今月10月初めの頃は結構暑い日が続いていて例年9月のインディアン・サマーを少しマイルドにしたような感じで、渡り鳥ロビンの第一陣が朝などかなり見かけられるようになっていた。 最近になって朝夕は寒くなり、雨の日も増え本格的な雨季の感じがしてきた。
今年は、ロビンの好物のマドロンの実がほとんど成ってない、いつもは赤い実の房が鈴なりなのに、全くないと言っていいほど少ない。 そういえば春にミツバチの飛び交う音が余りしてなかったように思う。
スカンク騒動のすぐ後の天気予報で雨の日が続きそうなので、今まで先送りしてきた屋根の修理やらトイに貯まった枯れ葉の掃除やらを優先的にこなした。 その間丁度制作中だった習作の仕上げやら秋の収穫に追われて忙しくしていた。
話をスカンク騒動に戻そうと思っても早二週間以上も前のことで興奮も覚めてしまった。 しかし興奮で思い出したが、あれやこれやどうしたら良いか興奮していると騒動当時には、例のスカンクの強烈なニオイなど不思議と気にならなかった。
先日には、アトリエの外で仕事をしていると“ドン”という激しい音がした。 よく見るとスクラブ・ジェイがショップの窓に反射した空を見て飛び込んだようだった。 窓の下に落ちて暫く気を失っていたようだったので、アトリエからカメラを取り出して近寄ってみた。
2メートル程の距離を置いて観察していると頭をゆっくり上げて苦しそうに暫く口を開けてボーットしていたが、その内首を何度か振ってキョロキョロしたあと飛び去っていった。
雨の日が多くなって雲が出ている朝が多くなったのでタイミングが良ければ素敵な朝焼けが楽しめる秋の朝である。