言の葉（内村鑑三）：罪を贖われるために。主イエス・キリストの御名によって。アーメン。

　　　　キリスト教化されようと望んでキリストに来た者は、
　　　　必ず彼を棄てることになるだろう。
　　　　新しい思想を得たいと望み、また広い交際に入ろう
　　　　と望んで彼に来た者も彼を棄てることになるだろう。
　　　　その罪を贖われその霊魂を救われようと望んで来た者
　　　　だけがよく永久に彼と共にとどまることができるであろう。

　　　　　　（「一日一生」内村鑑三著　教文館　）


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　「キリスト教徒にしていただく」とはどのようなことかを上記に引用した内村氏の言葉は簡潔に指し示してくれる。よくいわゆる「教会に行く」ことをキリスト教徒になる第一歩第一の条件だと思う人がいるが、必ずしもそうではない。
　それでは「聖書」を読み勉強することか？
　このこともそのように思っている人が多いが、これも第一歩第一の条件では必ずしもないのだ。
　上記に引用の内村氏の言葉のように「魂の奥底から全身全霊をもって神さまわたしを救ってください」という「真の祈り」を抱いている人はみな主の呼びかけに必死になって答えるのだ。フツーのクリスチャンのわたしに言わせれば、もはやそのような人こそ「真のキリスト教徒」と言える。そのような人はもうそれだけで「主の教会」となったのである。
　主は永遠にその人の内に住んでくださる。




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