大切な戒め。主イエス・キリストの御名によって。アーメン。（新約聖書）

　　　　イエスは言われた。
　　　　「心を尽し、精神を尽し、思いを尽して、
　　　　　主なるあなたの神を愛せよ」
　　　　これが第一の戒めである。
　　　　第二もこれと同様である。
　　　　「自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ」

　　　　　　　「マタイによる福音書　第２２章　３７～３９節」　


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　この聖書の主イエス・キリストの言葉は、全聖書中でも一番に大切な言葉だ。
　初めて読む人にもとても分かりやすくてスッキリしている。
　洗礼を受けてクリスチャンになったわたしにとって本当に大切な言葉なので何度も何度も読み味わっている。。わたしにとって「魂の呼吸」と言っていい。
　主イエス・キリストに向かって自分自身の救いを祈る時、いつもこのマタイによる福音書の箇所を頭の中心にしっかり置きながらお祈りしている。
　わたしにとって特に身に迫ってくるのは「自分を愛するように隣り人を愛せよ」の部分である。本当は自分を愛することも難しい。自分の身はカワイイ。でもしっかりと自分を見つめて愛するとなると案外と難しいものだと思う。現代は自分を愛することが最も難しい時代なのかもしれない。「自分」とは何かも分からなくなってしまい迷いの中に四苦八苦する。
　神がわたしを愛してくださるように自分を愛する。そこから始めるしかない。そして神が自分を愛してくださるように、あなたの（自分の）隣人を愛することが出来るのだと思う。
　さて、ここで問題。あなたにとって（わたしにとって）、大切な隣り人となるのは一体誰でしょう？



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