駅のカフェでお茶してる(ココア飲んでたんだけど・・・)うちに、夕方5時少し前に。
そろそろ、と思ってプラットホームへ向かいました。
ここからリヨンまで乗る列車はTGV。
まだ列車は入ってなかったけど、すでにホームの辺りには大勢の人が。
自分の乗る車両がすごく前だったので、人ごみに気をつけながら少しずつホームの先に進んでいきました。
そうしてるうちにTGVが到着。
2編成、20両もつなげてたので、とにかく長い!
5分くらいかけてや~っとドアにたどり着きました。
時間が若干あったので、乗り込む前にこの写真を撮りました。
夕方5時を過ぎるとさすがに少し暗くなってきましたが、それでも雲ひとつない青い空がまだ広がっていて、そしてまだまだ暖かかったので「南仏ともうお別れか・・・」と思うとなんかすごく後ろ髪を惹かれる想いでした。
出発5分前に自分の席へ・・・
入ってみると、混んでる混んでる!
ほどんど満席で、なかにはドアのデッキの補助席に座ってる人も!!!
席がドアの近くだったのですぐ座れたのですが、中ほどだったらこの人ごみではなかなか前には進めなかったはず!
このTGVはリヨンからさらにシャルル・ド・ゴール空港を通って北フランスの都市、リールまで行くし、しかもこの日は週末金曜日、そして夕方!
だから利用する人も多いのでしょうね。
この辺は日本の新幹線と同じですね。
17時15分、マルセイユ駅を出発。
エクサンプロヴァンス駅に停車した後は、いよいよTGVらしくぐんぐん加速!
さすが時速300キロはほんま速いっ!
でもねぇ~、快適か、っていわれるとちょっと「???」
日本の新幹線よりも機密性がないのか耳がよく「ツーン」としたし、この席、進行方向と逆!
自分はちと苦手なんで・・・
(以前、東北新幹線で苦い思い出があったので・・・)
それに追い討ちをかけるように、聴こうと思ったウォークマンがいくら探しても見つからない!!
もしかして、ホテルに置きっぱなし???
もうショックでした!!
こういうときにこそ聴きたかったのに・・・
もうほんと、憂鬱な気持ちでした・・・
暗いなか、ひたすら北へ向かう列車の中で、リヨンに着くまでの1時間は少々我慢して寝ることにしました。。。
TGVがやがて速度を落とし始めて、街の明かりが見えてきて、大勢の乗客が下車の準備。
「もうすぐリヨン!!!」と思い、自分も席を立ち、デッキへ。
でもこれがなかなか着かないんだ・・・
外は真っ暗だからどこ走ってるか全然分からないし、幾つものポイントを渡りながらあちこち曲がってるから、「ちゃんと着くんだろうな~?!」と余計な不安をあおるし・・・
でも、19時頃、少々遅れたけど、や~~~~っとリヨンに到着!
いやっ、ほんま、タフな移動だった!!
前日のことがあるから心配だったけど、無理しなかったからよかったのかも。
思ったよりも空気が寒くなかったけど、やっぱりヒンヤリとしていた。
でもほっとしたこともあって、気持ちよかった!
コンコースに下りると・・・
うわぁ~~~、どこも人ごみがすごい!
ニースともマルセイユとも違う。
一気に都会に来たなぁ~、って感じでした。
ここではすぐにホテルに向かわず、切符売場に向かいました。
翌日のパリ行きのTGVの切符を買うためでした。
案の上、ここでも混んでいて行列があり20分くらい待たされました。
でも切符はちゃんと希望通り買えましたよ!
これが最後の欧州内の長距離の移動だったので、パリまでの切符を無事買えてひと安心でした。