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2023年に続き2024年度もBEST SALES1位を頂く事が出来ました!
当店でご購入いただいた皆様とHYPERPRO関係者の皆様には特に感謝申し上げます。
販売した本数よりも納得したものをお客様に提供したかだと思いますが苦労もあったのでやっぱりうれしい物です。
2024年は各メーカーのリコールなどを含めた作業に追われながら当店のレースクラブのお客様達とレースやサーキット走行などを熟し毎年恒例の走り収めを12/30.31までお付き合いしていました。
せっかくだからと娘とNSF250Rを持ち込みセットしようと意気込んで走りましたが2人でクラッシュ!
右コーナーで社長!左コーナーで娘!2024最後の日に転倒したけど厄払いと思えばいいのです。
しっかしこのバイク難しいです。まっすぐ走っていても曲がろう曲がろうとする癖があり曲がり始めると急にハンドルが切れ込んできます。プロってすごいですね!
一度市販車の姿勢に近ずけてみようと娘とバイクを整備してたら人だかりができていて何だ?と聞いたら 面白いことしてんな~と思って!と言われましたが、いや!走れたもんじゃないよ!このバイク!
バイクの姿勢を整えてサスのセットを変え、徐々に良くなってきてガンガン攻めれるようになってきたら転倒しました。
私達はこんなもんです!どこまでもバンクするのでタイヤの限界を超えたのでしょう。
正月は筋肉痛なのか転倒の痛みなのか分からないまま3人娘と奥様含む5人で毎年恒例のビリヤード大会!
翌日はボウリング大会とお年玉の争奪戦!誰が幾らもらえるかではありません!自分次第で増えるかもしれないし減るかもしれません。3日はカートかバトミントンに行こうと言われましたが勘弁してもらいました。4日より営業なので下準備と転倒したバイクの部品を調べたいので・・・あとサスをHYPERPROで作って走ったらいいだろうなと思いながら走っていたので・・・
昨年もコソコソと制作していたITALJET DRAGSTARのサスペンションが完成したので頭の中に隙間ができています。
いや!隙間なんかないぞ!数か月前に大量発注したDRAGSTARのサスが入荷しています。
これを何とか皆様に知って頂かないといけません!
私の悪い癖は完成するとホッとしてしまい次の事に手を出してしまう事です。
手塩に掛け育てたのに皆様にご案内し知って頂き乗って頂かないと自己満足で終わってしまいます!
これぞサスペンションという動きに調律できたと思っています。
上質な乗り心地を高めるためにストロークを伸ばし動き代を長くとったのが特徴になっています。
勿論スプリングはHYPERPRO独自のコンスタントライジングレート!
しなやかの動き始め奥では踏ん張ってくれます。
試乗車を用意していますのでITALJET DRAGSTARオーナーの方に是非乗って頂きたいです。
他社のサスがもうすでに付いているから!といった方には特にご試乗いただき評価した頂きたいと思います。
私達が考えている動き(サス)という所まで作り込んでいます。
詳細はこちらからご覧いただけます。
https://blog.goo.ne.jp/peaky1/e/7e3f343a5cca9750b3bbdd84af310602
当社ホームページからもご覧いただけます。
https://peaky1racing.wixsite.com/level5/items-1/italjet
2025年もHYPERPROを沢山の方に喜んでいただけるよう頑張りますので宜しくお願い致します!
パウダーコート塗装は静電気を利用し塗料粉を付着させ窯に入れ焼いて色を出すそうです。
詳しいことは分かりませんがスプリングのような動くものには最高レベルでしょう。
剥がれたりしません。
以前見た実験ではハンマーで叩いても無傷でした。
今回お世話になったスプリングもパウダーコートで仕上げて頂きました。
お客様からの要望でブリアントレッド!写真だとよく分からず残念ですが見事な仕上がりです。
ハイパープロのブラックボディーに最高のマッチング!
これまた写真だと見栄えが全然ちがいます。残念・・・
他にも沢山の色がありご希望の色が見つけられると思います。
今回は中央のレッドがそのブリアントレッド
しびれました!
