広川モータース Development Team 1947

HONDA・YAMAHA・SUZUKI・ITALJET・SWM・LAMBLETTA取り扱い横浜で70年!バイクの情報!

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イタズラは手が込んでいる程楽しいですね。

2014年12月04日 | k’zzy Tech

タービンを小さくした方が配管が細く済み、より一層のコンパクト化が図れる!

スムーズな吹け上がりでピーキーにならない筈だ!

議論は何時もおやつの時間に始まるのであります。

工場長は力説をしたものの、全て自分の手で仕上げなくてはならない事を忘れていたのでしょう。

IHIに発注したのを忘れていたのか、何だこれは?

あっ!ついに着てしまったか!

周りは、おっとっと!と、言ったところです。

私はてっきり、隊長リーナのタービン(以前の記事参照)かと思ってしまいました。

装着はポン付けとはいかず、ここからが大変です。

たしかに小さいですが、何しろ一品物、バランスを取るために試行錯誤がつずく事になりそうです。

と、言う訳で、今は何とも言えないという事ですね、

作業が進めば、また、この場でご紹介していきます。

年末になると、メーカーはリコールを次々と発表します。

今年もヤマハが膨大な数のリコールを発表し、てんやわんや!

気長にお待ちください。

しかし、工場長、一度スイッチが入ると早いです。

 


Good Idea ! これは真似されるぞー!

2014年07月20日 | k’zzy Tech

な~んだ?って言った所で考える人なんかいないでしょう。

マスターシリンダーのオイルカップのステーです。

なんだ・・・と!、思うことなかれ!!!

マスターシリンダーを交換した時イツも悩むのがマスターカップの取り付けステーです!

角度といい、位置といい、ここはカッコいいぞ!思って付けたらハンドルを切るとカウルにアタッタリ!

じゃあ!いくら貰えるのよって事になると、たいして頂く訳にはいかない現実があります。

それでは、ちゃんとした物を作れば分かって貰えるのでは!と、立ち上がる男一人!

数々の失敗作を出し材料をキリコにし、ステーでは無いハンドルと一体の物にしようと思い始めたのでした!

当初の案はハンドル本体を作っていました。

幾ら貰えるのよ!

皆でアイデアを出した所で価格に見合うアイデアなんか、そうは出るわけないですね!

しかし、それは突然起こるのでした。

3時のおやつの時間、7イレブンで買って来たドーナツを食べた時、神が舞い降りた!ようです。

そう!あのドーナツの形状だと!

無言でフライスに向かいキリキリと削りだしました。

しっぱいだ~

翌日もまた、キリキリと削りだします。

来る日も、来る日も、とは言ってもこの2日間の時間の空いてる時だけです。

かんせーい!

おぉ!ホースの角度がこれ以上ない角度!タンクも水平に付き、メーターパネルの視界を妨げず、低い位置でウットーシクなーい!

これは!これからのスタンダードになるのでは?!

どこかに作ってもらい大量生産か=!!

やるなら、いまでしょ!と、言う事もあるし!

と、いったら、だめでしょ、と、工場長、

ハンドルの垂れ角や車種によりけりだよ、

また・・・一品物をつくってしまった・・・と、決めゼリフにつずき、

そうだ、アルマイト掛けよっかナ~と、いって帰ってしまいました。

工場長のオモチャはフライスだけではありません。

旋盤です。

大型のコッターマシンもありますが、中でも溶接が得意です。

この前おばちゃんが泣きついてきたので、買い物カートを溶接してました。

トーインにして直進性を上げといた、と、たわごとをホザイテました。

いい感じですね!

また、何かを作るはずです!楽しみです。

K’ZZY TECHブランドはワンオフパーツのみ

何かに困ったらご相談下さい。

確かな物を作ります。


削り出しトップブリッジ製作!

2013年04月18日 | k’zzy Tech

トップブリッジとトリプルツリーを削り出しで製作しました!

バイクはモンキーR!DE耐の練習走行に間に合いました!今月20日です!

軽量と強度、両方にメリットがありますが、最重要なのはやはり見た目ですね!カッコイイです!

強度を上げすぎると曲がらなくなるという話もありますが、そんな事はやってみなければ話にもならず、現にそんな部品がゴロゴロとお店に転がっています。

要するに失敗作というヤツです。しかし、ある思考のもとで一生懸命作ったものは乗ってみると作り手の心情が伝わってくる物で、それが必ず良いとは限りませんが、伝わってくる何かを感じ取れます。

失敗から色々学んできましたが、勿論失敗作はゴミとなってしまいます。しかし笑い話としては一級品です。

今回はどうなるでしょう。楽しみですね!

