さて、主がこれらのことばをヨブに語られて後、
主はテマン人エリパズに仰せられた。
「わたしの怒りはあなたとあなたのふたりの友に
向かって燃える。それはあなたがたがわたしについて
真実を語らず、わたしのしもべヨブのようではなかった
からだ。今、あなたがたは雄羊七頭雄牛七頭を取って、
わたしのしもべヨブのところに行き、あなたがたのために
全焼のいけにえをささげよ。わたしのしもべヨブはあなたがた
のために祈ろう。わたしは彼を受け入れるので、わたしは
あなたがたの恥辱となることはしない。
あなたがたはわたしについて真実を語らずわたしのしもべヨブの
ようではなかったが」。
（ヨブ記第４２章 ７・８節 ）
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テマン人エリファズと、シェマ人ビルダデとナアマ人ツォファルの
３人のヨブの友人たちはこうしてヨブにまるで主イエスのように
祈ってもらって神の罰を受けずに助かった。
またヨブもこの３人のために祈ったことによって前の繁栄を神に
元通りにしていただいた。
ヨブは人間であるが、神に対して罰せられるような罪は犯していなかった
からである。それが因果応報の思想でしか神を理解していなかった３人の
友人にはわからなかったのである。
これでは罪ある者をあがないの恵みによって義とし受け入れてくださる
神の恵みはわからない。
これは時至ってクリスチャンとなった者も陥りやすい罪である。
よく聖書を読みよく祈り、よく宣教してこの罪から主ご自身に救ってもらおう。
主イエス・キリストの御名によって。
アーメン。
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