※8月10日(土) 乙女高原案内人・レポート:井上さん
今日、乙女高原に行って来ました。鈴木さんが来ていました。鈴木さんが午前中に案内人活動をしてくれましたので、私はマルハナバチのラインセンサスをしました。その結果は「トラ5、オオ6、ミヤマ28 合計39頭」でした。
晴れていたのですが、気温は24℃、日なたはもっと暑かったかな。花はアザミがやや少なく、クガイソウは終盤、ヒメトラノオは咲いていますが、まだ開いてないものもあり、ヤマハギが咲きだしたという状況で、やっぱりトラやオオが少ないように感じました。なお、今年は花が遅れていますが、チダケサシとワレモコウが群生して海のようになった場所ができています。オミナエシやシモツケソウもたくさん咲き始めています。また、マツムシソウやシラヤマギク、ヤナギランなども咲き始めました。ヤナギランを見に来たという方は、咲き始めを1本見つけただけと残念がっていましたが、多くのお客さん方は、花がたくさん咲いているのを喜んでいました。そして、涼しい日陰で涼んでいました。
午後、荒川林道のツリフネソウが咲いているところを見たら、トラが何頭かいました。好みの花がある所に行っているのでしょうか? 鈴木さんは午後、用事があるということで帰りました。神奈川からきたという6人のグループ、小楢山に登って来たという3人のグループに、花のパンフレットを渡し、少し話をしました。
お客さんも来ないので、2時半頃に店じまいをして、森のコース、林道を歩いてみました。遊歩道の草刈りをどなたかしてくれたようです。荒川林道で白いツリフネソウを1輪見つけました。ブナじいさんの下のレンゲショウマが咲き始めていました。まだつぼみの方が多いですが、株数は減ってしまったような・・・。シカの食害かな。
途中の頭を折られてしまったオオウバユリの近くにもう1本咲いていました。花が10個以上ついているので、やはりオオウバユリかと思います。オオウバユリにもトラが来ていました。林道の法面上にはキリンソウが群生して真っ黄色でした。
それから今日は草原のギボシを数えてみました。81本ありました。(花、つぼみなど)ちなみに昨年8/5の記録は23本でした。確実に増えてきていてすばらしいですね。