ユーロシティのコンパートメントから

欧州旅行がメインですが、最近は日本の旅行が多いです。そして”鉄分”濃くなってきてます・・(笑)

「マントンの夕焼け」に間に合った!

2006年02月05日 04時55分12秒 | ⑥06冬・ミラノ~ニース~パリ
おっとっと、こんな時間になってしまった!
レンタルで借りた映画(フランス映画の「勝手にしやがれ」→すごく面白かった!)を見たり競馬の予想をしてたからだけど、ちゃんと忘れずに載せますよ、旅行のことは!

で、どこまで載せたんだっけ???
「(^^;)))))

あっ、そうそう、マントンに着いたところから!

マントンに着いたのは5時少し前。
まだ明るかったので、とりあえず海岸沿いへ。

正直言って少し疲れ気味だったので足が重たかったけど、それでも歩いて約10分位で海辺へ!
着いた時は本当に「日暮れの時間」とドンピシャでした!!!
もう見逃すわけがありません!!!
地平線に太陽が沈むまさにその時を何枚も撮りました!

空や海、そして街がさっきの車窓から見たときよりもいっそう紅く染まってました。
そんな風景を見た瞬間からはもう疲れのことなど忘れてしまい、その風景の中にすっかり惹かれてしまいました。


この日は朝から何度きれいな風景を見てるんだろう???
そんなことをふと思いました。
夜明けに昼、そして夕方。。。
もしミラノ発の列車をお昼ので選んだら、はたしてこれらの風景を一度に楽しめなかったでしょうね。
まさに「早起きはなんとか」でした!
「朝弱いから・・・(←これはほんと!)」と弱気にならないでよかったです。

せっかくなんで、陽が完全に沈むまで波打ち際を歩きました。
海の方を見ると暗くなりかけた空にはひとすじの白い線が・・・
飛行機が白い絵の具で濃くなりだした青のキャンバスに描き始めたのです!

「あっ、超きれい!」


なんかもう夢の世界でした、本当に!

久しぶりに・・・「お馬さん!」

2006年02月04日 23時33分54秒 | ⑪\(^O^) お馬さん 「(:ーー)
たまには旅行以外のことも・・・

・・・と言ったらこれしかないですねっ!!

では久しぶりに・・・

「明日の競馬予想!!」
〆(@@;)

東京競馬場の共同通信杯ですか?
固過ぎて馬券的にあまりおもしろない!

でも有力馬が何頭か出てるし、春のクラシックに向けての重要なレースになること間違い無しなので、ちゃんとビデオでチェックしますよ!

で、今回狙おうと思ってるのは京都の「シルクロードステークス」
すごい強い!って馬がいないし、新聞見たら人気も割れてるから、配当つきそうだなぁ~!
絞るの難しそうだけど、このレースをやってみようかなぁ~っ?!


あっ、ちょうど今、競馬ダイジェスト見てるので、予想を少しずつ絞っています。
天気大丈夫だろうかな~?!
関東地方でさえ今日雪が降ったんだから。。。
京都はどうなんだろう???
その辺もぬかりなくチェックしないと!

マントンまでの風景

2006年02月04日 00時22分53秒 | ⑥06冬・ミラノ~ニース~パリ
夕方4時頃、イタリアに近い小さな街、マントンに行きました。

ニースからマントンまでは2階建ての普通電車に乗りました。
もちろん2階の海側の席をキープ!
午前中に乗ったユーロシティよりもゆっくり、そして何回か停車するから、その時よりもじっくり長~く景色を見ることができました。

「この辺の家並み、きれいだなぁ~っ」
「ここで降りて散歩してみたいなぁ~」
「この海で泳いでみたい!」

そんな思いを何度したやら!!

もちろんこの時は夕方。
夕日に紅く照らされた家や海がなんてきれいなこと!
昼間見た地中海とはまた違った穏やかなやさしい表情がすごく印象的でした。
まるで美術館の絵画かフランス映画のワンシーンを見てるよう?!


マントンまでの30分はまさに夢のような世界でした。。。
でもこのあともさらに絵になる風景を見てきたんですよ!
それは、次回のお楽しみに!