SWMシルバーベースにピッタリ!
残念な事に右側はマフラーがあり見えませんがそれがさりげなく隙間から見えるあたりがまたシビレます。
ボディーカラーがマットブラック、チェーンがブラック/ゴールド、サスが黒/赤なのでカスタムビンテージバイクのような仕上がりです。
今回はヘッドライトもASSYで交換!LEDで光軸を出す作戦!
色々吟味しこれしかないでしょ!という事で伝統のマーシャル!
ネコピーのマークが中央に
レンズ側にカットがあるタイプなので光軸を出しやすいだろうと思いこれに決めました!
レンズ中央部がチョット飛び出しているデザインになっています。
バイクのデザインも損ねずとても良い光源を出すようになりました。
最後に塗装に出したスプリングが戻って箱を開けるとこんなものが入ってました。
私が一番好きなやつです!
段ボールの切れ端にメッセージなんて!
お客様にも喜んでもらうような仕事をしようと思うではないですか!
カドワキコーティングさん!こちらこそありがとうございます!
何も問題ないのです。
Vツインエンジンなのにノッキングもせず乗り心地最高!
足回りがいいのか滑る感無しです。エンジンの鼓動がいいのかこのまま走ってたら寝ちゃうな~と思ってメーターを見ると5速97Km
数多くの外車から国産バイクに乗った中で最高のバイクがこのバイク
世界一周しろ!と言われたら迷わずこのバイクで行きます。
このバイクをさらに高みを求めこの上を見たいとず~っと思ってました。
何故ならHYPER PROスプリングがあるから!
シナヤカな特性から徐々に変化し奥で踏ん張るコンスタントライジングレートスプリングは
世界広しと言え唯一無二の物であり二段レートのプログレッシブとは違います。
写真上のノーマルスプリングを見れば一目瞭然固い部分とやらかい部分の2か所
下段が僅かながら変化していくHYPER PRO社のスプリングになります。
これによりイニシャルをかけることで動き始めの固さが選べます。
私には夢のようなスプリングですが、サス屋が嫌がることでも有名!
ピンポイントで動き始めを探らなくてはならないから!
このスプリングは勿論リヤースプリングにも当てはまります。
ノーマルリヤースプリングはツインショックを除けばシングルレートスプリングが殆んど
例えば10Kのスプリングはプリロードを駆けていっても10Kには変わらず
締めていって硬くなったと思っていてもそれはたぶんバネが動き始める時間が遅くなったから
と言う事でバネを変えなければサス自体の性能は変わらないと思います。
気になっていたら付いている物でどうにかしようとしても無駄、遠回りです。
今回はサスペンションボディーはノーマルのままHYPER PROスプリングに変えます。
イニシャルとリバウンド調整は付いているので好みのセットを探れるはずです。
いつも問題になるのはフロント
アジャスト機能無しです。
組み立てた状態が全ての性能となります。
何度かやり直す事になるかもです。自分らしさを提案し乗り手を満足させなければなりません!
スプリングを変え油面とオイルの粘土だけで性能を上げなくてはなりませんが
テレスコピックフロントフォークは大好き!
大した中身も入っていないのに出来ることが沢山あります。
手間がかかってもやっただけの事が伝わりますので・・・!
さてと!組みあがりました!試乗開始!ここがスタートです!
フロントは粘り強くゆっくりと動くように
19インチの特徴を損なわないようリヤーから旋回するようにサグを多くとり、しなやかな設定にする事で乗り心地も良くなります。
このやり方はNC750/700で頭を抱えるユーザーに好評だったものを反映していまして・・・!
見事にハイパープロの特徴をとらえた乗り心地となった事をご報告します。
暫く試乗車として置いとくのでvストロム650ユーザーの方は是非ご試乗いただきたいと思います。
論より証拠ですからね!
