ピアノサロンAko♪<ピアノ練習室>グランドピアノで練習できます ■仕事等の都合により一時休止中(再開時期は未定)

ピアノの練習場所に困っていませんか?
<ピアノ練習室>グランドピアノで練習できます♪
【一時休止中】

ピアノのお部屋について -その4-

2008-06-16 09:40:24 | ピアノ室について
ピアノサロンAko
すっかり蒸し暑くなってきました。 もうこの時期になるとエアコンは必須です。
これから蒸し暑い夏かと思うとちょっと憂鬱になってしまいます。

最後はエアコンのお話しです。 エアコン? どうでもいいんじゃないの? と思われる方もいるかもしれませんが、このエアコンの位置を誤ると直接エアコンの風が人に当たって冬はカラカラで夏は寒~いなんてことになります。 私がピアノ始めたころ利用していた部屋は結構広いんですけど、天井のエアコンの風がもろに当たるんですよ。 だから夏は上着がないと寒~く、反対に冬は肌も喉もカラカラになってたいへんでした。
この経験から、まずエアコンの風が直接人に当たらないこと、次にピアノにも直接当たらないこと。 この二つが条件です。 ピアノにも? って思われるかもしれませんが、ピアノは木で出来ています。 温度や湿気に敏感な楽器です。 そこにカラカラに乾いた温風や冷風が直接あたったらどうなるでしょうか? 極端な温度・湿度の変動はピアノにも決してよくありません。 音も狂ってきます。 ですから、ピアノの設置場所を決めたらエアコンの位置や風の向きを今一度チェックしてみてはどうでしょうか。 案外忘れがちなように思います。 ピアノサロンAkoではもちろん狭い空間ながらもこの条件を満たしています。 同じ練習するなら快適な方がいいですから。
ピアノ室についていろいろお話ししてきましたが、ほんとうにいろいろなことが関係してきます。 しかもやり直しが難しく費用も大変です。 将来は、自分専用の部屋にピアノを置きたい。でも今は・・・。 短期間でも快適な空間でピアノ練習をしたいという方、ぜひピアノサロンAkoをご利用ください。 時間や条件は出来る限り希望に添うよう調整させて頂きます。

ピアノのお部屋について -その3-

2008-06-12 17:44:33 | ピアノ室について
ピアノサロンAko
ピアノのお部屋について今度は換気についてお話しします。
ピアノ室に限らず防音室といえば密閉されてます。 ドアもパッキンで隙間はありません。窓も二重で密閉されているため部屋の換気は換気扇だけとなります。 一般の換気扇は排気だけですが、防音室には吸気と排気の両方が必要です。 排気した分だけ外から取り入れないと窒息してしまいます。 そして、空気が出入りするとそこからどうしても音が漏れます。 これも仕方がないことですが、いかに音漏れを少なくするかが重要です。 お隣さんの側は避け、出来るだけ道路側にするのが良いのですが、排気だけでなく吸気も行うので、車の排気ガスが入ってきて失敗したなんてことがあると大変です。 また、人の頭の上に換気扇があると羽根の回転音が耳障りになることもあります。 これもピアノの位置を決定する時によく検討すべき問題だと思います。
グランドピアノを置くのはほんとうに大変です。 しかも失敗のないようにとなるとどうしても専門家の手助けが必要になる場合もあります。 グランドピアノはただ買えば良いだけではありません。 いろんな要素を考慮してやっと練習できる環境が整います。 もちろん、費用も予算の範囲内という厳しい条件もついてきます。
グランドピアノをとお考えの方、業者まかせにせず、ぜひご自分でチェックされることお勧めします。

