=日刊ゲンダイ:二極化・格差社会の真相= ★ 豪州議会で可決された「16歳未満のSNS利用規制」を日本も急ぐべき
斉藤貴男(ジャーナリスト)
16歳未満の子どものSNS利用を禁止する法案が先月29日、オーストラリア(豪州)議会で可決された。連邦総督の裁可を経て成立する。
新法は事業者にアカウント作成者の厳密な年齢確認を義務付けた。悪質な違反には最大で4950万豪ドル(約50億円)の制 . . . 本文を読む
【週刊金曜日:連載「働くからいまを見つめる」31】 ☆ 自己責任社会が生んだ闇バイトと減税運動
竹信三恵子(たけのぶみえこ・ジャーナリスト)
「闇バイト」が横行している。一方で10月の総選挙では「減税で手取りを増やす」を連呼した国民民主党が躍進した。無関係に見える二つの現象だが、共通点がある。 それは、戦後の私たちの社会になんとなく存在した「政府や社会は国民を支えてくれるはず」という暗黙 . . . 本文を読む
☆ 2024年11月句会報告 「若者がワンクリックで道はずす」
レイバーネット川柳句会が、11月22日(金)、郵政共同センターで行われました。今回の参加者は、会場8人、オンライン5人の合計13人。ほかに3人がメールで選句に参加。時間が足りないほど盛り上がりました。 投句者数21人、兼題「道」57句、自由吟57句から、一人それぞれ3句を選びました。
今回の兼題「道」の最高得点句は「若者がワ . . . 本文を読む
4月22日、園長復職の日に勝利の記念撮影。介護・保育ユニオン提供
☆ 保育園で園長に「違法行為」を指示 保育士たちが「一斉ストライキ」へ
今野晴貴 NPO法人POSSE代表。雇用・労働政策研究者。
本日、11月20日、神奈川県厚木市にある関口フェルマータ小規模保育園(運営 社会福祉法人くじら)で働く保育士6名がストライキを行い、保護者とともに厚木市役所で記者会見を開いた。
7~8年ほ . . . 本文を読む
★ 三合労 幹福祉会労組の最高裁判決報告集会 (立川テント村通信)
十月二七日立川市柴中会公会堂で、三多摩合同労組幹(みき)福祉会分会の最高裁勝利判決報告集会が行われた。参加は四〇名を軽く越えていたようで椅子を追加し、資料も足りなくなるという盛況ぶりだった。 しかも、通常労働運動の集会というとゼッケンに腕章、鉢巻きでガチガチに身を固めて(それも悪くはないのだが)、非常に固い言葉の並ぷ基調が提 . . . 本文を読む
《日刊ゲンダイ:注目の人 直撃インタビュー》 ★ 元日銀理事がアベノミクスの異次元緩和を冷静に統括 ~「通貨の信認への危機感です」
山本謙三(元日銀理事)
アベノミクスの柱だった異次元緩和。その後遺症は凄まじいが、驚くべきことに懺悔もなければ、総括もない。庶民は円安、物価高に苦しみながらモヤモヤしているところに、スカッとする本が出た。「異次元緩和の罪と罰」(講談社現代新書)。史上最大 . . . 本文を読む
〔【レイバーネット日本】週刊 本の発見・第367回〕 ★ 「失われた30年」財務省への「有罪判決」 ~『ザイム真理教』(森永卓郎・著、フォレスト出版、本体1400円、2023年6月)
評者:黒鉄好
痛快で面白い本である。 今や多くのアジア諸国の後塵を拝するようになった日本経済。外国人観光客が、まるで100均ショップを訪れるような感覚で来日し「安いニッポン」に歓喜する。 誰が日本をこん . . . 本文を読む
★ 「光熱費」も「食費」も高くて「賃金」は崩壊 …庶民生活を破壊しつくした”犯人”の正体
中原 圭介(経済アナリスト)
★ ほとんど変わらない「手取り賃金」
