わがままZyZyの徒然日記

ペットロスから復帰中の父たまに娘が日々の出来事や想いを書いてます
ほぼはちゅ達時々マリノスたまに音楽医薬世の中のこと

らぷ・オリハ・むく・ぼあ

2024-02-17 11:21:42 | ウチの子たち
今朝はしっかり曇り空。

予報では晴のち曇りなんだけど、1時間ごとの予報を見たらこの後はずっと曇りだった。つまり晴はもう終わったということね。
ちなみに、写真左の避雷針の真ん中位にくっついてる黒いものはこれ。

朝はよくここに止まってる。
それにしても、スマホのカメラで16倍で、しかも儂の下手くそな腕でよく撮れたなと思ったw。
ぼあちゃんがいた時にはお日様が必須だったので、こういう天気だと儂もカリカリした。でも、今はレオパしかいないし、この子達は昼間は寝てるので、お日様がなくても、ま、いいか。
いや、やっぱりよくない。お日様がいないとエアコンが止められないじゃないか! またもや電気代ががががががああああああ。

そしてここからはまた面倒臭い話。

今日はらぷちゃんの二七日でもあるし、あの子の葬儀のことを書いた記事で、「あらためて書いてみようと思う」と書いたことを少し書いてみる。



2年前、ぼあちゃんを失った時は、それからほぼ1年間、涙がこぼれない日はなかった。でも今回はそこまでではない。ただ、程度の差はあるけどあの時と同じような感覚がある。
先の記事ではこんなことを書いた。
ぼあちゃんが亡くなった時には心にぽっかり穴が開いた感じから始まり、時間が経つにつれて体の一部をもがれたような感覚になったけど、今はそれに準じた感じ
時間が経つにつれて、その感覚がはっきりしてきているように思う。
さらに、情緒不安定ということも同じかも。これについてはむしろ今の方が振れ幅が大きいかもしれない。でもこれは、ぼあちゃんが亡くなってからずっとそうだったのが、らぷちゃんの件でさらに増幅されたということかもしれない。

この2年弱の間に、ぼあちゃん、むくちゃん、オリハちゃん、そしてらぷちゃんと、4人(4トカゲ)が亡くなった。もちろん、その時々は悲しかったし精神的に堪えたけど、ちょっと客観的に振り返ると、それぞれの時で、悲しみや心の傷、あるいは喪失感といったものの程度や種類が違うように思う。
一番衝撃が大きかったのはもちろんぼあちゃん。ぼあちゃんを失った後、自分の体に変調を来たしたし、自分の気持ちがどうしようもなくて、このブログにも何度も何度もわけのわからないことを書いた。正真正銘のペットロス。そしてこれは過去形じゃなくて、多分今でもそう。

ペットロスに陥りやすい人のことを書いてるこの記事の中に、こんなことが書いてあった。
ペットの生前、自分の生活や趣味、人間関係よりもペットと過ごす時間を何よりも大切にしていた場合、自分の全てを注いでいたペットの死を受け入れられないケースが多いです。
まるで自分の人生のように深い愛情やお世話に心血注いでいたペットがいなくなり、強い喪失感や孤独感に襲われます。そのため大きな悲しみはもちろん、何もする気が起きないといった無気力状態に陥ってしまう人も多いです。
ぼあちゃんはまさにこれだった。なにしろ、ぼあちゃんのことを優先して、2019年にマリノスが15年ぶりの優勝を決めた試合に行かなかった位だから。
この時の記事には「うちの子達を残していけなかった」と複数形で書いてるんだけど、本当に残して行けなかったのはぼあちゃん。


そのぼあちゃんの次に、亡くなって堪えたのがらぷちゃんだった。
じゃあ他の子達はどうだったんだろうと思い、あの子達が亡くなったことの衝撃や影響の大きさをできるだけ客観的に考えてみたら、

ぼあちゃん>>・・・>>らぷちゃん>むくちゃん>オリハちゃん

と、こんな感じだった。
これって、どうしてなのかなと考えた。確かにぼあちゃんは別格だったと思うけど、らぷちゃん、むくちゃん、オリハちゃんへの愛情はそれほど変わらなかったと思う。ただ、やっぱりそれぞれに対する思いの深さのようものが違っていたのかなと、ちょっと思った。
もちろん、みんな同じように大事な家族で、意識して差別してわけじゃない。それでも、よく考えてみるとやっぱり違っていたのかもと思える節がある。

オリハちゃんが亡くなった時も、もちろんとても悲しかった。ただ、1ヵ月もの間発作をおこし続けたのに何もしてやれず、こちらももう見ていられなかった。それもあって、亡くなった時にはホッとした気持ちになったことも確か。
あの子は突然自分から我が家にやって来た。まったく予期していなかったこと。せっかく我が家に来てくれたので、余計に大切に思っていたことも嘘じゃない。ただ、元々野生の子だったので、できるだけ構わないようにしていた。だからあの子と触れ合うこともほとんどなかった。
今にして思うと、これらのことが重なって、儂の心のどこかでは、オリハちゃんに対する気持ちが、レオパ達とは少し違うものになっていたのかなと思った。


