Secret Box of OZ

日々の雑感、備忘録と猫たちのこと、家族のことなど…
猫は黒猫とロシアンブルー、白黒ぶちの3匹の保護猫...

研修

2024-09-03 |  地域のこと
今日は民児協の研修で、「少年鑑別所」でお話を聞いてきました。



家庭裁判所で観護措置が決定しているけれども、
まだ審判を受ける前の少年・少女が一時身を置くところ。

そういう子たちの鑑別や観護措置をするところでもあり、
地域の少年・少女に関する相談事を受けたりもするセンターもあります。

在宅で審判を受ける少年・少女もいますが、
鑑別所に収容されるケースもあります。

私たちはその少年・少女たちとは絶対にすれ違ったり
接触したりしないように通路を扉を閉めて一時退避したりしながら
高い塀に囲まれた運動場や個室などを見せてもらいました。
(高い塀はお隣が刑務所のため)

どこの扉にも鍵があり、自由に行き来はできません。
また、初めて行った私たちには、どこをどう歩いているのか
ちっともわかりません。
歩いて見覚えのあるトイレが見えた時にホッとしたくらいですから…

個室の中は3畳くらい。
衝立の向こうにトイレがあり、
床は畳。テーブル(座卓的な高さ)も座椅子も棚もテレビもありますが、
お布団を敷いたらいっぱいになってしまうくらいの狭さです。
食事も小さな窓から一品ずつ渡されるんです。
(ここはお隣が刑務所なので、そこでまとめて作られているとか)

2週間くらいが単位で、長くても4週間くらいと聞きましたが、
まだ成人していない、経験だって限られているだろう少年・少女が
家族の面会や職員との面談などがあっても、
耐えられるのかなぁ、この環境だから反省するのかなぁ、
なんて思いました。

神奈川県内には1つしかない施設なので、
県内の家裁で観察措置が決定した少年・少女がここに来ます。
なんだかあまりうまく説明できませんが、
ここに来ることがないように育つ、安心して過ごせる、
そんな環境は大事なんだなと思います。


そんないろいろを考えながらの研修でした。

世の中には知らないことがいっぱい。
知らないで人生を過ごせることも幸せなんでしょうが、
知ったうえでしっかりと日々を過ごすことも大事、と思っています。


今日はそんな話。

ではでは、おやすみなさい。


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