ある程度走りに長けた人に乗せるとどんなバイクでも上手く乗ってしまいますが、初心者には乗りにくいバイクはどうする事も出来ません。

しかし、調律されたバイクに乗せてあげると、とても上手に乗りますしラップタイムも上げられます。

バランスが重要になってくる訳です。

moto gp ライダーのコーナーリング写真を見ると、もの凄いバンク角ですが素人目で見てもバイクがいいからだ!と、思うでしょう。

最近の流行は肘を擦ってコーナーリングしていますがタイヤの性能が驚く程進化していますね

倒しこみのスピードも違います。

タイヤが素晴らしい仕事をし、それに合わせたバイクをセットアップさせてあんな事が出来るのでしょう。あっぱれ!と、言った所です。

MOTO GPも開幕しロッシ選手がドカッティからヤマハに移籍しての第一戦!素晴らしいライディングで表彰台に乗りました。

娘達と大絶叫でテレビ観戦しましたが、テスト走行時点でのインタビューでヤマハのバイクはセットアップしやすい!と、言っていました。

腕前に長けてても、バイクの能力を引き出す事が重要だとという事を教えられたと思います。

先週久々に大型バイクで茂木を走ってきましたが元のラップタイムに戻らずガッカリしています。俺、終ったかー!です。

考え込み、お昼ご飯に何を食べたのか覚えていません。

今年中にベストを更新する事を目標とし、子供達と体力トレーニングに励んでいる今日このごろであります!

 

 

 

 

 

 


新兵器導入!

2013年04月02日 | k’zzy Tech

壊れました!

修理しながら使っていたのですが肝心な所で壊れると放心状態になってしまいますね!

こうなったら思い切って買い換える事が一番!去年はフライスと旋盤を新品にしたばかり、

家庭用の電化製品のように次々と壊れ始めるのです!

この機械は部材を切断するための物ですが、精度と切断能力は以前使っていた物とは比べ物になりません!

これで仕事もスムーズに進む事でしょう。

これを考えるとバイクも似たような物です。

一度故障すると次々と壊れていきます。やはり電気関係に多いと思いますが

ハーネス関係で10流れている電気が9となり8となり、まるで血栓のように正常に流れなくなり調子悪くなっていきます。

断線などやショートするものもあり、これらは動脈硬化のようで調べると配線がもろけていたり、端子部が腐食し調子悪くなる修理依頼があります。

雨にさらさないのがよいでしょう。

バイクカバーは必需品ですが、何年かするともろけてきます。

ワイヤーハーネスもこれと同じ条件で劣化していきます。

ちなみに雨に濡れ、乾かないうちに水道水で流しとくだけでもサビが出にくくなります。

酸性雨とは良く聞きますがかなり強力なものなのでしょうか?

雨に濡れたら直ぐに頭を洗え!と言われたことがあります。怖いですね~

雨水の中には何が入っているんでしょう。

先週は雨のためサーキット走行を中止しましたが来週は又お客さん達と、もてぎフルコース!

全日本ロードレース予選で1;49秒台を出している選手もいましたが次のもてぎでは48秒台にも入るかも!です。

私には神の領域です。

ふだんお客さん達にタイムじゃないんだよ~と、言ってる私はタイムが出ないと口数少なめです。

ドライでもままならないのに!雨だけは勘弁ですよ~

 


バイクのターボ!注目度抜群!

2013年02月12日 | k’zzy Tech

バイクにターボ、一見とても扱いにくそうに思いますが、その通りで御座います。

しかし純正のターボはとても大人しく乗りやすい!加速すると気持ちよく伸びていきます。

このバイクは幾つもの雑誌に取り上げられ、その度に電話対応に追われて来ました。

IHIのえら~い方にメタルベアリングでタービンを製作してもらい、インタークーラーを取り付けしました。

遠方より、このタービンを求め、装着しに来られたお客さんもいましたが、心配なのは普通にエンジンを駆けて、ツーリングなどに行けるのかどうか、自分に乗れるのか?などの質問が多いですが、やってみろよ!やればわかるさ!と言う事もあり、装着後、考えてもらう事とし、仕事をして行く運びとなります。

4000RPMより効き始めるターボはサーキットのコーナー立ち上がりでは常にパワーバンドに入っているので、アクセルをちょっとでも開けすぎるとスライドします。焦ってアクセルを戻すと、びびってんなよ~と茶化される始末、ギャラリーコーナーではこういった意味で注意が必要です。ストレートでも気を抜けません!リヤーに加重が乗っているとバク転しそうになります!こうなると誰かが見ていないかキョロキョロしてしまいますね!

後付けのブローオフバルブは気分を盛り上げるのに十分!ターボならではのシフトアップの度にプシュー!プシュー!といいます!

女子高生などが歩いていると、ついついクラッチを握りプシュプシュ言わしてしまいますね、自分にウットリ!と、いったところです。

ワイセコ810ccにボアアップしデフリック加工したエンジンにヘッドを加工しブースト圧を1kまで上げ無理やり空気を押し込み、空冷ターボの限界に挑戦中!

そんなバイクのコックピットはバイクでは見慣れない計器が付いています。油温計、燃圧計、そして中央がブースト計!実にCOOLですが見ている暇などありません。

寒い時期になると乗れないので、この時期になると仕様変更し、パワーアップしたりしていますが、乗り手はパワーダウンしていくので、いかがなものかと思いますが、これにスーパーチャージャーを付けようと目論んでいます。

その名もスーパーチャー坊!

乗ってみたいぜ!って事で、注文か~?