むくちゃんはムスメが初めて家族としてお迎えした爬虫類。次にきょちゃんをお迎えするまでの1年間は一人っ子状態だった。儂はレオパのことなんかまるで知らなかったけど、とっても可愛くて夜になるとよく遊んだ。健康診断にも連れて行ったし、調子を落すとかなり心配もした。
そのむくちゃんが亡くなったのは、ぼあちゃんが亡くなった2ヵ月半後。
以下は、むくちゃんが亡くなった時の記事に書いたこと。
ここ半年位、あまり姿を見せなくなって、少し食欲も落ちて来てるかなと思っていました。でも、あの子は以前にも何回か長期の引きこもりと拒食があって、その時は1ヵ月位食べないこともありましたから、そこまで心配はしていませんでした。
おかしいかなと思い始めのは、5月の中旬位に脱皮が始まり、それがなかなか終わらなかった時からです。我が家のレオパ達は、大人になってからはみなすんなり脱皮するようになって、むくちゃんも例外ではありませんでした。
それが、1週間経ってもちゃんと終わらず、ママに手伝ってもらってなんとか剥けたという状態でした。それでもその翌日にコオロギを2匹食べ、もう大丈夫かなと思ったら、それを最後に、ご飯にまったく興味を示さなくなってしまいました。
でも、ケージから出してやると、わりと歩き回ったりしていましたし、昨日も、少なくとも亡くなる2時間位まではケージの中で場所を変えていました。
ぼあちゃんの時は「今日明日だろうな・・・」とわかったのですが、むくちゃんは、今日か明日には病院に連れて行けば大丈夫かなと思っていた位で、そこまでの感じではなかったので、こんなに急に亡くなってしまうとは、思ってもいませんでした。
そしてこれはむくちゃんの一周忌の時に書いたこと。
もしあの時、ぼあちゃんがなんでもなかったら、もしかしたらもっと早くむくちゃんを病院に連れて行っていたかもしれない。そしてむくちゃんは今も我が家にいたかもしれない。少なくとも儂は、ぼあちゃんが亡くなったことで頭も気持ちも一杯一杯で、むくちゃんにまで気が回ってなかったと思う。
そういう意味では、むくちゃんには本当に申し訳ないことをした。いや、それ以前に、儂があまりにも「ぼあちゃん、ぼあちゃん」で、むくちゃんを初めレオパ達のことが疎かになっていたことは紛れもない事実。
そして、むくちゃんは、寿命と言われている年数の半分位しか生きられなかった。この事実が思った以上に重くのしかかってるなとも感じる。
儂、やっぱり主失格なんだよね。
今、きょろちゃん、しおちゃん、らぷちゃんのことをこれまで以上に気にかけているのは、むくちゃんへの罪滅ぼしの気持ちもある。同じことは前にも書いた。特に「『このままじゃダメよ~』って、身をもって儂に教えてくれた 」ということ、これ、時が経てば経つほどそう思えてならない。
これを読んで、むくちゃんが亡くなった時に今回ほどの気持ちにならなかったのは、もしかしたら、ぼあちゃんのことで一杯一杯で、それ以上悲しみを受け入れる余裕がなかったのか、あるいは、無意識で拒絶したかったのか、そんなことを思った。でも、正直、自分でもよくわからない。
なんにしても、やっぱりむくちゃんには申し訳ないことをした。


それともう一つ。

以前にもちょっと書いたことがあるんだけど、我が家のレオパのうち、むくちゃん、きょろちゃん、しおちゃんは元々ムスメが自分の家族としてお迎えした子達。そして、ムスメが結婚した時には一緒に引っ越して、しばらくはムスメが自分の家で世話をしていた。でもその後、えびへーをお迎えしたり拠無いないことがあったりして、レオパ達をうちで預かってた。そしていつの間にか、むくちゃんもきょろちゃんもしおちゃんも我が家の家族になっていた。
一方、らぷちゃんは、ムスメが結婚してわりとすぐに「みんないなくなっちゃて淋しいでしょ? だからこの子プレゼント」と言って、我が家に連れて来た子。だから、実は我が家の家族として最初にやって来たのはらぷちゃんだった。もちろん、ぼあちゃんが我が家の家族になる前の話。儂らと我が家のレオパ達との関係はこういった次第。
だから、らぷちゃん以外の子達は、最初のうちは我が家の家族ではなく、あくまでもムスメの家族だったんだよね。もちろんそんなこと意識してたわけじゃない。ただ、今振り返ってみると、儂がぼあちゃんに次いで気にかけていたのはらぷちゃんだったのかも。

長々としょうもないことを書いた。こういう場所で自分の今の気持ちを正直に書いて、むくちゃん、オリハちゃん、そしてらぷちゃんに謝りたかった。
これ、まさに
という心境かな。

ぼあちゃんの一周忌の少し前にも、内容は違うけど同じような種類の話を書いた。結局、儂は未だにいろんなことを引きずり続けてるということなんだろう。

今は、きょろちゃんとしおちゃんに愛情を一杯注いでる。だから、いつかは訪れるお別れの時に、儂の気持ちがまたどうなるか、どう変わっているか、心配であると同時にちょっと楽しみでもある。




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8 コメント

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Unknown (華ママ)
2024-02-17 17:10:11
こんにちは!

