おしょうしな満腹日記~伊豆のお家ひまわり~

米沢スキー場ペンションおしょうしな跡地です。
2019年より大室高原オーシャンビューの一軒家ひまわりを営業中

米沢のあたりまえ≪謙信・鷹山の肖像画≫

2021年07月12日 | 米沢の歴史案内
米沢市内すべての小中学校の体育館に上杉謙信公・鷹山公の肖像画が掲げられていると聞くと、市外の人は驚くそうです。
ちなみに体育館にこのお二人の肖像画があることは、米沢市民にとってはあまりにも当たり前過ぎて何の感慨もないことなのです。。。。


おしょうしなガイドの一員として、熱心に仙台市から米沢に通っていらっしゃるIさんから
“学校にある謙信公・鷹山公の画が見てみたい”
という希望があり、先日のガイド新人女性勉強会梅組の研修日、市立南部小学校の体育館にお邪魔して、久しぶりに肖像画にご対面してきました。





子供の頃は二つの肖像画はもっと天井に近いところにあって、いつもお二人から見下ろされているイメージでした。
でも今回改めて見ると、実際の額はけっこう低い位置にあって、

「あれ、こんなにお二人の殿様との目線が近かったっけ?」

とちょっと新鮮な驚きがありました。


今回私たちを案内をしてくださった南部小学校の教頭先生によると、高学年の児童には特別に上杉鷹山公の業績について学ぶ授業があるそうです。
郷土への愛着をはぐくむ素晴らしい取組みです✨
私の小学生時代にもそのような授業があったのかもしれませんが、あまりにも昔すぎてまったく記憶にないのでした 。
もっと若いころから米沢の歴史に興味を持っていればガイドの勉強も楽だったのに、と今になって思わずにいられません(´;ω;`)ウッ…

改めて小学校の肖像画と対面する機会をくれたIさん、学校との橋渡しをしてくれたM先生、南部小の学校関係者の皆さま、おしょうしな(ありがとう)<m(__)m>


以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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大室高原 オーシャンビューの一軒家 ひまわり

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静岡県伊東市富戸1317番地280
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<おたかぽっぽ>の絵付けにチャレンジ

2021年07月11日 | 米沢の歴史案内
7月8日、米沢市の歴史観光ボランティアガイド「おしょうしなガイドの会」、女性新人の研修会梅組7月の研修日。

この日の前半は笹野民藝館にて米沢の民芸品笹野一刀彫の絵付けを体験しました。



古くから米沢市笹野地区に伝えられてきた笹野一刀彫。
江戸中期の名君上杉鷹山によって農家の冬の副業として推奨されました。

鷹を模した<おたかぽっぽ>は笹野一刀彫の代名詞。
ぽっぽはアイヌの言葉で子供のおもちゃの意味だそうです。

<笹野民藝館>HPより


この日、おたかぽっぽ作りの実演と絵付け指導をしてくださったのは笹野一刀彫の若手工人のおひとりです。



まずは絵付け体験。
あらかじめ薄く下絵が塗ってある木地に、ポスターカラーでオリジナルの柄を描いていきます。
慣れない筆使いに苦戦しました(;'∀')

見本のように上手に描けなかったけど、世界に一つだけのオンリーワンの作品
が出来上がりました✨


後半は一刀彫の実演です。

笹野一刀彫に使う木はこの地方の山林に自生しているコシアブラ。


この作業台もコシアブラ製です。
細い枝しか見かけないコシアブラも、成長するとこれほど幹が太くなるとは!!





工人は大きな刃物と小型の彫刻刀を巧みに動かして作品を生み出します。



まず実演してくれたのは花作り。
昔の米沢では生花が手に入らない冬の間、この造花を仏壇に飾りました。

民藝館の神棚に供えてある花

次はおたかぽっぽの制作実演です。





一本の枝からみるみるうちにおたかぽっぽが出来ていきます。


たちまち出来上がった花とおたかぽっぽ

若手の工人が活躍している笹野一刀彫。
これからも様々な作品で私たちを楽しませてくれることでしょう。

笹野一刀彫若手工人3名の作品を紹介するHPはこちら



わが家にやってきたオリジナルおたかぽっぽ
この日の思い出も込めて、長く大切に飾ろうと思います(^^♪



以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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<無事のご報告>熱海伊豆山地区の皆さまの無事を願います

2021年07月04日 | 民泊・ひまわり
数日来の長雨により、昨日7月3日に熱海伊豆山地区で発生した土石流。
ツイッターやTVで拡散された生々しい土石流の映像は衝撃でした。

昨日来私たちの宿のお客様や友人知人から、夫の安否を心配する電話やメッセージを沢山いただいております。
幸い私たちの民泊がある伊東市は大きな被害もなく、夫も元気で過ごしていることをこの場にてご報告いたします。
お気遣いいただいている皆さまに心より感謝いたします。<m(__)m>