使える(?!)イタリア語・「切符編」

2006年02月03日 03時32分52秒 | ⑥06冬・ミラノ~ニース~パリ
ミラノ~ニース間の列車の紹介の所で切符のことを少し書いたので、その切符を載せてみますね!

これがミラノ中央駅で買った指定券込み乗車券です。
これ1枚にイタリアの駅で列車の切符を買うためのキーワードがいくつか入ってます。

★PARTENZA(パルテンツァ)→出発
★ARRIVO(アリーヴォ)→到着
★BIGLIETTO(ビリエット)→切符
★PRENOTAZIONE(プレノタツィオーネ)→予約
★TRENO(トレーノ)→列車
★CARROZZA(カロッツァ)→号車・車両
★POSTO A SEDERE(ポスト ア セデーレ)→座席・席番
★NON FUMATORI(ノン・フマトーリ)→禁煙席・禁煙車
★CORRIDOIO(コリドーイオ)→通路・通路側
★LATERALE(ラテラーレ)→側面・(進行方向と)反対側

日付は「日付、月」の順に並んでるのは欧州共通です。
日米式の「月日」順とは違うのでお間違えの無いように!
それと、1等は「PRIMO CLASSE(プリモ・クラッセ)」、2等は「SECONDO CLASSE(セコンド・クラッセ)」と言います。

これらの用語(?)、列車に乗るとき以外でも使いますよね!

例えば・・・
●飛行機に乗るときに・・・「通路側(コリドーイオ)に座りたい!」
●カルチョを見に行く時は・・・「ラテラーレ(バックスタンド)の席の切符が欲しい!」
●ホテルに泊まる時に・・・「禁煙室(ノン・フマトーリ)にして欲しいのですが・・・」

(;^O^)/。。o「・・・・・、PER FAVORE!」

そう、このようになにか頼む時は、この「ペル・ファヴォーレ(お願いします)」をお忘れなく!

この切符、よーく見ると「TRENI RIVIERA」って書いてあるんです。
つまり「リビエラトレイン!」
別に記念切符でもなんでもないんだけど、ネーミングがちょっと洒落てるからいい乗車記念になりました。


最後に重要なことを・・・
イタリアで切符を買おうとするときは、充分時間に余裕を持って売場に行きましょう!
今回、ミラノ中央駅で並ばずに買えたのは本当に奇跡でした。
普段なら行列&数十分待ちは当たり前ですから。
シーズン中なら数時間待ち、ってこともありえるんですよっ!
苦い思い出の実体験ありなんで・・・

ニースの海岸でうとうと・・・

2006年02月03日 00時12分53秒 | ⑥06冬・ミラノ~ニース~パリ
ソッカを食べ終わってホッとしたところで、ひと休みを兼ねて海岸へ行きました。

海沿いの道路に出たら・・・
思わずこう言ってしまいました。

「うわあ~~~~~~っ、すげ~~~まぶし~~~いっ!!!」


青い海、そして「雲ひとつ無い」真っ青な空が視界いっぱいに広がっていてました。
吸い込まれそうな~、とはこういうことをいうんですね~っ。
それにとても冬とは思えない陽射しと暖かさ。
ミラノの寒さをその日の朝に身をもって感じていただけに、いっそうこの陽気が気に入りました!

そんな風景にさらに吸い込まれたくて、道を越えて岸辺まで降りました。
波の音や潮の香りも加わって、五感で感じる海はほんとうに気持ちよかったです!
始めは座っていたけど、あまりに気持ちよくなってきたので寝てみました。

見えたものは「ほんとうに青い」南仏の空だけ!
海風としおさい、2つのBGMに自然とリラックスできました。
何にも考えないで、ひたすら「ぼ~っ」と空や海をを眺めてるだけ・・・
南仏でぜひやってみたかったことを、今こうしてやっていて。。。
ほんと、贅沢な瞬間でした!


あんまり気持ちよかったんで、ついついクレモンティーヌの「L’ete」なんかを口ずさんちゃいました。
だって歌詞の通り「とても心地よいひととき」だったんだから!


ニースの旧市街は面白いですよ!

2006年02月02日 02時47分09秒 | ⑥06冬・ミラノ~ニース~パリ
せっかくなので・・・
ニースの旧市街も貼っておきますね!

