こちらはここ一週間ほど一日中冷たい雨
、時おり雪
、、、という冬らしいお天気が続いていますそんななか、昨日19日だけはつかの間の青空
このチャンスを逃すまいと、夫を誘って自転車での喜多方めぐりに行ってきました。
米沢から国道1２１号線(大峠)を超えて喜多方の入り口にある道の駅「喜多の郷」に乗ってきた軽ワゴンを停め、積んできた二台の自転車を下ろしました。
この道の駅に接している自転車専用道路「大川喜多方サイクリングロード」で喜多方の市街地に向うのです。
喜多方から見る飯豊連峰はすっぽり雪で覆われています。
飯豊の山々はいつも米沢側から眺めていますが、ここ喜多方からは米沢からよりずっと山々が近く見えます。
サイクリングロードは大川という川に沿って伸びています。
河原にはきれいな鷺が一羽、羽根を休めていました。
あまり余裕なく必死にペダルをこぐおばさんひとり(^_^;)
いよいよ喜多方の町中へ
‘蔵の町’喜多方
町のいたるところで大切に活用されている古い蔵を見かけます。
喜多方といえばラーメン。
今回は喜多方有数の有名店「板内食堂」に向いました。
お店に着いたのがちょうどお昼時だったこともあり、店の前には長蛇の行列が。
さすが有名店です。
夫が注文した大盛り肉そば(１０００円)。
チャーシューに埋め尽くされて麺が見えません(＾＿＾;)
このチャーシューが柔らかくてなかなかの美味なのです。
(とはいっても米沢産天元豚の美味しさには全然及ばないな、と正直思ってしまいましたが)
太くてコシのある太麺。比較的コクのあるスープはまさに喜多方ラーメンです
蔵のある美しい街並みも楽しんだし、喜多方ラーメンも食べたし、、、
もうすでに大満足なのですが、道の駅で貰ったマップを見ると、道の駅に戻る途中に国の重要文化財に指定されてる「会津大仏」という仏像があるようです。これは寄り道して大仏を拝見しなければ。
ちょっとだけサイクリングロードからはずれて静かな田舎道を走ると、程なくお目当ての「会津大仏」があるお寺「願成寺」に到着しました。
堂々たる山門に、このお寺の歴史を感じます。
ところで上の写真をよく見ると、山門の奥にワゴン車がドンと停まっているのがわかります。
実はこの「願成寺」の本堂は、昨年の東日本大震災で大変な被害を受け、現在大がかりな解体復旧工事の最中なのだそうです。
順調に工事が進み、早く堅固な本堂が完成することを願うばかり。
木々の雪囲いと名残の紅葉が綺麗です
いよいよ「会津大仏」と対面です(ガラスに光が映り込んでしまったのが残念)。
高さ2.4メートル、国指定重要文化財の阿弥陀如来。
静かな田園地帯のなかに、これほどの仏像がおいでになるとは！思いがけない出会いに気持ちが高ぶります
蔵のある美しい喜多方の街並み、名物ラーメンに尊い仏さまとの出会い、、、
楽しさいっぱいの今回のサイクリングコース、次は違う季節にまた走ろうと心に決めて、米沢への帰路につきました。
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