梅雨真っ只中のこの時期、除湿器はフル稼働してます。
小さなタンクはすぐに一杯になりますが、それでも、ピアノ室の湿度はなかなか下がりません。 ピアノにとって過酷な季節です。
最近、これでもかというくらい電気や発電所のニュースを新聞等で見かけます。
つい最近まで、電気を使え使えとPRしていたかと思うと、今度は電気を節約をと。
いったい何を言っているのか? さっぱり分からなくなってきました。
そういえばオール電化の広告もほとんど見かけなくなった気がします。
確かに電気製品は便利になったけど、ちょっと過剰な気もします。
そもそも、熱エネルギーから蒸気を作りタービンを回し発電し、それを電気製品でまた熱に変えるなんて、単純に考えても非効率では?
あまりニュースには話題にならないけど、遠方から電気を送るのには、かなりの送電ロスや変電ロスがあって消費地に届くまでに何割か無くなっているというのを昔聞いたことを思い出しました。
そのために送電ロスの少ない超伝導の電線の開発にしのぎを削っているのだと。
本来は消費地近くで発電するのが一番いいと。
そして、学生時代にこんな話しを聞いた記憶が…。
20年以上前の話しですが、「あと50年ほどすると電気はその場所場所(例えば家庭など)で必要な分だけ発電してまかない発電所と電線や電柱がいらなくなる時代がくる」と、たしか電力会社の人の話だったと記憶しています。
たぶん燃料電池がもっと進化するとの予測だったと思います。
先日、相生湾にある火力発電所の横を通り過ぎながら、
「昔はこんな大きな発電所で電気を発電していたんだよ」 といわれる時代が近い将来くるのかと想像してしまいましたが…?