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オーリンズ製フロントフォークに満足してますか?・・・OK?
それならいいんです。
しかし私達は満足出来ませんでした。
R1に取り付けたオーリンズFGRT810は、悲しいかな!私達の期待をことごとく裏切りました。
格方面に相談し解決策を探っても、これは!と言う答えなど、ある訳もなく、自分達で試行錯誤したのを覚えています。
当時38万ぐらいしましたが、その価格に見合った動きはしませんでした。
ノーマルを狙ってますから!と、言われてしまえばそれまでです。
しかし、買う側からすれば”清水の舞台”から飛び降りる覚悟です。
そんな事もあり、ハイパープロ社のコンスタントライジングレートスプリングを使い、シムを変更する事で、乗り心地良く、ハードブレーキにも対応出来るオーバーホールメニューを紹介いたします。
車種は以下の通り
OHLINS フロントフォーク(FS822c)
CB1300SF 03-11
CB1300SB 05-11
OHLINS フロントフォーク(FS820X)
XJR1300 01-10
OHLINS フロントフォーク(FS824K)
ZEPHYR1100 92-06
OHLINS フロントフォーク(FS822c)
ZRX1200 01-08
メニューは以下の通りです。
1、コンスタントライジングレートスプリング
2、シムの変更
3、スペシャルオイル
以上の交換で(税別)¥75000-にて承ります。
また、脱着工賃は(税別)¥9000-別途かかりますのでご了承ください。
今、考えられる新たな試みを提案していきます。
オーバーホールの時期やブレーキのチューンナップをお考えであれば、
是非ともお考え頂きたいプランであります!
最近ハイパープロスプリングを付けたけど、あまり差が判らない、と言った相談を受けます。
当店でセットした物ではないのですが、プロショップとしての認定店です。親身にご相談に応じますが、マニュアルに従って組まれた物か、外見だけでは判断できません。
以前ばらしたら、油面が全然違ってました。マニュアルを見ずにノーマルの油面を参考に組んでしまったようです。
スプリングが逆に入っていた物もありました。
コンスタントライジングレートスプリングはピッチの狭い物から少しずつピッチを変えながら広くなっていきます。
フロントフォークがチジめばチジむ程、油面が上がりストローク量を殺してしまいます。
油面は数ミリ違ってもダイノに掛けるとグラフに大きな変化をもたらします。
マニュアルもそこから始めるといいよ!と言った目安として捕えて頂きたいと思います。
組み方次第で全く違う動きになってしまうのです。
私達はハイパープロ社から頂いた膨大なシッカリとした資料とサスペンションダイノを使いオイル粘度や油面、
何より最適な乗車姿勢に合わせた後、セットアップに取り掛かっています。
この、姿勢には特に重点をおいています!
ご希望に合わせ、シムの変更により、お客様のご要望にも答えていまが、
お客様との会話から、私達はこう提案してみました!と、いったセットアップを心掛けています。
コンスタントライジングレートスプリングはバイク用のスプリングに非常に向いていると言われます。
ストリートでは、ありとあらゆる路面のギャップに非常に柔軟に対応します。
サーキットでも勿論使えます!ただ、フラットな路面では、その恩恵よりもセットアップが早く出せるリニアレートが重宝されています。
紫がハイパープロが考えるコンスタントライジングレートスプリング
黄色は一般的なリニアレートスプリング
同じ線径のスプリングなのに、巻き方で同じ圧力を駆けても潰れきりません。
あまった所はフルブレーキング時にギャップに乗った時に奥で動いてくれます。
また、更なるブレーキングにも対応、パニックブレーキなどは特に威力を発揮します。
奥で踏ん張る!と、いう素晴らしいスプリングは、逆をいえば、リニアレートよりもシナヤカなレートも持っています。
一定な速度で走るツーリングなどでは様々なギャップに対応します。
体に繋る負担を減らし乗り心地を変えてくれます。
そんな素晴らしいスプリングを皆さんにより良く知っていただくた為に頑張っています。
取り付けをお考えであれば、プロショップ認定店である当店にお任せ下さいますよう、お願い致します。
削りだし製作したキャリパーサポートで対応しなければ!
パフォーマンスマシーン製のキャリパーを付けたければ金銭面での覚悟が必要でしょう。
他のキャリパーでも同じ、専用のアフターマーケット製のキャリパーサポートが売っていなければ作るしかありません。
フロントフォークがスペシャルならまた、それに合わせなければなりません。
ストリートで使うなら保安基準に適合していなければなりません。
レーサーならこういった物を作る事で対応できます。
角材から半面を削りました。
ここまでの寸法取りにもの凄い時間と労力を使います。
最近話題の3Dプリンター、数年前から目を付けていましたが、元となる物がなければ話になりません。
データを作る事になります。
当店のパソコンにライノが入っていますが、使いこなすには相当な時間が必要です。
裏面です。
エンドミールも数種必要です。
キャリパーにドンピ!
材質も吟味しなければなりません。
以前ブレーキメーカーの人と話をした時驚いたのですが、2ピースのキャリパーでサーキットなどの過酷な状況で使っているとキャリパーあわせ部が捩れるそうです。
サポートも同様、捩れるので確りした材料から削り出した物が理想となります。
最近の純正キャリパーなどはモノブロック、MOTO GPなどで使われるとレスポンス良く市販車にフィードバックしてくれます。
削りだしキャリパーとなると高価!
