島根の旅を満喫して帰宅。
洗濯機を回しながら、旅の思い出はいつも通り、書いておこうと思う。
8月4日の20時出発のスサノオ2号に、渋谷マークシティー(5F!)から乗車して出発。
5Fにバス来るの?!と、おっかなびっくりだった。当然来てた。
車内1泊、ホテル1泊の旅。
4日は朝から16時くらいまで美術講座で粘土や石膏と格闘していたのでヘトヘト。
夜行バスは、大学時代に一度、関東へ行くために乗ったときに嫌な思い出があった。
朝6時頃に東京駅に着いたはいいけど、
気分が悪くなるし東京があまりわからないしで不安いっぱい、大変だったので、
今回も気分が悪くなったらどうしようという心配はあった。
足を延ばすところが狭いといえば狭いのだけど友達と一緒だったということで、
おしゃべりしたり、友達の家で採れたプチトマトをもらって食べたりしていたら、
21:35には消灯で真っ暗になってしまったし、
窓のカーテンも目張りされてるかのようにばっちり閉めてあった。
外の景色を見ることもなく2時間おきになんとなく目覚めたりしながらも、
翌朝5時に寄る蒜山高原パーキングエリアまでしっかりと眠ることができたから良かった。
夜行バスへの恐怖心?も、今回の旅で払拭できた。
7時40分には出雲大社へ到着。一日目の最初は出雲から。
人はほとんどおらず、近所の人が散歩している程度。
神社へ行くといつもおみくじを引くのだけど、そこでそのおみくじの内容が・・・。
『今年は労多くして益少なし。しかし自暴自棄になることなく、
今まで通り地道に努力を続けていくべし。新しいことはしないように。』
という感じの内容だった。
そのときはほー、と思っただけだったけど・・・。
朝なので、まだそこまで暑くもないので、
参拝を済ませた後、稲佐の浜まで歩いて行ってみることにした。
どのガイドブックを見ても、稲佐の浜については一押しで紹介してある。
古事記の国譲り神話の舞台でもあるこの場所、写真ではとても美しいところだったので、
ものすごく期待して行ったのだけど・・・・。
想像を絶するほどの量の木片やプラスチックのかけらのような「ゴミ」が浜辺に散乱していたのだった。
あまりの写真との差に、3人とも絶句した。
もう一度写真をよく見てみると、
どのガイドブックも(今回全員で4冊持っていた)、満潮のときに撮ったものらしく、
浜辺が見えていない。岩周辺に水がきている。
実際に見たときは、干潮の時間のようだった。けど・・・。
あとで寄った店の方に聞いてみたところ、
それらはつい最近、嵐があって、流れ着いてきたゴミらしい。
嵐の度にゴミが大量に流れ着くらしく、掃除が追いつかないという。
しかしながら、相当ショックな光景だった。
島根に行くことがあったら、ぜひ行ってみてほしい。
日本海は美しいというイメージが覆された瞬間だった。
ショックを受けつつも、日本海の沿岸を沿ってしばらく歩いてみた。
そしてなんとそのまま、あとでわかったのだけど10キロほど歩いてしまったのだ。
大回りして出雲市役所付近まで来たときはもうヘトヘトで、
コンビニでガリガリくんを買って食べる始末。
それでやっと正気を取り戻して、吉兆館という道の駅的な施設でしばらく涼む。
どうして毎回こんなに歩くんだろう・・・・。
気を取り直して、次は旧国鉄の大社駅を見学しに行く。
もう使われていない駅は、純日本風の木造瓦屋根の風情ある建物。
和風の灯籠型シャンデリアがあったり、SLが展示してあったりした。
趣のある美しい駅で、細かなところまで気を配ってある意匠がすてきだった。
面白かったのは、昔使われていた道具類に混じって、どうやらその駅で発行されたらしい、
特別な旅券のようなものが展示してあったのだけど、
そこに『八つ墓村ツアー』というのがあったこと。挿絵もおどろおどろしい。
モデルはあったものの架空の物語なのにツアーが存在するなんて・・・。
お化け屋敷的なツアーだったのか。
神門通りをそぞろ歩きしていると、とても和風建築なのだけど、
『ANTWORKS GALLERY』という木や金属などのアクセサリー、器や雑貨などがセンスよく
レイアウトしてあるお店に出会い、これまたセンスの良い女性の店主と、
商品というより地元作家さんの作品を見ながら、
おいしいおそば屋さんを教えてもらったりした。
私はここで、ガラス作品と、木のキーホルダーを購入。
きれいなものやセンスのいいものを見ると心地よい。
そこからやっと! 念願のお昼ご飯で、
先ほどの店で勧めてもらった有名なおそば屋さんである「荒木屋」へ。
12時前だったので、並ばずに食べることができた。
割子そば、歩いたせいもあっただろうけど、
ここ数年間で一番おいしかった食べ物だったかも!!
そばの実アイスが心と身体に沁みた。
出雲大社の近くからは一畑電車という電車が出ているけれど、
今回、私たちは宿泊する松江に行くには、
JR出雲市駅から行くのが良いので、バスで出雲市駅へ。20分ほどで到着。
出雲市駅から徒歩ですくの『ランプの湯』という日帰り温泉に入る。
14時すぎなので、まだまだ貸し切り状態!
