乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

遊歩道の草刈り

2021年07月24日 | 遊歩道作り

 7月24日、乙女高原ファンクラブ世話人を中心に7名が集まって、遊歩道の草刈りを行いました。三枝さん、角田敏さん、角田晴さん、芳賀さん、渡辺さん、小林秀さん、植原の7名です。
 夏草の成長って、ものすごいですよね。こんなにどんどん伸びるのだから、アフリカのサバンナでは「(森ではなく)草っ原に大きな草食獣がたくさんいる」という状況が生れているのですが(食べられても食べられても草は生長するので)、乙女高原の夏は遊歩道を歩けないくらい草が茂るので大変です。今までは、草の様子に気づいた方が自主的に遊歩道の草を刈ってくださっていましたが、今年度(から)は「ファンクラブの活動の一つとして夏の遊歩道の草刈りを行う」と、世話人会で決まりましたので、計画しました。


 草刈り機を使った作業は危険を伴うので、普通のボランティア活動保険が利きません。それで、草刈り機作業でも入れる保険に加入しました。熱中症が心配なので、ペットボトルのお茶と、塩分補給用のタブレット(食べてみたら、「大きなラムネ菓子」といった感じでした)を買っておきました。念のため当日の救急医を調べようとネット検索しましたが、4連休の3日目である24日の分だけ載っていません!…考えてみたら、この日は土曜日。医療機関は基本的に「やっている」日でした。

 当日朝、集合時刻より1時間ほど早く到着し、倉庫から軍手、かま、ヘルメット、ゴーグル、ペットボトルホルダー、救急セットなどを出し、参加者がいつ来てもいいようにしました。


 びっくりしたのは倉庫の中です。すごくスカスカしているので「?」だったのですが、上を見上げて「!」になりました。熊手が30本ばかりしまってあるのですが、それらが全部、前後に差し渡された角材(まるで梁のようでした)に挟まれ、きれいに整頓されていたのです。「こんなことができるのは、そして、やってくれるのは、あの人しかいない!」と思い、三枝さんに確かめたら、やっぱりそうでした。雨宮さんが整頓しやすいようにと、事前に物置をリホームしてくださったのでした。雨宮さん、ありがとうございました。

 さて、参加者が来ては受け付けをしていただき、お茶等を配って、資料で草刈場所を確認していただき、それぞれ作業を始めていただきました。草刈り機は合計4台になりました。
 2週間前にファンクラブ備品として購入した充電式草刈り機の試運転で、2日・計2時間ほど草刈りをしておいたので、それ以外の箇所を草刈りしていただきました。林道の両脇や駐車場の草も刈っておきました。とても歩きやすくなりましたよ。でも、所々、遊歩道の中なのに刈ってない草があります。刈り損ねた…のでなく、作業された方の「ああ、この草、残しておきたいなあ」という思いが伝わってきます。草原を歩くときには、そんな思いにも触れてください。

 午前中に作業が終了したので、お昼をゆっくり食べて解散しました。角田さんが「ウチで採れたから」とたくさん持ってきてくださったモモやスモモがとてもおいしかったです。

コメント
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