いのちの勝利。主イエス・キリストの御名によって。アーメン。（新約聖書）

　　　　この朽ちるものが朽ちないものを着、
　　　　この死ぬものが死なないものを着るとき、
　　　　聖書に書いてある言葉が成就するのである。
　　　　「死は勝利にのまれてしまった。
　　　　　死よ、おまえの勝利は、どこにあるのか。
　　　　　死よ、おまえのとげは、どこにあるのか　」。

　　　　　（コリント人への第一の手紙第１５章５４節～５５節　）


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　この拙文を読んでくださっているあなたは何か病気を持っているだろうか？それとも病気をしたことがあるだろうか？
　というのは「死」というものと隣合わせになったことがあるだろうか？「死」とまっ正面から向き合ったことがあるだろうか？こんなことをそれこそまっ正面から質問するわたしは残酷な人間だろうか？
　しかし、「人間」そしてすべての「いのち」あるものたちは「死」といつも向き合って生かされているという認識をもつことが、フツーのクリスチャンとなる第一歩だとわたしは思っている。主の十字架上の死とそこからの復活を信じる信仰の立場だからである。
　あなたは「死」が怖いに違いない。それならフツーのクリスチャンのわたしが「死の恐怖を克服させていただいたように」どうか主の主王の王主イエス・キリストにしがみついていただきたい。
　フツーのクリスチャンのわたしはただひとえにこの方を信じ、お祈りしているので「死」はもうおそろしいものではない。「死は勝利に飲み込まれてしまった」からである。主の復活のいのちに生かされているからである。主の永遠のいのちに生かされているからである。


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