パパさんはこの2年の間に、ぼあちゃん、むくちゃん、オリハちゃん、らぷちゃん…悲しいお別れが続いてしまったんですね。
以前、命がなくなるというのは不幸なことでもなんでもなく当たり前のことで、でも分かってはいても、なかなかそれを受け入れられないって仰ってましたよね。
本当にその通りだと思うんです。色々と後悔はあると思いますが、パパさんはもう十分、自分を責め続けてきたと思うので、もういいのではないでしょうか。
まだ1年位のお付き合いですが、はちゅさんたち皆にたくさんの愛情を注いでいるパパさんのこと、いつも凄いなって思って見ています。
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>華ママさん (Tristan)
2024-02-17 19:53:44
面倒臭い話を読んでいただいてコメントまでいただいてありがとうございます。

やっぱりちょっと続きすぎました。
それと、一番受け入れられていないのは、みんないわゆる寿命というところまで生きられなかったということなんですよね。
亡くなった時が寿命だということはよくわかっています。
それでも、なんで揃いも揃ってみんなそうなの?って思ってしまいます。

自分では自分を責めてるとは思っていないですし、年がら年中こんな感じでもないんです。
ただ、記事にも書いたように、気持ちのアップダウンがなんの前触れもなく起きて、ダウンするといろいろと考えてしまうんですよね。
まあ、やっぱりすべての始まりはぼあちゃんを失ったことかなと思います。

ご心配いただいてありがとうございます。
今少しこんな感じが続くかなと、自分では思っています。
でも、華ちゃんや桃ちゃんやニノさんもそうですし、こういうカワイイ子達の写真を見たり記事を読むと元気をもらえるんです(*^^)v
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Unknown (ninomiki)
2024-02-17 21:39:57
こんばんは☆
パパさんは文章に綴る事で自分の気持ちをほどいて考えて…という作業をしている感じでしょうか、そこはやっぱり研究者なのかな~と思いました(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)読んだ印象ですが…。
私は文章に綴る事で、考えたり反省したり発見したり…気持ちと脳みそを整理してる感じです。
私も今ニノさんに全捧げしてる状態なので、その時が来た時…あぶないなぁ…(^_^;)
どうなるかわかりませんが…
それまで精一杯やるだけですけどね(;´∀`)
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>ninomikiさん (Tristan)
2024-02-18 09:46:54
華ママさんにも書きましたが、また面倒臭い話ですみません。

そうですね~、研究者かどうかはわかりませんがw、文章にするために考えてるだけで、いろいろ気づきがあったり整理されてくるのは確かですね。
多分、ninomikiさんと同じような感じですね。

何をどうやっても何かしらの悔いは必ず残ると思いますけど、それは仕方がないことなんだろうなと思います。
その時その時は最善だと思ってやってますからね。
ただ、頭でわかっていても気持ちがついていかない。
それどころか、逆方向に行こうとしますからねw。
そういうのが時々困っちゃうんですよね。

ニノさんはまだまだ時間があるから大丈夫ですよ~。
ないとダメです(^^;
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Unknown (ケイエス)
2024-02-18 09:51:55
愛する家族ですもん。失った悲しみは計り知れないです。
自分の体の一部を無くしたようなとか、心に穴が開いたようなっていう表現が
こんなにもリアルに感じられるのってまさに愛するものを無くしたときの気持ちですよね。

私はとにかく、出会えたことと、同じ時間を一緒に生きることができたことに感謝するようにしてますね。。。
この短い人生の中で、会えて本当に良かったと。

話がちょっとずれますが、爬虫類のあの手が可愛い:)ちゃんとしっかり5本指なんですよね💗
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>ケイエスさん (Tristan)
2024-02-18 15:01:52
ありがとうございます。
自分の体や心の一部が無くなった感じという表現がビックリするくらいピッタリなんですよね。
まあ記事にも書きましたけど、やっぱりぼあちゃんは溺愛が過ぎたんだろうなと思います(;'∀')
でも、それはそれで良かったんですけど、それもあの子があの歳で早く亡くなった原因の一つになったのかもというのがずっと引っ掛かっているんです。
爬虫類なので、やっぱり過干渉はダメなんです。
そこが哺乳類とは違うんですよねえ。

>出会えたことと、同じ時間を一緒に生きることができたことに感謝するようにしてますね。。。
>この短い人生の中で、会えて本当に良かったと。
私もまったく同じです。

トカゲは基本的にみんな指が5本なんですよね~。
でも、フトアゴの指は哺乳類では考えられないくらい自由自在に動くんです。
初めて見た時は、絶対に骨折してると思いました(^▽^;)
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Unknown (団長)
2024-02-20 12:16:05
👣だけぇ~😄
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>団長 (Tristan)
2024-02-20 19:05:18
読んでくれてありがとうw。
ところで、前の2つのコメント、タイトルに団長宛って書くの忘れた、ゴメン(^^;
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