スパルタ親父め…おらは疲れたよムニャムニャ
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