元麻布大学教授の高槻先生が中心となって行っている植物調査です。
シカ柵の設置によって、植物たちがどう変化していくか?を調べるために
シカ柵が設置される直前の2015年9月から、毎年9月に、年に1回、調査を続けています。
乙女高原内に10箇所のポイントを設定し、ポールを立てています。
そのポールを見つけ、折尺を使って10センチ×10センチの正方形の中に出てくる植物名を全部挙げます。
次に、10センチ×25センチに範囲を広め、新たに出てきた植物名を記録します。
同様に、25センチ×25センチ、25センチ×50センチ、50センチ×50センチ、50センチ×1メートル、1メートル×1メートルと調べます。
そしたら、出てきた植物の「被度」と「高さ」を記録します。
さらに1メートル×2メートル、2メートル×2メートルと探索の範囲を広げて、新たに出てきた植物を記録します。
これが1つポイントで行う調査です。
これを10回、繰り返すわけです。
高槻先生、調査ありがとうございました。