キャリパーといえばブレンボを付けるとカッコいい、という感じですが、
ブレーキに関して何も考えたくなければロッキード付けとけば何も問題なし!と、言われた事があります。
材質でしょうか、勇気があれば是非試して下さい。サンダーを当てるのです!なんと大胆な!
鉄でも削っているような火花がでます。
ロッキードだけは別格に高価ですが、ブレンボも最高峰を買えば変わらないでしょうけど、
ブレンボのタッチが好きなんだ!
マスターシリンダーとの対比を計算された方か、たまたま合ってしまったのか、
後者であれば、次はそう上手く行くとは限りません。
プロに相談すると言う手があります。
最近はアジア産ブレンボが安く出回っていますが、安いのではなく、その価格の性能でしかないと思ってます。
ホームセンターや大型家電などでのアシストサイクル車、限定車などと付くと荷台やステーが鉄になっています。
電気製品も同じ、カタログ品番が違っていたら物が違います。
勿論メーカーカタログにも出ていません。それなりの価値の物を買っている訳です。
ブレーキに関して、私も苦しんだ事数回、ノーマルキャリパーの方がタッチ、効き、共に良かった事が多々あります。
ブレーキトラブルだけは避けたい物です。
押した時、重くブレーキが引きずっているとフェードして危険すよ!
たまには、ジャッキアップしてホイルを回転させてみましょう!
引きずってたらバイク屋さんにGO !
な~んだ?って言った所で考える人なんかいないでしょう。
マスターシリンダーのオイルカップのステーです。
なんだ・・・と!、思うことなかれ!!!
マスターシリンダーを交換した時イツも悩むのがマスターカップの取り付けステーです!
角度といい、位置といい、ここはカッコいいぞ!思って付けたらハンドルを切るとカウルにアタッタリ!
じゃあ!いくら貰えるのよって事になると、たいして頂く訳にはいかない現実があります。
それでは、ちゃんとした物を作れば分かって貰えるのでは!と、立ち上がる男一人!
数々の失敗作を出し材料をキリコにし、ステーでは無いハンドルと一体の物にしようと思い始めたのでした!
当初の案はハンドル本体を作っていました。
幾ら貰えるのよ!
皆でアイデアを出した所で価格に見合うアイデアなんか、そうは出るわけないですね!
しかし、それは突然起こるのでした。
3時のおやつの時間、7イレブンで買って来たドーナツを食べた時、神が舞い降りた!ようです。
そう!あのドーナツの形状だと!
無言でフライスに向かいキリキリと削りだしました。
しっぱいだ~
翌日もまた、キリキリと削りだします。
来る日も、来る日も、とは言ってもこの2日間の時間の空いてる時だけです。
かんせーい!
おぉ!ホースの角度がこれ以上ない角度!タンクも水平に付き、メーターパネルの視界を妨げず、低い位置でウットーシクなーい!
これは!これからのスタンダードになるのでは?!
どこかに作ってもらい大量生産か=!!
やるなら、いまでしょ!と、言う事もあるし!
と、いったら、だめでしょ、と、工場長、
ハンドルの垂れ角や車種によりけりだよ、
また・・・一品物をつくってしまった・・・と、決めゼリフにつずき、
そうだ、アルマイト掛けよっかナ~と、いって帰ってしまいました。
工場長のオモチャはフライスだけではありません。
旋盤です。
大型のコッターマシンもありますが、中でも溶接が得意です。
この前おばちゃんが泣きついてきたので、買い物カートを溶接してました。
トーインにして直進性を上げといた、と、たわごとをホザイテました。
いい感じですね!
また、何かを作るはずです!楽しみです。
K’ZZY TECHブランドはワンオフパーツのみ
何かに困ったらご相談下さい。
確かな物を作ります。
実はもう出来てます。
ないしょ・・・です。
このバイク、前後共ダンパーが弱く乗り心地ふわふわです。
ノーマルスプリングは平均値8、今回は9.5から始めるようです。
それでもダンパーが確り効いているので、いいチョイスといえるでしょう。
4種のスプリングを用意してます。ストリートとサーキット走行を両立できるセットアップを目指します。
とっても低いガス圧はノーマルに多い設定です。
赤がノーマルです。
今回製作したのが青のグラフ、ここからバイクに装着し、試乗しながら、3人のメカニックの意見を取り入れ試行錯誤します。
喧嘩になったりします・・・
作り手には作り手の思考があるのに、言いたい事を言います。
後で謝ったりしません。
しかし我が道を行くサス担当者、何度組んではバラシ、理想の動きを求め働いています。
たまに動かなくなる時があります。
考えているのでしょう。
女の子の事ですかー!
ハイ、ローと調整が出来ます。
ノーマルには調整できる物がありません。
車高調整は上げられる物はありますが、今回は下げられるように作りました。
まだ製作途中ですが無断で乗せておりますこの記事、
どう終わらせようかと考えていますが、
乗せてしまったんだから早く作らなければならないでしょう。
意地悪で焦らしてやりましょう。
やばいか~
こそこそ探ってたら他にも製作途中のサス見つけました。
自分のか~?