迷路のような小道はまるで中近東やアジア、もしくはアフリカのよう!
「何がこの先にあるんだろう?」ってどきどきの連続でした。
時間の関係で途中までしか行かなかったけど、今度行けたらぜひ行けるところまで試してみたいです!

あと、このあたりならプロヴァンンス名物の「マルセイユせっけん」を売ってる店がいっぱいあります。
おみやげにとってもいいから、ぜひ捜してみてくださいね!

ニース名物「ソッカ」、ついに食べました!

2006年02月02日 00時35分47秒 | ⑥06冬・ミラノ~ニース~パリ
ニースのホテルにチェックインをして、少し休んでからお昼ごはんも兼ねて海沿いに行きました。

街のメインストリートをひたすら海へ。
確かにニースはリゾート地なんだけど、この辺りはデパートやファーストフードなんかが並んでいて、地元の人で賑わってました。
その地元の人も人種がいろいろ!
アジア、アフリカ、中近東、もちろんヨーロッパ・・・
もちろんスタンドもレストランも多種!
トルコ、アジア、中華、イタリアンなどなど・・・
ミラノではそれほど見られなかった多様性、「さすがフランス!」と感じました。

15分ほど歩いて旧市街の入口へ。
ここからは今までの近代的な建物とはうって変わった「昔風の趣き」の家や店が並んでました。
そして花市場。
たしかこのあたりにお目当てのニース名物「ソッカ」があったので、それを昼食に、と思ったのですが・・・

な、なんと・・・
そこはまさにその時、店を閉めてるところでした!
ガイドブックにも載っている有名なおばさんのソッカのスタンドで、まさのそのおばはんが全部片付けていた所なのででした!

もう大ショック!
せっかく、これが食べたくてはるばる日本から来たのに・・・

でも気を取り直して、再び街中を。
地図を冷静にもう1回見ると、別の方向に店がいっぱい並んでる路地裏っぽい道があったので行ってみることに。
入ってみると・・・
ありそうありそう、先ほどの市場の辺りは観光客相手っぽかったけど、ここは庶民的!
日常生活で使うようなものが道の両側に並んでいて、思わずあちこち目が移りました。

そうしてるうちにカフェのような飲んだり食べる所が集まってるところに・・・
よ~く見るとそのうちの一軒には、ありました、ありました、ソッカが!!!

他にも南仏風ピザやパニーニなんかも注文できたのですが、もう迷わず「ソッカくださいっ!」って注文しました。
路上に長いすとテーブルを出したシンプルな食べどころでしたが、南欧風の赤や白の建物が並ぶ狭い道の中で腰掛けると、それだけでもう別世界!
そんな雰囲気の中で食べたアツアツのソッカは素朴でおいしかったです!


あっ、ちなみにソッカっていうのは、ヒヨコ豆を細かくしたのを水で溶いたものを、オリーブオイルを敷いた鉄板の上で焼いた「お焼き」です。
簡単に言えば「具の無いお好み焼き」のようなもの。
味も豆の味だけだからとてもシンプル!
ちょっと急いで食べたせいか最後はちょっと食べづらかったけど、香ばしい匂いと味がたまらなかったです!
お好みでお酢やオリーブオイルをかけて食べるのもOKだそうですよ。

皆さんもニースに行ったらぜひお試しくださいね!
暑い時はビールやパナッシェ(ビールのレモネード割り)と一緒もいいですね。
それを想像したら、なんかたまらなくなってきた・・・

ミラノ~ニース間を走る列車の愛称名

2006年02月01日 15時13分32秒 | ⑥06冬・ミラノ~ニース~パリ
ミラノ~ニース間を直通する列車は3本あります。
それぞれの愛称がまたこの地方らしいので紹介しますね!

①「LIGURE」号
・・・ジェノヴァなどの地中海沿岸のリグーリア州にちなんでます。
今回乗った列車がこれです!

②「SAN REMO」号
・・・イタリアンリビエラのリゾート、サン・レモですね!

③「RIVIERA DEI FIORI」
・・・「花のリビエラ」と名づけられた、いかにも地中海に向かう列車にふさわしいネーミングですね!
これだけははるかスイスのバーゼルからの発着なので、この列車に始発から終点まで乗ってれば、スイスアルプスと地中海の両方を眺められます!

