井上さんがレポートを書いてくださいました。
8月10日は3連休最終日、案内人活動も最終日でした。誰か案内人は来ているかと思いましたが、誰もいないので、一人でロッジを開けて案内の準備をしました。準備をしていたら、ヒメヤママユの終齢幼虫が地面にいて、案内するベンチの方に這って来ました。踏みつぶすといけないので、草むらに移動してやりました。
10時ころから3時近くまでロッジ前にいました。この日は4人の家族連れ、長野から初めて来たという年配のご夫婦、以前に案内人をしていたという男性、キャンプが目的というご夫婦、地元の男性、小楢山に登ってきたという女性などに、パンフレットを差し上げたり、草原のことをお話したり、花情報をお知らせしたりしました。パンフレットや話のなかで、より草原のことや花のことなどが楽しめたと言って下さる方もいて、やはり少人数でも案内をする価値はあったと思いました。
3時近くに片づけをしてロッジを閉めました。
3時過ぎに半場さんご夫婦が富士山でガイドをしているという男性と一緒にいらっしゃいました。それで草原を一緒に歩きました。その男性は「この花はどんな戦略でこんな形をしているのだろうか(たとえば、ツリガネニンジンの萼があんなに細いのは何のため?)」などと目のつけどころが面白かったです。案内活動の中でも、いろいろな見方がお知らせできると、さらに興味を持ってもらえるかなと思いました。