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パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

最低賃金引き上げ 東京850円 10月から適用へ

2013年08月20日 | 格差社会
 ◆ 最賃引上げ目安 3年ぶり2桁14円増
 13年度の最低賃金引き上げの目安について、厚労大臣の諮問機関「中央最低賃金審議会」の小委員会は8月6日、全国平均で14円とすることを決めた。
 これを参考に各都道府県の審議会で議論が始まるが、目安通りなら最低賃金の全国平均は現行の749円から763円になる。
 ◆ 「アベノミクス」で物価は上昇基調 さらなる引上げを
 2桁の上げ幅は10年度(17円増)以来、3年ぶり。生活保護水準との「逆転現象」は、すべて解消される可能性も出てきた。
 「安倍首相が言う2%の引き上げ」は実現したが、年収150万円に届かない。年収150万円レベルの生活を安倍首相は知らない。
 今年度の目安は「14円上げ」で決着した。だが、物価は上昇基調にあり、消費税増税も迫っている。年収200万円以下のワーキングプア(働く貧困層)も2000万人を超えるなか、貧困解消には、さらなる引き上げが不可欠だ。

『東京新聞』2013年8月6日 夕刊より

 民主党政権下の2010年とはいえ、労・使・政府三者は「20年までに最賃の平均を1000円にする」ことで合意している。
 毎年30円以上アップしなければ追いつかない計算だ。

 審議会は使用者、労働者、公益の代表三者で構成される。今年度の最低賃金を巡っては、2%のインフレ政策を進める安倍政権の「アベノミクス」を念頭に、「賃金が上がらなければ景気は腰折れする」と引き上げが強調されていた。
『週刊新社会』(2013/8/20)

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