今回の土石流が起きた熱海市伊豆山地区には、熱海名所の一つ伊豆山神社があります。私も何度かここを参拝に訪れたことが思い出されます。(以下、写真はすべて2016年7月撮影のものです)


古代は修験者の修行の場だっという伊豆山。
ふもとから長い石段を息を切らして登りきると、神社境内からのダイナミックな海の眺めが迎えくれます。


源頼朝と妻の北条政子が独身時代に密かに逢瀬を重ねたという言い伝えがあり、縁結びの神社として知られています。
境内には二人が座った腰掛石もという石が残っています。




手水舎に仲良く並んでいる龍も夫婦なのかもしれませんね。


今回の災害により、伊豆山神社を含むこの地区がどれほどの被害を被ったのか、全容が気がかりです。

そしてこれ以上の被害が起きないこと、犠牲者のご家族に慰めがあることを切に願います。







以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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米沢の歴史案内~12我妻榮記念館

2021年06月26日 | 米沢の歴史案内
歴史観光ガイド「おしょうしなガイドの会」新人女子の勉強会梅組の6月研修会。
米織会館廟の隠れ家に続き最後に訪れたのは市内中央にある「我妻榮記念館」です。

我妻榮(わがつまさかえ)
1897年(明治30)~1973年(昭和48)
米沢出身の民法学者。文化勲章受章者で米沢市の名誉市民。


民法学の神様的な存在で、この我妻榮記念館には今も全国から法律関係者が訪れるそうです。




我妻榮記念館は遺族から寄贈された著作、講演会の手書き原稿などほか、民事訴訟の要旨をまとめた約7000枚の判例カードなどが展示されています。
床の間・囲炉裏など、昔の暮らしを彷彿とさせる品々。


住居と繋がっている蔵には、我妻榮の遺品や写真が展示されています。
足を患っていた我妻榮が身に着けていたギブス。
体は不自由でも、釣りなど趣味は多彩だったとか。



親友岸信介との対峙
東京帝国大学法科大学では、のちに首相となる岸信介(安倍晋三前総理大臣の祖父)と主席を争い、その後も二人は米沢で一緒に釣りや温泉を楽しむなど親友として付き合いを続けていました。

しかし学者の道を全うした榮とは対照的に、岸信介は権力と野望、利権の道を突き進み、のちに「昭和の妖怪」とまで呼ばれます。

昭和35年、日米新安保条約への批准をめぐって激しい学生運動が起こり、世情が騒然とするなか、我妻榮は朝日新聞紙上に「岸信介君に与える」という手記を発表します。

 「君は、定めし、いまの外交路線を強めていくことが、わが国の発展のための最も正しい道だと確信しておられるでしょう。その信念を疑いはいたしません。しかし、戦前、君は、ドイツと組んで、中国や英米を敵として大東亜戦争を断行することが、わが国の発展のための最も正しい道だと確信しておられた。それは、とんでもない誤りだったのです。(中略)君はまた同じ誤りをくり返そうとしているように、私には思われて、りつ然とします。今日、君に残された道は、ただ一つ。それは直ちに政界を退いて、魚釣りに日を送ることです。

ときの首相かつ親友に対しても、自らの信念に基づいて厳しい反対意見を表明する榮の気骨に、ただただ敬服するばかりです。

我妻榮記念館にはこのときの朝日新聞の寄稿文も展示されています。





木製キャビネットの中身は膨大な枚数の榮本人手書きの判例カードが収められています。



膨大な枚数の判例カードから、努力と研鑽を積み重ねた我妻榮の生涯が透けてみえるようです。

この日我妻榮記念館を訪れたことにより、我妻榮という郷土の先輩の偉大な業績、明るく魅力的な人柄に触れることが出来ました。


以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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廟の隠れ家

2021年06月26日 | 日々のできごと
前記事の続きです。

米沢の歴史観光ガイド「おしょうしなガイドの会」新人女子の勉強会梅組6月の研修会。米沢織についての学びを終えて楽しいランチの時間ですヽ(^o^)丿

会場は上杉家藩主の御廟所のそばにある古民家カフェ廟の隠れ家(たまやのかくれが)さんです。


ここのオーナーは味噌屋さん。そして手入れの行き届いた古民家は元々は材木商の邸宅だったそうです。
街なかにもかかわらず、お店の周りはとても静か。



この木の箱は昔の冷蔵庫と教えられてびっくり!


平日にもかかわらずほぼ満席の店内。
この日いただいたのは田楽とうこぎそばのセットです。




5種類(里芋、厚揚げ、板コンニャク、お餅、茄子)の田楽。
うこぎ(米沢で屋敷の生垣として植えられている樹木)の葉のそばも、さっぱりした美味しさです。


本業が味噌屋さんだけあって、甘酒が絶品でした!



最後にコーヒーをいただいてもう大満足です☆

前から存在は知っていたけど、こんな素敵な場所とは知らなかった~。
また必ず訪れたい霊の隠れ家さんでした。



霊の隠れ家 公式サイトはこちら


以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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