魂の牧者。主イエス・キリストの御名によって。アーメン。（新約聖書）

　　　　　わが民イスラエルの牧者となるであろう。

　　　　　　　（マタイによる福音書第２章６節　）


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　上記に引用した「牧者」とは牧畜生活における牧者と羊との信頼・愛情関係から生まれた表現で、主イエス・キリストのことを指す。
　わたしたちフツーのクリスチャンは、この方を「魂の牧者」として崇めている。わたしたちフツーのクリスチャンは主イエス・キリストを飼い主とする羊の群れである。だから主イエス・キリストの教会では主の代理人として「牧師」がいる。
　わたしの所属する教会では「牧師」とも言うし、「司祭」とも言う。（典礼の司式を行うから）。
　しかしどのようにすばらしい「牧師」や「司祭」でも主イエス・キリストと同一にはなれない。
　「魂の牧者」と全身全霊の尊敬の心をこめて言えるのは、主の主王の王主イエス・キリストだけである。
　しかし、わたしの所属する主イエス・キリストの教会では洗礼を受ければその人はもう主イエス・キリストの代理人たる牧師・司祭とになされている。それはわたしたちフツーのクリスチャンがどうにかして少しでもわたしたちの心と魂と体が主の主王の王主イエス・キリストと似たものとしていただきたいという魂の奥底からの切なる願いの結果であり、「祈り」である。
　わたしはフツーのクリスチャンとして「主はわが飼い主なり」と胸を張って全宇宙に宣教させていただく者である。


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