☆ 経済学者が糾弾する「経団連のウソ」と「労働組合の怠慢」 ~労組は二十数年分の「もらうべき賃金」を放棄している (PRESIDENT Online)
水野 和夫 経済学者
日本人の賃金が上がらないのはなぜなのか。経済学者の水野和夫さんは「本来、実質賃金の増減率と労働生産性の増減率は等しくなるはずだが、日本では四半世紀にわたって労働生産性に応じた人件費決定が反故にされている」という―― . . . 本文を読む
☆ もう一つの年収の壁/富裕層にのみ有利な不公平税制 (レイバーネット日本)
投稿者:吉原 真次
所得税の支払いが発生する年収103万円、勤め先の規模により厚生年金、健康保険の支払いが発生する年収106万円をはじめとする年収の壁が、新聞等の各種マスコミで取り上げられる今日この頃だが、年収1億円を境にして所得税の負担率が低下する1億円の壁はあまり取り上げられていないように思えてならない。 1 . . . 本文を読む
☆ 一体いつまで? 実質賃金4カ月連続のマイナスに庶民の嘆き ~安倍さん、給料が下がり続けて発泡酒が水道水に変わったよ (日刊ゲンダイ)
「はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざりぢっと手を見る」
明治時代の歌人、石川啄木が当時の労働者の苦しみや悩みを説いたものだが、令和になった現代も変わらないようだ。
厚生労働省が9日に発表した昨年11月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上 . . . 本文を読む
★ 10年間、時計の針が止まった日本の末路 (東洋経済オンライン)
野口 悠紀雄 : 一橋大学名誉教授
世界はこの10年間に大きく変わった。しかし、日本ではこの10年間、時計の針が止まったように、何も変わらなかった。日本の地位が大きく低下したのは、当然のことだ。 昨今の経済現象を鮮やかに斬り、矛盾を指摘し、人々が信じて疑わない「通説」を粉砕する──。野口悠紀雄氏による連載第137回。
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☆ ベートーヴェン第9交響楽の第4楽章「歓喜の歌」は、「女を勝ちとった男たちの歓喜の歌」?!
毎年、年末になると日本では全国各地でベートーヴェン「第9交響楽」が演奏され、多くの市民たちも合唱に加わって第4楽章「歓喜の歌」を歌うことを楽しむのが恒例になっています。 いつ頃からこれが日本で年末行事になったのか私は知りませんが、欧米では年末に第9交響楽が演奏されることはひじょうに珍しく、年末プログ . . . 本文を読む
=日刊ゲンダイ【人生100年時代の歩き方】= ☆ コンプライアンス川柳に学ぶ2025年の働き方 ~「ふてほど」を 真に受けたら 痛い目に
ハイテクノロジーコミュニケーションズ(HTC)が制作した標語付き「2025年コンプライアンスカレンダー」から
☆ 「1月」 プレッシャー 上からかけるな 背中押せ
「部下の成長を阻害するような圧力をかけるのではなく、『支援する文化を . . . 本文を読む
=日刊ゲンダイ:二極化・格差社会の真相= ★ 豪州議会で可決された「16歳未満のSNS利用規制」を日本も急ぐべき
斉藤貴男(ジャーナリスト)
16歳未満の子どものSNS利用を禁止する法案が先月29日、オーストラリア(豪州)議会で可決された。連邦総督の裁可を経て成立する。
新法は事業者にアカウント作成者の厳密な年齢確認を義務付けた。悪質な違反には最大で4950万豪ドル(約50億円)の制 . . . 本文を読む
【週刊金曜日:連載「働くからいまを見つめる」31】 ☆ 自己責任社会が生んだ闇バイトと減税運動
竹信三恵子(たけのぶみえこ・ジャーナリスト)
「闇バイト」が横行している。一方で10月の総選挙では「減税で手取りを増やす」を連呼した国民民主党が躍進した。無関係に見える二つの現象だが、共通点がある。 それは、戦後の私たちの社会になんとなく存在した「政府や社会は国民を支えてくれるはず」という暗黙 . . . 本文を読む
☆ 2024年11月句会報告 「若者がワンクリックで道はずす」
レイバーネット川柳句会が、11月22日(金)、郵政共同センターで行われました。今回の参加者は、会場8人、オンライン5人の合計13人。ほかに3人がメールで選句に参加。時間が足りないほど盛り上がりました。 投句者数21人、兼題「道」57句、自由吟57句から、一人それぞれ3句を選びました。
今回の兼題「道」の最高得点句は「若者がワ . . . 本文を読む
4月22日、園長復職の日に勝利の記念撮影。介護・保育ユニオン提供
☆ 保育園で園長に「違法行為」を指示 保育士たちが「一斉ストライキ」へ
今野晴貴 NPO法人POSSE代表。雇用・労働政策研究者。
本日、11月20日、神奈川県厚木市にある関口フェルマータ小規模保育園(運営 社会福祉法人くじら)で働く保育士6名がストライキを行い、保護者とともに厚木市役所で記者会見を開いた。
7~8年ほ . . . 本文を読む
★ 三合労 幹福祉会労組の最高裁判決報告集会 (立川テント村通信)
十月二七日立川市柴中会公会堂で、三多摩合同労組幹(みき)福祉会分会の最高裁勝利判決報告集会が行われた。参加は四〇名を軽く越えていたようで椅子を追加し、資料も足りなくなるという盛況ぶりだった。 しかも、通常労働運動の集会というとゼッケンに腕章、鉢巻きでガチガチに身を固めて(それも悪くはないのだが)、非常に固い言葉の並ぷ基調が提 . . . 本文を読む
《日刊ゲンダイ:注目の人 直撃インタビュー》 ★ 元日銀理事がアベノミクスの異次元緩和を冷静に統括 ~「通貨の信認への危機感です」
山本謙三(元日銀理事)
アベノミクスの柱だった異次元緩和。その後遺症は凄まじいが、驚くべきことに懺悔もなければ、総括もない。庶民は円安、物価高に苦しみながらモヤモヤしているところに、スカッとする本が出た。「異次元緩和の罪と罰」(講談社現代新書)。史上最大 . . . 本文を読む
〔【レイバーネット日本】週刊 本の発見・第367回〕 ★ 「失われた30年」財務省への「有罪判決」 ~『ザイム真理教』(森永卓郎・著、フォレスト出版、本体1400円、2023年6月)
評者:黒鉄好
痛快で面白い本である。 今や多くのアジア諸国の後塵を拝するようになった日本経済。外国人観光客が、まるで100均ショップを訪れるような感覚で来日し「安いニッポン」に歓喜する。 誰が日本をこん . . . 本文を読む
★ 「光熱費」も「食費」も高くて「賃金」は崩壊 …庶民生活を破壊しつくした”犯人”の正体
中原 圭介(経済アナリスト)
★ ほとんど変わらない「手取り賃金」
アベノミクスとは、私たちの生活にどういった影響をもたらしたのだろうか。 今回は、2013年に始まったアベノミクスの最終的な検証として、2012年以降の客観的なデータをもとに、簡潔に結論と要 . . . 本文を読む
《週刊金曜日[連載 30]「働く」からいまを見つめる》 ☆ 「家政婦過労死」勝訴が映し出す不部合な真実
竹信三恵子(たけのぶ みえこ・ジャーナリスト、和光大学名誉教授)
「家事労働者の過労死」を初めて認めた東京高裁の判決が、被告の厚生労働省の上告断念によって、10月3日確定した。それは、軽い仕事と見られがちな介護・家事労働の意外な危険性など、日本の介護をめぐる三つの「不都合な真実」を映し . . . 本文を読む