じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

鬼平のエンディング曲

2006年02月20日 | 日々のこと
テレビの「鬼平犯科帳」のエンディングがなんとも気に入っている。
江戸情緒というよりも、夢幻の世界のような美しい風景たたずまい、それに不相応とも思えるフラメンコギターのあの哀愁帯びたメロディーに魅せられるのである。
エンディング部分だけをDVDに撮って聞いている。
この曲、ジプシー・キングスの「インスピレィション」というらしい。文字通りジプシー音楽グループで、CM曲の世界で一世を風靡したらしいけど、他の曲は知らない。

池波正太郎ファンで、剣客商売をはじめ鬼平、梅安、真田もの他、現代ものまでほとんど読み尽くしたものである。没後もエッセイ集などに頼ったり、新作小説がなくなり仕方なく藤沢周平を読んでみたりしたけれど、池波本のようには琴線に触れない。
ワクワクして夜更けまで読み、読み終えるや直ちに次の本に進む意欲が無くなったのもあの頃以来のような気がする。最近は一冊読み終えるのに半月もかかり、途中で投げ出す。

小説がドラマや映画化されると、何かどうも違う、つまらなくなるところがあるのは例外ではないけれど、懐かしさと渇望があるからか、鬼平犯科帳や剣客商売はドラマにも虜になってしまうのである。味のある中村吉衛門がまたいい。
たまに思いついたようにしかテレビ化されないのでめったに見られないのが残念なところ。

他にも「冬のソナタ」や「オールイン」のテーマ曲も好きでCDを買ったものだ。ドラマが気に入って、音楽がマッチすれば見事に嵌まってしまうのだろう。
韓国ドラマがいま一段落して、見るべきものが無いのも残念。
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