広川モータース Development Team 1947

HONDA・YAMAHA・SUZUKI・ITALJET・SWM・LAMBLETTA取り扱い横浜で70年!バイクの情報!

〒232-0072 神奈川県横浜市南区永田東3-7-1 TEL045-731-4479 FAX045-731-4612

GSXR1000Rリヤサス!Gravityオリジナル新発売!

2018年02月20日 | GRAVITEX

 当店のサスペンション開発担当の砂邊君が、

最高峰のGSX-R1000Rのリヤーサスペンションを作りました。

 心底真面目な彼は当店では最速の男!

サーキットでは社長といえども容赦しません!

 そんな彼が、サーキット走行は勿論、一般道での快適走行の実走テストをここ半年間、念入りにテストしてきました。

 社外サスペンションは、サーキット走行を重視している物が多く、街乗りでは、荷重がかからず、

セッティングしていくと、ダンパー調整を抜きぎみにしてしまいがちですが、

 高速コーナーで大回りとなり、ヒヤリ!とする事になってしまいます。

特に、高速道路からインターチェンジに降りる時、

 カーブがキツクなっていく過程で、曲がらず肝を冷やす時ないでしょうか?

また、ダンパーを掛けていくと、小さなギャップを拾う度に、

 首の芯にゴツゴツ振動が伝わってきたり、

 

 ハイパープロ社のコンスタント・ライジングレート・スプリングは、

動き始めの初期レートが変えられる唯一無二のスプリングです。

 荷重がかかりずらい、低速域のコーナーでも良く動き、

高速コーナーで高荷重がかかっても、しっかり対応できます。

 

 ダンパーの動きはしなやかに動かせるよう

1クリックずつ、必ず仕事をするように心がけました。

 ある所から、急に固くなるような事はありません。

調整幅も十分にとってありますので、スプリングレートを変更しても、そのまま対応します。

 そのスプリングは、オプションとして、リニアレート・スプリングを用意しました。

9・9.5・10Kgより選択できます。

 

 当店でのサスペンションの基準は必ず公道で機能する事!

目指したのは、アクセルを開けた時の接地感!

 コーナーからの脱出スピードを重要なテーマとして開発しました。

路面追従性を重視した恩恵が,副産物としてトラクションコントロールにも良い方向に影響しました。

 むやみやたらとトラクションコントロールを効かせません。

ノーマルサスでは、高速道路での巡航速度でも、ギャップに乗った時、後輪の接地面が希薄になり、

 トラコンが働き、インジケーターがピカピカ光っていたのですが、

路面に張り付く重厚なセッティングで、トラクションを向上しています。

 

ダンパーグラフ

 ノーマルが青線、オリジナルサスが赤線

守備範囲を大幅にとってあります。

  切り替えしのスピードは重すぎず、軽く動きすぎない、丁度良い所にて出荷しますが、

車高調整を設けているので、調整により、まったりと、動くようにも、パタパタ切り替えすようにも

 その、車高調整は、車高調で上下5mm、リンク比(車両装着)で上下約10mmずつ高くも低くも出来るようにしてあります。

高くする方向には、他のサスペンションメーカーにも見受けられますが、

 低くできる方向には、あまり見受けられません。

足付きに不安を抱える方や、車体の姿勢を整えるのに必要!と、考え、採用しました。

 高くする方向にも勿論対応しています。

ハイトの低いレインタイヤを装着した時や、

 車体の切り替えしスピードを速めたい!

などの要望にもキッチリ対応します。

 コンプレッション調整はハイとローの調整機能を設け、新型の形状になっています。

 そのアウターはオランダ、ハイパープロ社に頼み込み、ハイパーブルーの配色でオリジナル感を演出しました。

私が頭を地面にこすり付けるよう頭を下げた、おかげもあり、価格は156000-税別と、価格を抑えられました。

 ハイパープロ社にお墨付きを頂くのに時間がかかってしまいましたが、

時間をかけた分、作り手が何を伝えたいのか解かって頂けると思っています。

 私達が真心を込めて制作したものなので、

多くの方々に評価して頂ければ幸いです。

 私達は常に全てのサスペンションメーカーに挑戦しています。

2018東京モーターサイクルショー(3/23・24・25)アクティブ・ブースにて、実車装着展示いたします。