4年前…

その日、娘の高校はひとつ上の学年の卒業式でした。

寄り道もしないで帰宅してくれたので、
14時46分は自宅で迎えました。

テレビは倒れ、食器は食器棚からたくさん落ち、
洗面所では金属の棚が倒れ、
水が出ていました。

冷蔵庫は開き、引き出しはフルオープンに。
その上に冷蔵庫内のモノが落ちていました。

主人は出張中。弟は車で出勤していたので
会社の同僚を送ってから帰宅しました。


父も母もその日は在宅。
幸いなことに誰も欠けずに毎日を過ごせました。

テレビは満足に見られず、
情報はインターネットから…となりました。
停電情報も含めて
両親の分まで情報を集めなくてはいけなかったのは辛かったです。




あと、阪神大震災のあとの様子を見て
ヘー○ルハウスにしたけれど、
3階がこんなに揺れるなんて知らなかったなー。
知っていたらキッチンは2階にしたかも…


2階と1階はほとんど被害なし。


震源に近い人たちからしたら
些末なことかもしれないけれど、
あの片付けを経験すると
誰でも気持ちが落ち込むはず。

ボランティア活動をした人も
そう感じた人が居るのではと思います。




4年経って、まだまだ心の中に刻まれた記憶は
私にとってはまるで昨日のことのようです。


そして今日も一日を終えようとする私は、
普通に過ごせたことを感謝するのです。

私は、私が出来ることをコツコツとやっていきます。




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