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怒涛の200PSで180KMのリミッターはしらけます。
測定方法の違いで国内仕様は197PSになっていますが、
海外仕様と同じ203PS!
それが、ある回転数からスロットルバルブが閉じていきます。
右上の100という数字がスロットルバルブ全開、その下は31.8%に閉じてしまいます。
この道数十年という名テストライダーが手掛けたマップは私達素人でもスライドコントロールが出来るよう味付けされていますが、
そのマップを いともあっさり、書き換えられます。
数字を変えてやればいいのです。
しかし、マップを書き換え中、とても怖くなってきました。
何かあったら、大変だぞ!
殺人事件に発展しかねません!私にはその責任を負えず、ユーザーはその代償を負わなくてはならなくなります。
その件に関しては以前から色々な方面のスペシャリストと話をしてきましたが、
一般公道不可、という名目上で、契約書を取り交わし、やるしかありません。
そこで、責任から逃れなくてはならず、ecuを送ってもらい、作業
ナンバーの付いたバイクを乗ってこられて、一般公道不可!ですから!は、ないでしょうから、
しかし、サードギヤで180Kリミッターが効いてしまうのはしまうのはなんとかしたいところです。
そこで、思いついたのが、輸出仕様のデータをそのままいれれば良いのではないかと!
一般道で走った時に、制御を持ったデータが一番だと思いました。
メーカーはトラクションの事を重要視しながら、マッピングしています。
それをやたらに外せばどこで牙を剥くかわかりません
あ!っと思ったら、次に耳にするのはピーポーピーポー、かもです。
トラコンが付いてるから大丈夫だよ!
今時はこれですが、瞬間的な横滑りには対応できません。幸運を祈るのみです。
2011年にR1を買いレースに出ようとECUチューニングしました。
モテギの最終コーナー脱出でハイサイドを食らい、痛い目にあいましたが、
コーナー脱出からストレートに移りかけだったのに突然スライドしたのです。
私が下手というのは置いといて、思っていたよりも吹け上がりが速く、コントロールする暇などありませんでした。
制御を外せば自分で制御をやらなくてはならず、それはとっても疲れます。
その後デチューンの方向に作業を進めました。
ECUチューンはエンジンダメージを起こすことも承知の上でやるのは当たり前です。
なので、300Kリミッターはあえて残して書き換えました。、
それは外してもいいかな!と、思いましたが、
エンジンブローを回避したいのです。
モトGPなどは削りだしのクランクケース、市販車の肉厚の薄い鋳物のクランクケースは、ある所を境に破綻 するかもしれません。
現に今起きているのです。新型のSSが、それも、サーキットではなく、
瞬間的に回転を上げ、すぐ閉じるサーキット走行の方が、ある意味エンジンに負担が少ないのでしょうか?
ピストンがクランクケースを突き破ってきます。
昔の50PS付近のバイクでもよくありました。
バイク屋さんなら、あ~あのへんのバイクね!と、ピン!とくるでしょうが、眼を疑ったものでした。
皆さん、こんな話、関心ないだろうな~と思っていたのですが、載せてしまいました。せっかくだから・・・!
だから、この話、なかった事といたします。
やっとここまでこぎ着けました。
ノーマルサスは見事な作り、
低圧ガスで機能し、ストリートからスポーツ走行を楽しめる作りとなっています。
ノーマルスプリングは10K! 2人乗りをあまり考えていない作りになっていますが、
更なる飛躍をしたいと思えば、調整の限界点でもダンパーが足りず、
サーキットではやはり、ストレスを抱える事になるでしょう。
なにしろ、ストレートでフロント浮きっぱなしです!
シムの設定をする時、いくつかの案があり、スプリングを変更した時の事を考慮したうえで、今回の設定になりました。
そしてこちらが完成ショックのグラフ
ダンパー調整を最弱にすればノーマルと同等になり
ダンパーを掛けていく方向には、十分な余裕をとっています。
9.5KGに設定したスプリングは11KGや9KGにした時にもダンパーが足りなくなる事なくセットアップできるように仕上げています。
調整幅も広いのですが、急に固くなる所を作らないように心がけました。
ハイパープロの名に恥じぬよう、あと、ワンクリック!と、いう時にきちんと、その仕事をしてくれます。
痒いところに手が届くように、といったところです。
車高調整も上下5mmの調整をもたせ、
リンク比で10mmの調整ができるようにしています。
上げる方向にはできても、下げる方向に調整できるのは少ないですね!なぜでしょう。
足付きに不安を抱える方には嬉しい所!
また、レインタイヤ装着の時、高くする事もできるようにしています。
イニシャル調整は工具を使う事なく、プリロードをかけられます。
実走行をしなければなりません。
サーキットの日程を毎日見るのですが、
なかなか水曜の走行日がありません。
それに、毎週定休日はお客様達のサーキット走行練習会の予定でギッシリ!
