言の葉（トルストイ）：主の創造。主イエス・キリストの御名によって。アーメン。

　　　　われわれが科学とよんでいるものが
　　　　生命を規定するのではなく、
　　　　生命についてのわれわれの概念が
　　　　科学と認むるべきものを決定するのである。

　　　　　　（トルストイ著「人生論」原卓也訳　新潮文庫　）


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　「科学時代」と呼ばれて久しい。
　あるいは「科学万能時代」と言ってもよいと思う。
　しかし、トルストイの上記の言葉にあるように「生命」を無視した「科学」は「科学ではない」とわたしは思う。
　「原子爆弾」は「科学」が生み出したのだ。しかし「生命の全否定」をするものである。いくら浅学非才のフツーのクリスチャンのわたしたちでもそのように思う。フツーのクリスチャンのわたしたちは「生命」はすべてハエやゴキブリや細菌でも主の創造であると考える。したがって主の創造した生命を否定するようなものはただの兄弟げんかのおもちゃでしたかない。それもかなしむべき危険なおもちゃである。人間も他の生物もそれこそ主の創造なさったものをすべて破壊しつくすものだからだ。
　上記のトルストイの言うように人間ひとりひとりがもっと「生命」に対して「主の創造」という生命についての正しい観念を持つべきである。
　（もちろん他宗教の他の神や仏が創造したと思うのは信教の自由である）。


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