言の葉（マイスター・エックハルト）：わたしはぶどうの木。主イエス・キリストの御名によって。アーメン。

　　　　人間の本質と心底とが完全に善なるものであるための
　　　　根本、一切の彼の仕事の善さが、そこから由来する根源、
　　　　それは人間の心が全部的に神に向かうということである。

　　　　　（『神の慰めの書』マイスター・エックハルト著
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　講談社学術文庫　）


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　わたし自身はフツーのクリスチャンだが、上記の引用文はほとんどすべての宗教家が目指していることではないだろうか。
　少なくともわたしはフツーのクリスチャンとして、いつも、どのような状況下におかれても、全身全霊をもってわたしの救い主主イエス・キリスト向かっていたいと痛切に思っている。この思いをもってわたしはわたしの考えること、そして行動のすべてを主への祈りとして主に受け取っていただいていることに感謝している。
　主が二千年前、最後の教えとして弟子たちに語られたみことば「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である（ヨハネ１５．５）」の通りである。
　わたしたちフツーのクリスチャンは主の主王の王主イエス・キリストというぶどうの木につながっている枝である。養分となる樹液はすべて主の主王の王主イエス・キリストよりいただいている。
　つまり善なるものの根源はすべて主イエス・キリストであり、この方から養分をいただかなければわたしたちフツーのクリスチャンたる枝は簡単に枯れてしまうのである。
　「生きている」ということ自体、主イエス・キリストより養分（復活のいのち）をいただいている証拠なのである。


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