以前から目で見たかった各メーカーのリヤサスのオイル
メーカーごとの粘土指数表で知ってはいるのですが、組み立てる度に疑いを持っていました。
メーカーの提示しているのは40°と100°の時の落下速度
120°にもなるリヤサスは高温になれば粘土が落ちるので変化の少ない柔らかいオイルを好むはずですが
そのオイルに対してシムやニードルを積み機能する範囲を決めていくので、やたらと変更できません。
あるメーカーのリヤサスをセッティングしていると、ノッチを駆けていくとある場所から突然動かなくなります。
厚めのシムを少ない数で積んでいるのでそのせいだと思っていましたが
オイルにも関係しているのではないかと思っていました。
空の容器を用意し
まずは私の大好きなハイパープロ社のリヤサ専用オイル
中央にオーリンズ社のオイル
そしてお助け的に使っているベルレイ社のオイル
こちらはフロントと共用のオイルになっています。
もう一つ気になるシルコレン社のオイルも試したかったのですが粘度指数でベルレイ社の方がやらかかったので密かに個人的に試すこととします。
オイルの入った容器に同じ重さのベアリングボールを入れ
一気に逆さまにすればベアリングボールの落下スピードでどのメーカーのオイルが柔らかいのかわかるはずです。
さて、試してみましょう。
それ!
ここまで差が出るとは思いませんでした。
圧倒的にハイパープロ社のオイルがやらかいです。
次にベルレイ社でオーリンズ社のオイルはハイパープロオイルが底着きしてもまだ中間にいます。
何が言いたいかというと120度を超えるリヤサスのオイル
硬いオイルでは高温になったときに熱だれのためオイルはシャバシャバになりダンパーが利かなくなり
やらかいオイルは高温になったときの変化が少ないはず
しかしシムを多く積まなければなりません。
フロントフォークでも有効なオイル粘度を変えてのセッティング
高粘度のオイルはへたるのが早いのでインナーチューブに社外インナーバルブを組み込むことで対応できます
が!
圧側のダンパーしかほぼ効きません。
シムをメインに考えるのか、オイル粘度を当てにして組むのかで動きが違ってくるとは思いませんでしょうか?
ハイパープロ社のリヤサスにはオイルがやらかいので数多くのシムが積んであります。
なるほど!なるほど!
メーカーの提示している粘度は目で見ても数値と合致していました。
これで安心して組み立てられます。
サスセッティングで陥りがちなサグのない状態を作ってしまい
サスの上の方で動かしてしまいアクセルを開けずらくしてしまいがちなセットで持ち込まれ
分からなくなってから持ち込まれる方、サスを買う前にご相談された方がよいです。
軽量ホイールや軽量マフラーが付いている時点で吊るしで販売されているサスは使い物にならないかもしれないということです。
そのバイクのカスタムに最適なアイデアを提案することができるかもしれません。
少なくとも販売する前であればバネレートを変更することができます。
サスの性能の90パーセントをバネが占めていると思っています。
バネが間違っていれば何をしても良くならないと思います。
プリロードをかけることでサスのロッド部のどこで動かしてやるかで何をするのか決まると思っています。
私は3つのセクションで考えます。場所が決まればダンパーの調整
ダンパーは抑え飛び上がろうとするスプリングの力を静めています。
洗濯ばさみを指で弾いてみればわかるでしょう。空高く飛び上がっていくに決まってます。
そのバネの動きを穏やかにするのにダンパーが必要になってきます。
セットアップする時スプリングとダンパー別々に考え最後に同調するようにやれば解りやすいです。
ダンパーは最弱にしても乗り心地が悪ければ分解しシムやニードルを変えることで対応できます。
ストリートライダーの殆んどの悩みがここにもあります。
そこで活躍するのがダンパーテスター
組み合わせは無限です。
ちょと変更するだけで大きく変わってしまい注意が必要です。
この日は4つの組み合わせを試し目指したところに持っていけました。
手間かかってます。
装着後セットアップしお客さんに評価してもらうのが楽しみです。
もしあなたのサスがハイパープロやマトリスだったらお声掛けいただければご相談に乗ります。
あっているものを付ければ自分でもセットアップできると思います。
私の娘も走りずらそうだったのでセッティングしたらバイクがやさしくなった!と申してました。
そんな娘に父の日にこんな素晴らしいものをもらいました。
切り絵です。手間かかってます。