のんびりゆったりとくつろいだあと、松江へ向かった。
朝も早かったし、今回は全て行動時間が普通より早め早めだったので、
混むことがなかった。
早め早めが、何事も大事。
それにしても、出発のときの都会感と、島根の自然の壮大さのギャップには
同じ日本とは思えない何かがあるな・・・。
つづく。
洗濯機を回しながら、旅の思い出はいつも通り、書いておこうと思う。
8月4日の20時出発のスサノオ2号に、渋谷マークシティー(5F!)から乗車して出発。
5Fにバス来るの?!と、おっかなびっくりだった。当然来てた。
車内1泊、ホテル1泊の旅。
4日は朝から16時くらいまで美術講座で粘土や石膏と格闘していたのでヘトヘト。
夜行バスは、大学時代に一度、関東へ行くために乗ったときに嫌な思い出があった。
朝6時頃に東京駅に着いたはいいけど、
気分が悪くなるし東京があまりわからないしで不安いっぱい、大変だったので、
今回も気分が悪くなったらどうしようという心配はあった。
足を延ばすところが狭いといえば狭いのだけど友達と一緒だったということで、
おしゃべりしたり、友達の家で採れたプチトマトをもらって食べたりしていたら、
21:35には消灯で真っ暗になってしまったし、
窓のカーテンも目張りされてるかのようにばっちり閉めてあった。
外の景色を見ることもなく2時間おきになんとなく目覚めたりしながらも、
翌朝5時に寄る蒜山高原パーキングエリアまでしっかりと眠ることができたから良かった。
夜行バスへの恐怖心?も、今回の旅で払拭できた。
7時40分には出雲大社へ到着。一日目の最初は出雲から。
人はほとんどおらず、近所の人が散歩している程度。
神社へ行くといつもおみくじを引くのだけど、そこでそのおみくじの内容が・・・。
『今年は労多くして益少なし。しかし自暴自棄になることなく、
今まで通り地道に努力を続けていくべし。新しいことはしないように。』
という感じの内容だった。
そのときはほー、と思っただけだったけど・・・。
朝なので、まだそこまで暑くもないので、
参拝を済ませた後、稲佐の浜まで歩いて行ってみることにした。
どのガイドブックを見ても、稲佐の浜については一押しで紹介してある。
古事記の国譲り神話の舞台でもあるこの場所、写真ではとても美しいところだったので、
ものすごく期待して行ったのだけど・・・・。
想像を絶するほどの量の木片やプラスチックのかけらのような「ゴミ」が浜辺に散乱していたのだった。
あまりの写真との差に、3人とも絶句した。
もう一度写真をよく見てみると、
どのガイドブックも(今回全員で4冊持っていた)、満潮のときに撮ったものらしく、
浜辺が見えていない。岩周辺に水がきている。
実際に見たときは、干潮の時間のようだった。けど・・・。
あとで寄った店の方に聞いてみたところ、
それらはつい最近、嵐があって、流れ着いてきたゴミらしい。
嵐の度にゴミが大量に流れ着くらしく、掃除が追いつかないという。
しかしながら、相当ショックな光景だった。
島根に行くことがあったら、ぜひ行ってみてほしい。
日本海は美しいというイメージが覆された瞬間だった。
ショックを受けつつも、日本海の沿岸を沿ってしばらく歩いてみた。
そしてなんとそのまま、あとでわかったのだけど10キロほど歩いてしまったのだ。
大回りして出雲市役所付近まで来たときはもうヘトヘトで、
コンビニでガリガリくんを買って食べる始末。
それでやっと正気を取り戻して、吉兆館という道の駅的な施設でしばらく涼む。
どうして毎回こんなに歩くんだろう・・・・。
気を取り直して、次は旧国鉄の大社駅を見学しに行く。
もう使われていない駅は、純日本風の木造瓦屋根の風情ある建物。
和風の灯籠型シャンデリアがあったり、SLが展示してあったりした。
趣のある美しい駅で、細かなところまで気を配ってある意匠がすてきだった。
面白かったのは、昔使われていた道具類に混じって、どうやらその駅で発行されたらしい、
特別な旅券のようなものが展示してあったのだけど、
そこに『八つ墓村ツアー』というのがあったこと。挿絵もおどろおどろしい。
モデルはあったものの架空の物語なのにツアーが存在するなんて・・・。
お化け屋敷的なツアーだったのか。
神門通りをそぞろ歩きしていると、とても和風建築なのだけど、
『ANTWORKS GALLERY』という木や金属などのアクセサリー、器や雑貨などがセンスよく
レイアウトしてあるお店に出会い、これまたセンスの良い女性の店主と、
商品というより地元作家さんの作品を見ながら、
おいしいおそば屋さんを教えてもらったりした。
私はここで、ガラス作品と、木のキーホルダーを購入。
きれいなものやセンスのいいものを見ると心地よい。
そこからやっと! 念願のお昼ご飯で、
先ほどの店で勧めてもらった有名なおそば屋さんである「荒木屋」へ。
12時前だったので、並ばずに食べることができた。
割子そば、歩いたせいもあっただろうけど、
ここ数年間で一番おいしかった食べ物だったかも!!
そばの実アイスが心と身体に沁みた。
出雲大社の近くからは一畑電車という電車が出ているけれど、
今回、私たちは宿泊する松江に行くには、
JR出雲市駅から行くのが良いので、バスで出雲市駅へ。20分ほどで到着。
出雲市駅から徒歩ですくの『ランプの湯』という日帰り温泉に入る。
14時すぎなので、まだまだ貸し切り状態!
のんびりゆったりとくつろいだあと、松江へ向かった。
朝も早かったし、今回は全て行動時間が普通より早め早めだったので、
混むことがなかった。
早め早めが、何事も大事。
それにしても、出発のときの都会感と、島根の自然の壮大さのギャップには
同じ日本とは思えない何かがあるな・・・。
つづく。
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