ちなみに、ミラノ~ニース間は約5時間、2等で30ユーロでした。
これらの直通列車は全席指定なので、乗る前に指定券を忘れずに!
ただ、予約する時はこれらの愛称名でなく、「列車番号」を使うので覚えておいてね!

地中海に沿ってニースまで

2006年02月01日 01時14分18秒 | ⑥06冬・ミラノ~ニース~パリ
9時少し前、ジェノヴァ駅を出発。
しばらくはダウンタウンの中を走ってたけど、やがて進行方向左手に青い海が・・・
そう、地中海が見えてきました!
\(^O^)/

始めは工業地帯だったけど、やがてヨットハーバー、さらには海岸が見えるようになってきて・・・
でも、この辺りはトンネルがやけに多い!!
なんで、途中まではフラストレーションがたまるたまる!!


でもSavona駅を過ぎた頃から海岸線と寄り添うように何も障害も無く青々とした地中海を心ゆくまで見ることができました。
コンパートメント側の窓から海が見れたので、今度は座り心地のいいシートに腰掛けながら見てたら、なんだか不思議とリラックスしてきました。
とても冬とは思えない「まばゆいばかり」の陽射し、そして暖かさ。
同じヨーロッパで、同じイタリアで、しかもミラノから列車でたった3時間で全然違う国に来たような・・・
絵になる風景の連続だったので、気がつけば動画をい~っぱい撮りまくってました!
ただ後で見たら同じのばっかりだですが・・・
「(^^;)

フランス国境が近づいてきた頃、コンパートメントに「イタリアの旅行についてのアンケートにご協力を!」と紙を渡されました。
車内を堂々と渡り歩いてるから怪しい輩ではなさそうでしたが、あとで戻るから、と言われて紙をのぞいて見ると・・・
「少々」と書いてるのに質問がい~っぱい!
クエスチョンの量もイタリアンサイズってことかいっ?!

まあ、テキトーに、って感じて書いてみたんですが・・・
なんか途中から気分が悪くなってきて・・・
(ーー;)
いや、アンケートのせいじゃなくて、ほんとうに気持ち悪くなってきて・・・
たまらずひじ掛けはねあげて寝込んじゃいました。
やっぱり夕べの寝不足、そして朝のカプチーノのツケが回ってきたのか?!
そういえば車内は暖房と陽射しでかなり暑くなってたし・・・

もうこうなったら体調優先!
アンケートは「気持ち悪くてかけなくなった!」と言って勘弁してもらおう、と決めてしばらく寝てました。


そうしてるうちに列車はサン・レモを過ぎ、国境駅ヴェンティミリア駅に着いてました。
どうやら先のアンケートの回収がここで来たようで、この時はほんとうにウトウトしてたのですが、何も言わずに持っててくれたようでした、やれやれ・・・

ヴェンティミリアを出るとそこはフランス。
イタリアとはここでお別れ。
でも自分は相変わらずコンパートメントで横になってました・・・
あ~~、なんで肝心な時に体調が!!!
ちょっと悔しかったです。
でも駅を出るときに一瞬起き上がって駅名だけ写真に撮っときました!
そしたら同じ部屋にいた人に笑われてしまいましたが・・・


でもいつまでも寝てばかりいられない!!
モナコ・モンテカルロ駅を出た頃に起きて、列車の後ろのデッキに行きました。
方向転換したからこの車両が最後部、つまり展望車のように車窓がながめられたのです。
いくら体調が悪くてもこれを見逃す自分ではない!
ニースに着くまでの数十分間は「がぶりつき」でコートダジュールの風景を「ひとりじめ」してました!
その開放的な景色のおかげでかなり気分がよくなり、また写真を撮りまくってました!
そのうちの1枚がこれです!

ニースには10分くらい遅れて12時10分頃に到着。
降りてみたら、もうコートなんか要らないっ!
袖をまくっても全然寒くなく、まるで季節が1つ進んだように、すごくまぶしい陽射しと穏やかな空気が東京やミラノとは全然違い、「あ~~~っ、本当に南仏に来たんだなぁ~っ!」って実感できました!