先日来気に掛かりながら後回しにしていた仕事を、午前中やり終えました。
「なにしたの?」声が聞こえるような気がします。そうです、台所の物入れの中の整理です。
劣等生主婦が、年末いよいよ追い詰められたのです。
台所に、半間の押し入れがあります。棚も何もないので、使い勝手は悪く、目につかないように不用品などを入れておく、劣等生がますます劣等婆さんになる原因の押し入れです。
気になっている段ボール箱から取り掛かります。扉があるからいいようなものの、引っ越しに使った古い段ボールに、あふれんばかりのビニール袋です。どうしてこうなったのよ!!
何年前だったでしょう?地球温暖化の原因になる、ビニール袋(代表的にはお店で入れてくれるレジ袋)を廃止しようというお達しが発せられました。主婦の大多数の人が「困ったな。ゴミ捨てはどうするのよ、生ごみなど水気のあるものには、必需品よ」ということでした。レジ袋くれないのなら、備え付けの薄い袋を使うわと何枚も盗っていく主婦がいて問題になったりしました。
私も、ごみ捨て=レジ袋と連想する主婦でした。ただ、わりに真面目に考える性格の人で、お達しには協力しなければと思ったのです。
初めは、生ごみはなるべく余分な水をつけない、例えば野菜くずなどは、水をつけないうちに古新聞に纏める、ことから始めました。
脚腰の痛みを抱えて、生協から配達してもらう方式を取り入れました。そこがまた劣等性主婦です。易きに流れます。近頃の冷凍食品は、下手な私の味付けより優れているようです。早速これを取り入れました。
配達されたものを調理(と言えるのかな?罪悪感あり)すると、全てが密閉された防水力のある袋詰めです。「うん、水気のあるものはレジ袋に替えて、これに詰めればいいのだ」。以後石油系のものは極力使用をやめました。一度製品を守ってお役御免になった袋をもう一度使うということは疚しさを少しはカバーしてくれました。。
バッグにはレジ袋の1・2枚はいれるようにしていましたし、お達しが出た後、もし必要な時は、このストックしたものを使おうと貯めていました。冷凍ものの袋は、捨てるゴミで使用する量を上回って溜まっていきます。おまけに生協の配達品は、大きなビニール袋に種類別に分けて配られます。袋が溜まりに溜まってきていたのでした。
今日もう使いようがないほど溜まったものは、思い切って燃えるゴミに出すように整理しました。
疚しさが湧きます。これは焼かれるのだ。co2が出るのだ。地球温暖化の一因になってしまうのだ・・・
品物を包装するのはもっと違うもので間に合わないか。化学赤線地帯だったわが実力では何もできないけれど。おせっちゃんの子どものころの鍋を下げてを提げて豆腐を買いに行ったころには戻れないだろうけれど。
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