その間、念入りにチェックし、新たなシム設定も再度考慮していきます。
まだ、ありますか!と、いったところでしょうが
言わせてください、ここまでは!
このカムシャフトは構造が異なります。
吸気のみですが、可変カムとなっており、
吸気の時間を増やしています。
その構造はシンプルで、ベアリングの重さを遠心力を利用し、可変させます。
組立たのがこちら
ダイアフラムスプリングで押さえてます。
排気側もテストしたようですが、たいして変わらず、吸気側のみの、採用になりました。
バルブは小さくしチタンに戻しました。
よって1本/8.2gの軽量化
フィンガーフォロアにDLCコートでロスを低減
圧縮は13.2 4~5年前のレーサーです。
高音質のマフラー
サイレンサーはストレート構造
最近はサーキットでも音量規制があり、
社外マフラー装着車の方々には頭の痛い話ですが、
このバイク、アフターマーケット製マフラーの音量より大きいのではないでしょうか?
最近のスズキは、これ以上の物を作ってみろ!と、アフターマーケット製マフラーメーカーに挑戦しているそうです。
実は、秘密があります。
純正装着のマフラーに限り、5dbのマフラー劣化時による許容範囲があり、
そして、社外マフラーに関しては、その適用が法律化されていません。
よって、純正マフラーはライン際まで持っていけるのでしょう。
SV650やGSXS1000などもその例に漏れず。
社外マフラーの音質を彷彿させています。
さて、リヤーサス完成まであと僅か!
今回は、リニアレートとライジングレートの2本立てでいきます!
オートブリッパー装備のオートシフターは低回転から機能し
スポーツ走行、レースなどでは負担を軽減でき、
一度体感すれば、無くてはならないものになります。
クラッチ操作が無くなるだけで、こんなに楽なんだと思いました。
シフトアップではアクセル全開のままシフトアップ
ダウンではアクセル全閉でシフトダウンすればバイクが回転数に応じて
適格に吹かしてくれます。
ECUを書き換えることで、後付けでもキットパーツを付ける事により
このシステムを装着できますが、
思いやりあるメーカーと、優秀なテストライダーのお蔭でドンピシャのセッティングになっています。
トラクションコントロールは、タイヤを変更した時、機能させるべく10段階のセッティングをメーターパネルで確認、
ストレートでトラコンが作動してしまう事がないでしょう。
フロントフォークの突出し量は十分あり、タイヤを変更した時の姿勢を整える事ができます。
6軸センサーはピッチングモーション、ヨーイング、ロールを
ブレーキ、トラクション共監視しています。
ローンチコントロールはレースのスタート時、最適な加速をコントロール
全てを説明できませんが、肝心なのは乗ってみる!と言う事ではないでしょうか?
買ってみる!という方は、こちら!
このような、素晴らしい物が用意されています。
なんとスイングアームが動くようです。
本物はこちら!
フルストロークを測り
ダイナモにかけて、ノーマルを検証
しかし、ボディーの構成は既に終わっています。
なので、
すでに装着済み!
組み合わせは無限!シムの厚みと大きさを変え設定していきます。
ダイナモにかけて、仕様を変更しながら、ニードル、シム、ガス圧を決めていきます。
好みの問題を除けば、そうは外しません。
また、サーキットに行くのが楽しみです。
しかし、体力的に15分しか走れないので、トレーニングしないと!
たぶんやらないけど・・・
袖ヶ浦フォレストレースウェイで乗ってきました。
勿論リミッターを外しての走行です。
ノーマルではサードギヤに入れた瞬間、180Kmリミッターが作動してしまうので、
そもそも、リミッター解除の検証だったのですが、
走り出してしまえば、持てる力を全て使い、走ってみるのですが、
197psの出力は、しがみ付いているのに精一杯といったところです。
220Kmまでは確認できたので、一時休憩、従業員に乗ってもらました。
立ち会ったヘルパーに感想を聞かれましたが、
ちょっと待って・・・と言ったきり
息が上がって話ができません。
言いたい事は沢山あるのに!
リヤサスは、ツーリングでも疲れを感じないシナヤカな足回り、
低圧ガスで、ツーリングからサーキット走行でも機能します。
フロントサスペンションもショウワ製のガスショック
これにより、ボトムし伸びに切り替わる、その瞬間を感じません。
縮んだフロントフォークは中の空気とオイルを加圧し、反発力を生みますが、
オイルの逃げ道を作る事で解消しています。
減衰特性を常に均等にします。
走り出した瞬間、どなたでも体感できるでしょう。
どのような条件でも接地感を失いません。
正直、今まで乗ってきたバイクとは違います。
2輪と言うだけで、まったく違うの乗り物といったら大袈裟でしょうか?
私も、従業員達も同じ事を言ったのです。
鳥肌ものでした。
このバイク、試乗会で十分素晴らしさを体感できます。
速度を上げなくても、良さが解かるのです。
何処かで乗ってみてください!