ピアノのお部屋について -その2-

2008-06-09 21:04:46 | ピアノ室について
ピアノサロンAko
前回の続きのピアノのお部屋についてですが、今回は照明についてお話しします。
ピアノを所有されている方で照明について事前に考えられた方はおられるでしょうか?
私も設計をお願いした建築士さんが提示した図面は部屋の真ん中に大きな蛍光灯の照明があるだけでした。 大きなホールと違い一般の住宅では天井までの高さがそんなに高くありません。従って、出来るだけ鍵盤の上に照明がくるようにしないと手元が暗くなって役に立ちません。 これがピアノ室の特殊な部分のひとつです。 そこで、工事前に部屋のどの位置にピアノを置くのか、鍵盤の位置を特定しないといけません。 そして、どんな照明がいいのかも重要だと思います。 ピアノを演奏する場合、昼間は窓からの光だけだったり、白く明るい蛍光灯の照明の下での演奏だったり、また、ちょっとムードのある場所では電球のちょっと黄色い照明の下での演奏だったりとさまざまだと思います。 こういった事も慣れてしまえば全く問題ありませんが、最初は、出来るだけ本番に近い環境で練習する方が良いのではないかと思います。 こういったことも事前に調べておけばいいのですが、実際にピアノを置いてから「あれぇ? 手元が暗い・見にくい」なんてことになると大変です。
ピアノサロンAkoでは、白い蛍光灯の照明に加え、電球の照明をプラスしてどちらか又は両方をミックスして手元の環境も本番にあわせて調整できるようにしています。 また調光式も採用して部屋の明るさも調整できるようにしています。
曲に合わせて照明を変えるだけでも気分が変わってきます。
たかが照明ですが、音楽にとっては重要な要素のひとつではないでしょうか。
  

ピアノのお部屋について -その1-

2008-06-06 21:41:35 | ピアノ室について
ピアノサロンAko
だんだんと蒸し暑くなってきました。初夏の訪れです。 初夏といえば、明日はここ赤穂市のとなり相生市で”ペーロン祭の前夜祭”の花火があります。 一足早く夏気分ですが、今年は行けません。 このピアノサロンAkoは夜9時までにしているため、ちょうど花火終了時間が9時なんです。 さっきも宴会の誘いのTELがあったげと残念ですけどとお断りしました。 ん~、ちょっとつらい。 でもピアノサロンの方が大事だし、今年はあきらめました。

さてさて今日は、ピアノを置く部屋についてです。
みなさん、ピアノ選びをされる時どういう事を考えますでしょうか?
弾いてみて気に入ったもの、価格が高いもの・安いもの、お店の人に勧められてなど、いろいろあると思うのですが、以外とお部屋について考えられていない場合が多いのではないでしょうか?
試弾したときは良かったと思って、いざ部屋に置くとちょっと違うなあ?と思われたことはありませんか? ふたを全開にすると響きすぎてダメだったとか、長時間弾くと耳が疲れるなんてことはありませんか? 同じピアノでも、実はピアノを置く部屋の形・広さや壁や天井・床の材質などによって音は大きく変わってきます。 大きな音楽ホールはそれぞれ特徴のある音響設計をしていますが、個人の部屋はどうでしょうか? せっかく高価なグランドピアノを購入してもそれを生かし気持ちよく弾くには部屋作りも大切なのではないかと思います。 たいていの場合、家とピアノとでは家が先でピアノが後になる場合が多いのも原因かもしれません。 特にあまり大きくない部屋をピアノ室にするとなると、いかに吸音するかが重要になる場合もあります。
遮音防音にばかり目がいってしまいがちですが、「音」に関しての検討がもれてはいないでしょうか。 そして、一旦グランドピアノを置いてしまうと後からリフォーム工事するのはたいへん難しいです。 グランドピアノをとお考えの方、ぜひ「音」についても検討されてはいかがでしょうか。
ちなみに、ピアノサロンAkoのお部屋は天井・壁のクロスは吸音素材にしましたが、床は逆に音が響くようフローリングにしています。 残響もちょうどよいくらいで2~3時間弾き続けても耳はほとんど疲れません。 ピアノのお部屋をご覧になるだけでも結構です。 グランドピアノ用のお部屋をとお考えの方、ぜひご覧ください。
次回は、ピアノ室の照明についてお話しします。