アベノミクスとは、私たちの生活にどういった影響をもたらしたのだろうか。 今回は、2013年に始まったアベノミクスの最終的な検証として、2012年以降の客観的なデータをもとに、簡潔に結論と要 . . . 本文を読む
《週刊金曜日[連載 30]「働く」からいまを見つめる》 ☆ 「家政婦過労死」勝訴が映し出す不部合な真実
竹信三恵子(たけのぶ みえこ・ジャーナリスト、和光大学名誉教授)
「家事労働者の過労死」を初めて認めた東京高裁の判決が、被告の厚生労働省の上告断念によって、10月3日確定した。それは、軽い仕事と見られがちな介護・家事労働の意外な危険性など、日本の介護をめぐる三つの「不都合な真実」を映し . . . 本文を読む
《東京新聞連載:人ロ減少の方程式(6)》 ★ 仕事を減らし、自作を増やす
千葉県匝瑳に通い10年、完全移住6年合わせ、16度目の米収穫。明日は感謝の収穫祭。 春に手で植え、夏に草取り汗流し、頭が垂れる稲を刈り、しばらく逆さに掛け干して、脱穀終えたら敷物敷いて、籾(もみ)を広げて水分下げ、籾摺(す)りしたら玄米に。 逆さで栄養、穂に移行、太陽と風でツヤが増し、米質上がり旨(うま)み増す。 手 . . . 本文を読む
*Yahoo!ニュースより(右から二番目が筆者)
☆ 労働条件の悪化に歯止めかける (レイバーネット日本)
竹信三恵子(ジャーナリスト)
9月19日の家事労働者過労死訴訟の高裁判決は、1審判決を覆し、全面勝訴ともいえる素晴らしいものになりました。2013年に『家事労働ハラスメント』という本を書いて以来、家事労働の社会的な意味の重さと怖さに強い関心を抱き、この裁判も支援してきました。そんな . . . 本文を読む
☆ JAL争議団が外国特派員協会で記者会見 ~石破茂氏も「労働組合つぶし」と認識 (レイバーネット日本)
→動画(8分43秒) 9月17日午後、JAL整理解雇で解雇され14年目のたたかいを進めている「JAL被解雇者労働組合(JHU)」が、東京・有楽町にある「外国特派員協会」で記者会見を開いた。 2010年にパイロット81名・客室乗務員84名の計165名が問答無用に解雇された事件だ . . . 本文を読む
*傍聴に並ぶ人たち(京都地裁)
☆ 関西生コン京都事件 無罪しかありえない!7時間の最終弁論 (レイバーネット日本)
報告/愛知連帯ユニオン
9月12日京都地裁で関西生コン京都三事件の最終弁論があり、弁護団は7時間の及ぶ弁論で、憲法と労働組合法からしてこの事件が無罪でしかありえないことを端的に明らかにすると共に、事件の構造と事実経過を詳細に追って検察の事件捏造を暴露しました。
こ . . . 本文を読む
☆ いま、プロレタリア文学を(週刊新社会:沈思実行(208))
鎌田 慧
本誌に連載されていた、大崎哲人さんのプロレタリア文学紹介の記事が一冊にまとめられた。 「プロレタリア文学への道」(論創社)である。葉山嘉樹や黒島伝治、私の好きな作家たちが登場する。 最近は労働運動の停滞から、労働や職場をテーマにした作品が鳴りを潜めている。寂しい限りだ。現実社会の大きな部分、それももっと矛盾の激しい局 . . . 本文を読む
☆ 9月9日首都圏で放映決まる
MBS制作のドキュメンタリー『労組と弾圧~関西生コン事件を考える』が、TBSテレビで以下のとおり放映されることが決まった。
9月9日(月)AM1:28~2:28(8日(日)深夜25時です)番組ドキュメンタリー「解放区」
この作品は「労働組合に対するあからさまな弾圧を正面から告発した」力作と評価され、放送業界で権威あるギャラクシー賞(2023 年度)の選奨 . . . 本文を読む