「あなたがたは、この人に対して何を告白するのですか」。
(ヨハネによる福音書 第18章 29節 )
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ピラトがイエスの裁判を見に集まっている群衆に対して言った言葉である。
ピラトはあとで主イエスに「真理とは何か」などと言っているが、主イエスが十字架につけられる最後の最後まで、群衆心理に訴えかけ、主イエスを釈放しようとしたのである。
群衆はさまざまな病気をいやし、その他にもさまざまな奇跡を行ってくださった主イエスを手のひらを返したように「十字架にかけろ」と叫ぶのである。
この群衆をあやつっていたのは当時のユダヤ人の秘密警察ともいうべきやつらであった。
わたしたちも日常生活の中で主イエスを十字架につけてはいないか。この群衆の仲間になってはいないか。
各自充分に自戒すべきである。
主イエス・キリストの御名によって。
アーメン。
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