十字架と復活。主イエス・キリストの御名によって。アーメン。🐫。（新約聖書）

　　　　また、あなたがたに言うが、富んでいる者が神の国に
　　　　はいるよりは、らくだが針の穴を通る方がもっと
　　　　やさしい。

　　　　　　（マタイによる福音書第１９章２４節　）


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　激しいみ言葉だ。
　この主のみ言葉の「富んでいる者」とはフツーのクリスチャンの立場では、単に金持ちだとか財産がたくさんある者や、立派な経歴の持ち主のことではない。ではどのような者のことを主は言っておられるのだろうか？
　フツーのクリスチャンのわたしに言わせれば「自分は神に創造された人間に過ぎないということを忘れてしまっている者のことだ」。
　この類の人間ほどの「危険人物」はいないだろう。
　どのように「危険」かと言えば、何の罪の意識もなく「自分を神とする」からである。
　この地球上かつて現れた「危険人物」何の罪の意識もなく「人間」の「大虐殺」をやってのけたあのヒトラー、ムッソリーニ、などの「危険人物」を見よ。彼らは揃いもそろってみな「自分を神」としていた。
　どのようなたくさんの金や物を持っていても、どのようなこの世の名声を浴びても、わたしたちは「人間」、「神に創造された人間」に過ぎないのである。
　この真理を忘れてしまったら「人間」は「野にいる獣よりも悪い」（獣とくらべるのは獣にしつれいかもしれないが）。何の罪の意識もなく平気で同じ人間をなにかしらの理由をつけて気に入らないと言って殺すのである。
　主は「人間」がこのようになるのを知っておられた。だからそんな「人間」を救うために十字架にかかり、復活してくださったのである。


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